初めてのトライアル
にゃんまるが家族になって半年が経ち、私が不在の間さみしいだろうな〜と思って、ドキドキしながら保護猫ボランティアさんに連絡を取りました。
数日後、まずトライアルで同じ年頃のキジトラ子猫を連れて来て下さいました。ところが、にゃんまるにはシャーシャーと威嚇して私にずっと甘えたりくっついたり。にゃんまるは仲良くなりたくて威嚇されても近づいていきましたが、3日もするとにゃんまるの元気がなくなり目も腫れて、様子がおかしくなったため、泣く泣くトライアル終了となりました。
にゃんまるが元気を取り戻した数日後、別のボランティアさんからネコが好きなネコがいるとの事で、やはり同じ年頃の子猫を連れてきて下さいました。茶白の女の子で、名前はひまわり。車のボンネットの中で暖をとっていたところ、車のエンジンがかかって両手足の肉球を火傷し保護されたそうです。
肉球の治療が辛かったのでしょう、ニンゲンが触ろうとすると逃げまどいます。我が家に来て初日は玄関の靴箱の下へ一目散に隠れて、なんとか抱き上げるとカチンコチンの石みたいになりました。
にゃんまるのことは好きなようで、積極的にくっついていったり、舐めたりしてスキンシップ多めです。にゃんまるは戸惑った様子でした。
座っていても、いつでも逃げられる体制で、私が手を伸ばしただけで、ダッと逃げだしていました。寝る時は、にゃんまるは私のベッドで、ひまわりはボランティアさんにいただいたネコハウスの中です。
にゃんまるとのスキンシップを見てるだけでも幸せだったので、いつか慣れてくれたらいいな〜と、気長に考えていました。
1年が過ぎた頃でしょうか。急に、わたしのアゴに目を細めながらおでこをスリスリしてくれた、あの日の感動は忘れられません。。
くるなみ
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