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現役ヨガ講師の鎮痛剤依存脱出記③初診当日

そして迎えた初診当日。血圧のチェックと、紹介状を提出して待つ。

初診は待ち時間長めなのもイライラポイント。
人気の頭痛外来だけあって、予約してあるにもかかわらず、私と同じような初診待ちが同じ時間帯で4人くらいいた。

すごいペースで診察をしてらっしゃるのだろうな。そして、現在進行形で頭が痛いらしく、氷嚢を当てながら待っている人も隣にいた。
病院で待つって行為だけで、もはや頭痛くなるもんね、わかるわ〜

20分くらい待って、あるあるのCT撮影からのスタート。

頭痛外来経験者なら分かると思うけど、最近のCT画像データを持参しない患者は、絶対CT撮る。これが高いんだよな!7000円とかする。

そしてあるあるその2の偏頭痛チェックシート記入。

だいたい悪く書きがち

その後さらに20分くらい待って、名前を呼ばれ、ようやっと診察。

これまで飲んできた薬と、今飲んでいる薬、痛みの頻度を一通り述べると
「CTは問題なかったですが、あなたはかなり重症の慢性偏頭痛ですね。(あとで思ったけど、ここで薬物乱用のことを責めない先生だから、その後の話を素直に聞けた。言い方は大事)

全部当てはまっていた

今飲んでるSGみたいな薬って、痛みをとるわけじゃなくて、感じなくするだけなんです。

この右の作用に頼り続けたせいで…

痛みを感じなくする、っていうやりかたを続けることで、痛みを自分で治す力がなくなっていきます。

HSPならぬHSB(Highly Sensitive Brain)が爆誕!

だから、痛みを自分で治す力を復活させるために、SGは今日からやめて、痛みの発作そのものを出さなくしていく薬飲んでください。

めざすべき姿

それと、その途中で痛みが出ちゃった時用の薬は、あー、マクサルトだめでした?今、レイボーっていうどの薬でもだめだった人が効くやつ出てるんで、それ試してみてください。それでもだめならエムガルディ(1本13000円の注射)考えましょう。高いけど、1日換算スタバ一杯くらいの金額だと思えばそこまでじゃないです。じゃあ、次回までにこれ(頭痛ダイヤリー)つけてきてくださいね!」と、要約してこんな感じの内容。診察時間は10分弱くらいか。

説明用に独自で作ってるパンフレットなどもたくさんもらったけど、結局のところゴリゴリの薬物療法攻めで、うへぇ!となった。

そして後半出てきたエムガルディ、薬価がクソ高いことと効き目が凄いってことで頭痛界隈では有名だから、その名は知ってたけれど、やっぱり自分も案内対象になっちゃうか〜(←健常者にとってはどう考えてもよくない展開なのだが、なぜか自身の症状の悪さが認められたことが嬉しくなり、突然ドヤ顔の不健康マウント)

つづいて眼科の診察を受ける、が、これは結果的に頭痛には何の影響も及ぼさない視力低下と、ドライアイ診断だけであったので、割愛。

そして、出てきた処方箋を見て、私はかなり動揺することになる。

なぜならそこには…

  • トピラマート(てんかんの薬)

  • デパケン(てんかんの薬)

  • トリプタノール(うつ病の薬)

といった、メンヘラ期に見覚えのあるメンツが勢揃いしていたからである。
えー、またこれ飲むの?!?!
大丈夫なのか?!?!

私の精神薬服用歴(またの名を依存OD歴)は、あまりに昔過ぎて紹介状にも書いてないし、絶対伝わってないはずなんだけど。。。

いや伝わってないからこそ出てきちゃったパターン?!?!どうする?!
レイボーだけ飲んで、あとは飲んだふりだけにするか?!?!

と迷いに迷った挙句、私が出した結論と、その後の結果は次回ということで、乞うご期待!

   








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