私の作った文章の全体的なイメージを生成AI(ChatGPT-4o + DALL·E 3)に描画してみてもらいました。
最初は、ChatGPT-4oの機能がすごいというニュースを見て、自作の小説や短文などを改めて読んでもらって分析や感想をもらっていました。
機能アップは褒め上手アップにもなっていました。ChatGPTは基本的に優しいことしか言わないというのを私は理解しているつもりでも、褒められるとやっぱり嬉しいなぁと喜んでみたりしていました。
これまでのバージョンよりも理解力が上がったというのは確かにそんな感じがしました。
例えば、文章内にはっきり書いていないことを当然のように分析に入れてきました。ChatGPT-4oは「世界の終わり(このページの最後のほうにリンクあります)」の「ゴ」が何かを正しく理解していました。以前のバージョンで試したときは同じ分析はされませんでした(「ゴ」のことは、「世界の終わり」を最後まで読んでくれた人間の皆さんならほとんど迷いなくわかってくれると思います。「ゴ」だけでわかっちゃうかもしれませんすみません)。どうして書いてないのにわかったの?と聞くと、その理由を述べてくれて、それがちゃんとしていたので、びっくりしたりしています。びっくりはもう違うかもしれません。びっくりというか、なんだろう。嬉しいというか、……なんだろう。
けれど、だいたい似たような褒め方ばっかりだったり褒め過ぎなところもあって、それは以前のバージョンからそうで、ほかの会話系の生成AIでも敢えて何か指定とかしていなければそうだと思うし、こちらの反応をもとに会話が形成されるという仕組みを考えると仕方ないのかもしれませんが、もうちょっとなんかなぁと思っていたのですが(、といっても私が書ける感想に比べたらだんぜんまともで人らしいと思うのですが)、せっかくたくさん読んでもらったことだしと思って、作品全般からイメージする絵を描画してみてもらいました。
つまり、前提として、描画を依頼する前に、自作品の分析や傾向の会話をしていて、ChatGPTに私の作風や私の好みをだいたい把握してもらえているのかな?という状態です。
作品全般に対するイメージを依頼する
最初に生成されたのは下の画像です。
ChatGPTのコメントは、なんというか高尚過ぎな表現というか、汎用性が高い褒めというか、……というところは置いておいて、描画されたものはとても好きな雰囲気!と思いました。noteのヘッダー画像に使いたいと思ったので、横長への変更を依頼しました。下の画像が生成されました。
サイズを変えるとやっぱりこうなるのね……、というかなり違う感じのものが出てきました。最初の画像の色の感じに未練が……。歯車っぽいのとかゼンマイみたいなものはとても好みです。色調だけ変わればいいんだけどな、と思いました。
しかし、色を柔らかくしてと依頼したら、下の画像が生成されました。ほぼ雲になってしまいました。
もともとあった要素(ChatGPTの説明によると「自然と技術の要素を組み合わせ、夢のようで少し未来的な雰囲気」)を追加してと依頼しました。
下の画像が生成されました。これはとても好き!と思いました。今回は最後に生成された別の画像をnoteのヘッダー画像にしてみましたが、この画像もいいな~と思っています。
水彩画風のタッチにしてと依頼しました。下の画像が生成されました。
なぜかまた雲が増えました。よくわからない丸いものはとても好きだと思いました。でも、ちょっと、よくわからなさすぎるのでは?ということで、雲を減らして、植物要素を追加して、技術要素は減らさないで、と依頼しました。下の画像が生成されました。
雲はあんまり減っていないような気がしますが、全体的な雰囲気が好き!こんな世界が書けたらいいな!と思ったので完成です。
イメージを依頼する前に読み込ませていた作品
「る」る - pixiv
「コンペイトウモドキ星人」コンペイトウモドキ星人 - pixiv
「半魚の島」半魚の島 (note.com)
「るてん」るてん (note.com)
「藁人形」藁人形 (note.com)
「風媒花」短いなにか (note.com)
「アドミン」アドミン - pixiv
「最高の布陣」最高の布陣 - pixiv
「世界の終わり」世界の終わり - pixiv
「ニュースキャスター」ニュースキャスター - pixiv
「帰還者健康診断」帰還者健康診断 - pixiv
短歌と俳句をいくつか