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LEDに内蔵された抵抗の検証


中国から購入したLEDに内蔵された抵抗値があるかどうかを検証してみたい。

糊が剥がせるテープ

このとき抵抗の前後にパーマセルテープを貼っている。テープの糊が劣化しないので一度貼ったものを剥がすことができる。パーマセルテープは特に黒がいい。ガムテープと違って糊が付かず、また、物理的に電気を通さない性質があるので回路の保護に使える。

黒いテープで分かりづらいが、爪を引っ掛けて剥がせるところがある。

テープを剥がして抵抗の端子が出てきた。

パソコン(macbook)とLEDライトを繋げたとき

前回の続きにはなるが、比較的USB Type-CからType-Aの変換で比較的電圧(5.2Vに近く)が高いmacbookで電流容量が定格の1Wを超えなかったので、その詳細を検証したい。

macbookの電圧は5.18V、USBチェッカーで電流量が唯一測れるので、

電流量:85mA
抵抗の合計:62.4Ω

とする。

USBの電源電圧は5.09V、macbookよりやや下がっている。

抵抗前後の電圧は2.48V

LED前後の電圧は2.58V

秋月電子のツールで検証

抵抗値は30.8Ω。セメント抵抗には27Ωと書いてあったので、やや誤差はある。

LED自体は29.6Ωと推測される。
セメント抵抗とLEDの抵抗値を合計すると

30.8Ω + 29.6Ω = 60.4Ω

大体USBチェッカーの値になったが誤差はある。

するとLEDライトには抵抗が約30Ω備わっている。LED本体の見た目には抵抗らしいものがなかったので、USB付近の5.2VがUSBチェッカーで測ったときに5.1Vになったので、仮に定格容量だとしてもすぐには故障しないという予測を立てていたが、裏付けは必要になる。
これが秋月電子の抵抗なし版のLEDだったらうまくいなかった可能性はある。

とはいえ、このsanwa製の電圧チェッカー、秋葉原のガード下にも新宿の東急ハンズにもあるが、電圧しか測れない。電流の計測はUSBチェッカーだけに頼るというのが現実的だと思う。川があったとして水位は測れないので、だいたい渡れるかと思っていると足が底につかないという可能性はある、それを目で見た感じで構造を推測して、予防するのがパソコンのUSB Type-Aやスマートフォンの役割と考えられる。

LEDは電気を流して一定の光と熱を出す。
抵抗器は電気を流すと一定の熱を出す。
エネルギーをやり取りする物質に違いはないようだ。

新しいテープを貼る。

パーマセルテープは、ヨドバシカメラに主に売っているが、これはかなり有難いアイテムだと思っている。手でちぎれるというがテープをまっすぐ切り揃えたいのでちょっとよく切れるハサミもあるといい。

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