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"人生ドラマ"観せて頂いています 〜1〜
35年前、准看護師の学校に入学し"医療"の世界に入りました。
20年前、正看護師の国家資格を取得。
12年前、夫が急逝した為 介護施設の運営をはじめ total35年。
「私、変わり者」と思っていたけど…
色んな人・家族と出会い、関わり、感じることがあったので「備忘録」として書き残していこうと思う。
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まずは自分の話から。
19歳の准看護学生の私。
昼間は病院勤務と学校。時々 夜勤。
夜勤のない夜は…病院に内緒でアルバイト。
近くのパブでアルバイトを始め数ヶ月。
週末はお客さんがいっぱい。
カウンターで赤🟥のサテン生地のシャツ👔とジーンズ👖の男性。友人らしき男性と2人で呑んでいる。
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男「最近、愛知県に仕事で来たんだ」
…と話かけてきた。
カウンターの中が私 接客。
男「今日、仕事 何時に終わるの?」
私「2時過ぎです。」
男「その後 呑みに行く?」
私「ありがとうございます。明日もバイトなので 仕事が終わったら帰るんです」
…当然 断ります。
チャラチャラしていて、上岡龍太郎さん似、唇の薄さは"薄情"そうに見える。
苦笑いしながら断って、何度も「明日は?」と聞かれる。
根負けした感じで「明日の日中3時間程度なら時間空けられます。」
あ〜ぁ、休みなのに…と思いながら 待ち合わせの約束しました。
次の日、みんなが待ち合わせのばしよに指定する駅前の"スリーボックス"前に11:00に集合。
男は電車🚃でやってきた。
「まだ来たばっかりで、車ないんだよ」と。私は学生なので当然 持ってなく、2人で豊橋公園まで歩いて移動した。
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特別 共通の話題があるわけでもなく、「お天気良くて…」と言葉に詰まりながら2人で歩く。
公園に着いたら自動販売機で買ったジュースを飲みながら芝生の上に座り、行き交う人を 特に話す事もなく、2人で眺めていた2時間。
時間となり、お開きとなって"スリーボックス"へと戻っていった。
なんの時間だったのか…という時を一緒に過ごした事が、私の結婚生活の始まりでした。