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2024.1.15
今日やったこと
パディントンを途中まで観る
小説を約900文字ほど書く
今日遣ったお金:2,677円(25,108円/月)
記録
ぽんぽこちゃんとピーナッツくんのイギリス旅行の動画を観て、海外旅行熱が高まっている。エジプト、トルコ、チリには行ってみたい。ピラミット、カッパドキアの地下都市、マチュピチュを見たいからだ。
大学の卒業旅行でロンドンには一週間ほど滞在したことがある。すべての建物が大きくて驚いた。東京とかの「高い」建物とは違う。「大きい」のだ。扉も。窓も。柱も。日本人よりイギリス人の方が背が高いからだろうか? と思ったが、その尺度だとイギリス人の身長は3メートルくらいないとおかしい。私は小人になった気持ちで街を歩いた。あと、どこを切り取っても絵になるほど町が美しい。ただ、散歩するだけでも楽しい。
ぽんぽこちゃんやピーナッツくんが色んな場所に行っているのを見て、また行きたいなと思った。というのも、私と友達はナショナルギャラリーで一日過ごし、大英博物館に至っては二日を要した。もう隅から隅までしっかり見た。大英博物館は、無料だからか、老若男女色んな年齢層の人たちがワイワイガヤガヤ過ごしていて驚いた。普通の顔をして地べたに座っている人もいた。展示物が大きいせいか特に囲いもなくドーンと歴史的遺物が並んでいるなかを子ども達が走り回る。走り回る。日本の美術館と違い、監視員さんもあまりいないので誰も注意をしない。いいのか? と不安になったが、そのうち慣れた。むしろ、好ましく思えてきた。歴史や文化の門が広く開かれているのは、日本と違っていいと思う。日本は敷居が高すぎる。
大英博物館の展示物の多さは、それだけイギリスの植民地が多かったことを反映している。その凄まじさにも圧倒された。
余談が、私たちが大英博物館へ行ったタイミングで特別展で日本の浮世絵が展示されていた。本館はそれほど混雑していなかったのに、特別展の階乗はすごい人だった。日本の浮世絵、大人気! 日本だったら、ぽつぽつしか人がいない江戸東京博物館でゆっくり見られるのに。その差も面白かった。
ぽんぽこちゃんたちが「美味しい、美味しい」とイギリスの食事を楽しんでいるのを見て、イギリスってそんなに美味しいものがたくさんあったのかと驚いた。私と友達は「まず過ぎる!」と戦慄した。通説は本当だったんだ。今思うとリサーチ不足だったのだが、食べるもの食べるものびっくりだった。フィッシュアンドチップスだけめちゃくちゃ美味しい(旅行中2回もフィッシュアンドチップスを食べた)。冒険野郎だったので、イギリスの日本食を食べてみようと、ビックベンの近くの日本食の屋台でテイクアウトをしたところ、塩水かと思うほどしょっぱい味噌汁と、全部食べたら病気になると思われるほどしょっぱい焼きそばを食べるハメに陥った。旅行最後の日に、ホテルでパーティーをしようとスーパーでアルコールを買ったところ、洗剤みたいな味でどうしても飲めなくて洗面台に流した。未だに、友達と会うと、この焼きそばとアルコールに関しては「なんだったんだろうね」と話題に上がる。いい思い出である。
ぽんぽこちゃんが、映画のパディントンを推しているのを観て、気になって見始めた。パディントンのあまりにもな破壊ぶりに、あの熊を好きにはなれなかったが、イギリス的なものを身に着けたくなり旅行中に買った帽子を久しぶりにかぶった。とても似合っていた。