世にも珍しい『箔』を使ったロール付箋づくり ~ひらめき編~
こんにちは。クルツジャパンのタナカです。note開始記念すべき第1回目は、『箔押しロール付箋』についてです。
実は、クルツジャパンの創業は1971年でして、なんと今年50周年を迎えました。アリガトウゴザイマス<(_ _)>
コロナ禍で周年式典的なことはできなくなった中でも、お客様へこれまでの感謝を伝えるノベルティを考えよう!ということで立ち上げた社内プロジェクトチーム。そうなると私、俄然ヤル気になるタイプで、アイデアをメモメモ( ..)φ こんな時代だからこそ、箔のキラキラ✨で少しでも明るい気持ちになれるようなものができるといいなぁ、という思いでノベルティを考えました。今日は、50周年記念ノベルティで作成したうちのひとつ、『箔押しロール付箋』をご紹介いたします。
まず、最初に取りかかったこと。
それは、社内アンケート。
誰にどんなものをお渡ししたいか、これまでにもらってうれしかったノベルティ、逆に困ったモノ、などなど。その集計データをもとにPJチーム内で話し合い、最終的には自分たちがもらってうれしいもの、を目指そう!ということでPJを進めていきました。
ノベルティを作る上で、軸として3つのキーワードを設定しました。
1. 私たちの扱う製品である『箔/箔押し』
2. クルツ本社がある『ドイツ』
3. カンパニースローガンの『making every product unique』
この3つの要素のうち、必ず1つの要素を入れることにしました。
また、ノベルティを考える上でこだわりたい点としては、
• 実用的であること
• もらった人が困らないもの
• 使いたいと思えるデザインであること
• 箔メーカーを連想できるもの
• ユニークである、ウィットに富んだもの
を念頭に置いてアイデアを出していきました。
とある日、会社のデモ室でサンプル準備していた時に。。。
ひらめき💡ました。
こちら、弊社のデモ室。
箔って、こんな風にロール状になっているんですよ☝
「普段使えるもので、この箔のロール形状をうまく組み合わせることはできないだろうか・・」と考えたときに、ロール状の付箋と箔を組み合わせれば、みなさんに日常の中で使ってもらえるのでは?!とひらめきました。
普段、サンプルに貼り付けたりするのにこういうタイプ↓の付箋をよく使うのですが
みなさんは、ロール状の付箋もあることをご存じでしたか?
そのロールの形状を活かして、『箔』に見立ててみよう!というのがこの箔押しロール付箋を作ったきっかけです。
市場では、いろんなカラーやデザインの付箋がありますが、箔押しデザインされた付箋は見たことがなかったので、実現できるか不安でしたが、まずは付箋加工してくれる会社さん探しからスタート。💻🔎
そして、見つけました‼(これぞ、『箔・コネクション』。箔を通じてつながる第一歩!)
こちらで考えている量(ロット)で、やるよ!と快く言ってくださった某印刷会社さん。印刷データ(印刷レイアウト)の作り方や箔版データのことなどの打ち合わせをして、見積を頂き、「実現できそうだ!」となったのが、6月頃でした。
続きは次回。
いよいよデザインに取りかかります。