レトロ印刷JAMのワークスペースでテキスタイル箔押し体験してきました。
こんにちは、クルツジャパンのタナカです。
先日、大阪の中津にあるレトロ印刷JAMさんへお邪魔して布地への箔押し体験をしてまいりました。紙へのホットスタンプは会社のデモ機でできますが、テキスタイルの箔押しは実は初体験!とっても楽しかったのですが、なかなか難しく、失敗も含めレポートいたします。
『「遊ぶ」って、おもしろい。』をスローガンに掲げるレトロ印刷JAM。ワークスペースには、Tシャツやトートバッグなどたくさんの無地素材やインクが所狭しと並べてあります。サコッシュやTシャツをいくつかチョイス。そして、箔を転写するための接着剤(ホットバインダー)も購入。
転写箔は、なんとクルツ箔を置いていただいていました!(人''▽`)ありがとうございます☆
デザインデータは、その場でデジタルシルクスクリーン製版をしてもらえます。クルツのスローガン"MAKING EVERY PRODUCT UNIQUE"を文字抜きベタと文字転写の2種類で製版してもらいました。
まずは、『SURIMACCA(スリマッカ)』の組み立てから。SURIMACCAとは、JAMオリジナルのシルクスクリーンフレームで、ブロックのようにつなぎ合わせて作ります。隙間ができないようにしっかり組み立て。製版したスクリーンをフレームの溝にしっかりとはめ込んでいきます。
完成したこのシルクスクリーンフレームを使って、接着剤を塗っていきます。この作業の良し悪しが後々の箔押しの出来栄えに大きく影響します。。。
隅の方に接着剤が固まっているのはご愛敬。これをよ~く乾かします。
次は、150度程に温度を上げたアイロンプレスで箔を転写します。熱で接着剤を活性化させ、挟む力(プレス)で定着させます。転写後は、よく冷ましてから箔をめくると布に箔が転写されます。
遠目で見るとよさげですが、あまりうまく転写しませんでした。布地(目地が粗い?)との相性、接着剤が均一に塗れていない、プレスの入り方が均一ではない、などの原因が考えられそうです。次回は、もう少し小さいデザインでやるべきだなぁと学びました。
育児休暇中の同僚のBabyちゃんに箔プリントTシャツをプレゼントしたかったのですが、こんな出来栄えに💦
敢えてのグラデーション、と説明するか…な。
東京にもワークスペースがあるようなので、普段テキスタイル箔を担当しているスタッフを誘ってリベンジしたいと思います💪
自分の好きなデザインをいろんな方法で簡単に布地や紙にプリント体験できるので、みなさんもぜひ一度体験してみてください。