鑑賞記録#02『君に読む物語』
こんにちは、艸香日月(くさかはる)です。
今回は、映画『君に読む物語』を鑑賞したのでその記録記事となります。
さてこの映画、私は知人にすすめられて見たのですが、なんともロマンティックな作品でした。
ストーリーは、アメリカの片田舎を舞台に、十代の少女アリ―とノアが恋に落ちるところから始まります。アリーは夏のバカンスのために田舎にやってきた都会のお嬢様、ノアは田舎で働く肉体労働者。若い二人はノアの積極的なアプローチもあり、大いに燃え上がります。
そんな若い二人の恋物語を、とあるお年寄りの男性が、同じくお年寄りの女性に向かい語って聞かせるという流れで物語は進んでいきます。
二人は一度離れ離れになるのですが、それでもお互いを想う気持ちはくすぶり続け、アリーの結婚を直前についに…(ネタバレになるので書けません)?
最後は非常にしっとりと終わっていきます。
鑑賞後の感想としては、「心温まる作品だったなあ」でした。語彙力がなくてすみません。
しかし。
私はノートパソコンで鑑賞したのですが、モニターの中の若い二人が熱いのなんのって。舞台がアメリカというのもあるのでしょうが、もうキスしまくりです。見ていて恥ずかしくなっちゃいました。
でも、決して勢いだけの二人ではないところがミソ。
ちゃんとしっとりとしたシーンも用意されています。
王道中の王道の恋愛映画といえばそれまでなのですが、この映画を好きだという人は、まっとうに人を愛せる人なのだと思います(そんな人に愛される人は幸せだと思います)。
私は作家という職業柄、どうしても「見せ方」などに気が行ってしまい、そこまでどっぷりと二人に感情移入することはできませんでしたが、なにはともあれ恋愛映画には珍しく、適度な泥臭さのある「美しすぎない」等身大に近い映画でした。
万人受けする映画だと思います。
おぬぬめ。