2020年1月11日 ラグビー大学選手権 決勝戦、明治大学対早稲田大学
令和最初、23期ぶり、新国立競技場最初のラグビー大学選手権決勝戦、明治大学対早稲田大学が約6万人の観客の中で開催されました。
この2校の対戦では前評判が高い方が苦戦するといわれています。
今年は明治優勢とのことでしたが果たして。
試合開始直前
試合開始直前に客席から起こったメイジ、メイジの明治コール、ワセダ、ワセダの早稲田コールが天井に反響して、一気にテンションMAX
(ツルタ、ツルタ、テンリュー、テンリュー、チョーシュー、チョーシューという感じでプロレス会場と勘違いするような感覚)
試合結果
テレビで散々放送していますのでいってしまいますが、早稲田優勝
前半でまさかあんな展開になるとは、早稲田の選手も想像してなかったでしょう。
明治の慢心? 集中力不足?
客席の恐らく6割以上の明治ファンが凍り付いていました。
後半に入ると明治の猛追が始まりましたが、前半の31点差を逆転するには至らず、明治準優勝。
早稲田の勝因
・試合の入る方が良く、開始の瞬間から実力全開
・12月の早明戦に欠場していたCTB中野の復帰(これが大きい)
・一瞬のスキを見逃さない集中力
・ボールへの寄せが極めて速い
・DFのプレッシャーが明治を圧倒
今後のトレンド(?)
密集からボールを素早く出して、突破力がある中野選手のようなCTBにボールを預け相手ディフェンダー複数人を引き付けBKの人数を余らせ、大外を走力のあるバックスリーに走らせ、トライを取る戦術が効果的でした。今後この戦術を取るのでしたらCTBのところにLO級の選手を配置することになるでしょう。
昨季の早明戦では明治の山沢が欠場して明治の負け、大学選手権では山沢が復帰して明治の勝ち。
今季の早明戦では早稲田の中のが欠場して早稲田の負け、大学選手権では中野が復帰して早稲田の勝ち。
主力1人の欠場で勝ち負けに大きな影響がありますね。
試合終了後、バックスタンドに挨拶に来る両チーム選手
ゴール裏に挨拶に来る明治の選手
明治があと10分早く目覚めていれば……。
勝ったり負けたりが楽しいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?