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久瑠あさ美先生のトレーニングにおいて、「透明」という言葉は一つの大切なキーワードです。その、目には見えない透明な価値について、今日は語ってみたいと思います。

【マインドの法則】を直に学べる場として、毎月開催している【マインド塾】は、スタートして20年、参加者述べ10万人の歴史があります。

その特別な空間での学びから、”「学ぶ」とは何か” を学ぶ『「マインド塾」補講〜学び×学ぶ〜』を、塾の翌週に開催させていただくことになり、先日3回目を終えました。

そのためのミーティングで、先生と打ち合わせをさせていただくことがあるのですが、そのときに先生から伝えられる言葉たちが、なんともスゴイ働きかけをしてくれていることに気がついたのです。
その言葉の効果を例えるならば、まるで病院で処方してもらう薬のように、それぞれが必要な場所に届いた瞬間に溶け出していく・・。

直後から効きはじめるもの、胃に届いた瞬間に溶け出すもの、腸まで届かせたいものはカプセルで守られた状態で運ばれ、ベストタイミングで効果を発動してくれるのです。
先生のトレーニングを受けたことがある方々は、それを「言葉のタイムカプセル」のようだ、と感じるそうです。

渡されたその瞬間というのは、まだその言葉が指している本当の価値がわかっていない状態です。
先生の言葉は心にスーッと入ってくるので、つんのめることもなくリラックスして聞くことができます。それがゆえに、ミーティングが終わった後の印象は、「先生と会話をした」という感覚が在るだけです。
何かすごいことを言われたとか、必ず意識するべきことを念押しされたという感覚もないまま、当日を迎えます。

けれど、スゴイのが、ここからです。
先生からミーティングで話していただいていたことが、当日の”まさにその瞬間”を迎えると、それまでひっそりと蕾の状態だったものが一瞬で開花し、気付かぬ間に私を動かしているのです。
その瞬間がやってくるまで、言葉たちが今かいまかと出番を待ち構えていたかのように・・。

けれどこの発見は、すぐに自覚ができるものではありません。
「あのとき、私だけれど私じゃない”もう一人の自分”が現れて、何かすごいことをやってのけてくれた」と、後から振り返ってはじめて、気づくことができる気づきなのです。

つまり、その時の自分が無意識のうちにやってのけてしまっている、ということだと思います。「こうしよう!」と意識して行動しているのではなく、あまりにも自然とベクトルが定まり、自分という存在が一丸となって光の方へと向かっていく感じです。

この「一丸となって」という表現がしっくりきたのは、そのムーブメントのはじまりには、「こっちだよ!」と舵をとり、自分自身を導くリーダーとしての自分が確かに存在しており、曖昧な自分、迷っている自分、どこか自分勝手に行動したい自分、さまざまな階層に同時に存在する”自分たち”が、リーダーの力強い意志に賛同し、1つのビジョンに向かって一斉に動き出した感覚があったから・・。

自らの中にパワフルなリーダーがナチュラルに生まれてしまうのは、久瑠あさ美先生のトレーニングが、潜在意識に直接アクセスするものだからこそ、できることです。

一方で、「あのとき、もっとこうしていればよかったのではないか」「あの瞬間の判断は、ベストではなかったのではないか」と、課題となる場面が明確に浮かび上がってくることも驚きです。
それは「大体あのあたりで・・」という曖昧なものではなく、「あ、あの瞬間だ!」と「点」で捉えることができてしまうほど、感度が深く精度も高い。

それは、先生が過去と現在と未来に在る、目には見えない情報を桁違いにインプットされており、この先私に起こりうることの本質を見抜き、先回りして潜在意識に届けてくださっているからではないだろうかと思います。

たとえ、リアルタイムで反応できなかったことがあったとしても、自身の行動を振り返ってみることで、「先生はあの時、ちゃんと伝えてくださっていたんだ!」とハッとするのです。このようにワンテンポ、タイミングをずらして気づきが深まることもあります。

しかしこの気づきというのは、先生が事前に言葉にして届けてくださっていたからこそ、その段階で気づけているのであって、あのレクチャーがなければ、自身で振り返りを丁寧にしたとしても課題にさえ気づけなかったはずです。

なぜなら、自分が認識できていない領域への働きかけ言葉というのは、まさにその瞬間のプロセスを経て、はじめてハッと気づくことができるものだからです。
そしてその領域というのは、まったくの無自覚な部分=潜在意識の課題であるので、自分で理解できる範囲内でどれだけ考え詰めても見つけることができないものだからこそ、先生のトレーニングは唯一無二の価値を持ちます。

目に見える範囲、自分で気づくことができる範囲=顕在意識がキャッチできる領域とは全く別次元の気づきが生まれてしまうからこそ、成長の速度が段違いになる──。
もちろん誰もが、そのようになっていくのです。


先生のトレーニングが与えてくれる気づきの階層は、まだまだ深いものであって、さらに幾重にも存在するのだということをお伝えするために、もう一段深い気づきについても言及しておきたいと思います。

上記のような気づきを得たことを、先生にご報告を兼ねてお伝えさせていただくと、さらに先生からフィードバックをいただけることがあります。
すると、振り返りの段階ではまだ気づけていなかった“更なる気づき”が、生まれてくるのです。

そのタイミングで得られる気づきというのは、実は、そのときはじめて教えていただいたものではありません。
事前ミーティングですでに伝えていただいていたにも関わらず、自分がキャッチしきれていなかった情報を、もう一度、大切に伝達してもらえたような感覚です。
同じことを幾度も繰り返し言われている・・という感じ方ではなく、最初からすでにすべてが”そこ”に在ったということを知って、心が温かくなる、感謝が沸き起こる気づきになるから不思議です。

さらに言えば、これまで先生のパーソナルトレーニングで私自身にかけていただいていた言葉や、マインド塾で先生がレクチャーされていたこと、本に書かれていたこと、塾生の誰かがアウトプットしていたことなど、
その繋がりは脳内のシナプスが光の速度で結合していくように、新しい回路で次々と結ばれていきます。


潜在意識のトレーニングとは、まるで、夜空の静けさが深まるごとに、それまで見えていなかった星の光が数を増やしながら地上に届き始めるように、ドラマチックで壮大です。

想像を遥かに超えた、無限の気づきの宇宙がそこにあるんだと圧倒されつつ、今の私の目には見えていなくとも、この先にまだ美しい輝きが永遠に拡がっているのだと信じられるようになる。

その無限大のビジョンは、私の頭上だけにあるのではありません。

ひとりたりともその恩恵を受けられない人はいないのだと、また、確信が深まっていく・・・。

久瑠式トレーニングが与えてくれる透明なギフトとは、たとえ曇りの日でも雨降りでも、無限の星空は今も「在る」ということを教えてくれる、そんな自然界そのものの法則なのです。


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