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四柱推命で自分の中心星を知ろう!月柱の十二支と通変星が教えてくれる本質的な性格と才能
こんにちは、くるみです✨
四柱推命鑑定を受けてくれた ゆるぴよりさんの企画に参加しました。
日柱の干支と中心星の解説カードがもらえる内容です。
■■プレゼント企画(๑>◡<๑)■■
— ゆるぴより@365日占い×イラスト図解 (@yurupiyo_kaiunn) March 7, 2023
『ステータス画面みたいな
日干+中心星の解説』
※お一人につき一枚
(画像3枚目が解説例です)
参加ご希望の方は
・参加方法
・お読みください
をご確認の上、ご応募ください♪
お待ちしておりまーす😊 pic.twitter.com/StAfBHalq5
この企画で「中心星って何?どんなふう読んだらいいの?活かせるの?」、そう思った方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、「中心星とは何か?」「中心星の読み方/活用法」をメインに、目次にもとづいてお話しします。
中心星はその人の「オフィシャルな面」や「その人の本質的な面」を表す星。
なので、中心星の性質を知っていれば自分に合った適職や思考や行動の癖などもわかるんですよ✨
鑑定師をめざしている方は、中心星の読み方をマスターして、プチ鑑定に役立ててゆきましょう。
今回は、中心星の意味だけでなく、なぜ中心星と言われるのか? 通変星はどうやって出すのか?など、くわしい解説もお届けします。
蔵干から出した通変星の意味や性質をまず先に知りたい、という方はこちらをクリックすると読めます。
このまま読み進めていってくださいね✨
中心星って何?
四柱推命は、生年月日、出生時間を干支に置き換えた命式をもとに占う、900年もの歴史ある東洋の占術です。
命式を構成するたった八字で、その人の性質、思考や行動の癖、運の流れなどがわかることから、中国では四柱推命は八字と呼ばれています。
さて、本題の中心星について話を進めてゆきましょう。
中心星は、月柱の十二支をもとに出します。
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なぜ月柱の十二支が中心星と呼ばれるか?…というと、命式における作用は、月柱の十二支 (月支) が一番大きいからです。
月支のパワーは、残りの3柱( 年柱、月柱、日柱 ) にある十二支の2.5倍〜3倍あるといわれています。
ええ?十二支ってどういうこと?
なんで十二支の話題が出てくるの?
「ゆるぴよりさんがプレゼントしてくれたカードには、通変星 ( 比肩、劫財、食傷、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬 ) が書かれていましたよ」
そうそう、こちらのカードのことですよね✨
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十二支と通変星の関係について、気になる方もいらっしゃるかと思います。
焦らずにこのまま読み進めていってくださいね✨
♦ 蔵干とは?
正式な命式を作成した場合、月柱下段には、蔵干と呼ばれる複数の十干があります。
たとえば、こちらは私くるみの命式です。
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月柱の十二支は、未ですよね…
未という十二支は、丁、乙、己という3つの十干の要素を持っているのです。
これを蔵干といいます。
こちらが浅野太志先生の講座で学んだときに復習用として自作したチャートです。
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十二支の近くに十干( 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸 )が書かれていますよね。
これが蔵干です。
♦ 蔵干通変星とは?
蔵干のとり方は、流派により異なります。
たとえば、【未】の場合、蔵干は丁、乙、己になります。
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つまり、丁、乙、己のいずれの蔵干を取るかによって通変星は変わります。
だから複数の無料命式作成サイトで通変星を出した場合、異なる場合があるのです。
たとえば、私の命式の場合、メインの蔵干は己。
したがって、こちらの通変星早見表で、日柱の十干【癸】と【己】が交点にある【偏官】が中心星になります。
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ゆるぴよりさんからいただいたカードにも中心星【偏官】って書かれていますよね✨
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このように、中心星は、月柱の十二支の蔵干から導き出すということが、おわかりいただけたかと思います。
中心星の種類と十二支の意味
ここまで読んでくださった方はおわかりのように、中心星の見方は2つあります。
十二支を見る
十二支の蔵干から導き出した蔵干通変星を見る
はじめに、十二支の意味や性質をもとに読み解く方法をご紹介します。
♦ 十二支の意味と特長
子:知的好奇心が旺盛で楽天的。自分の好奇心や欲求を追求することが大切
丑:努力家で根気強さが特徴。自分に厳しく、独自の信念を持っている
寅:陽気で行動力があり自由奔放。チャレンジ精神旺盛でリーダーシップを発揮できる
卯:温和で社交的でコミュニケーション能力が高い。創造性に富み、芸術的才能がある
辰:おおらかで勝気で野心家。自己主張が強く、リーダーシップを発揮する
巳:考え深く、情熱的で自分の信念を貫く。感情表現が豊かで表現力が高い
午:社交的で人との交流を大切にする。情報を集める能力が高く、知識欲が旺盛で弁才がある
未:細かいところに気がつき、洞察力に優れている。繊細な感性を持ち、美意識が高い。辛抱強い
申:好奇心旺盛で、新しいことにチャレンジすることが大切。発想力に優れ、アイデアマン
酉:先見の明があり、正義感が強く、独自の信念を持っている。芸術的センスに優れ、美的センスが高い
戌:忠実で、誠実な性格。社交的で人との交流を大切にする
亥:探究心が強く、深い洞察力を持っている。創造性に富み、芸術的才能がある
十二支の意味を理解すると、知識も増えて解釈の幅も広がりますよね。
私の場合、未です。
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「細かいところに気がつき、洞察力に優れている。繊細な感性を持ち、美意識が高い」
おおおおお!当たってますね^^
あなたの命式の月支にある十二支は、何かしら?
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この機会に調べてみてくださいね。
つづいて、通変星の意味と特長についてご紹介します✨
このまま読み進めていってくださいね✨
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通変星の意味&適職のヒント
命式の中心星 (月柱下段の蔵干通変星)から、その人の本質的な特長を知ることができます。
ここでは、通変星の特長と適職のヒントをお話しします。
ご自分の命式の中心星 (月柱下段の蔵干通変星)を調べた上で、読んでみてください。
わからない方は、こちらのサイト (無料) で調べてみてください✨
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♦ 【比肩】の意味と特長
比肩=肩を並べるという意味
「人間同士は対等」という意識が根底にあり、対等なつきあい方を望む
自負心、競争心が生きる原動力
自力で何かを成し遂げて達成感を得ることが生き方の基本
自立心や独立心が旺盛で、人から干渉されるのは苦手
勝ち気でマイペース
実力本位。相手にも相当高い水準を求めがち
【比肩】の適職
・スキルを磨くことで認められる仕事
・頑張った分だけ成果を得られる仕事
・デスクワークは不向き
♦ 【劫財】の意味と特長
小さなことより大きなことを好む
型破りで、チャレンジ精神が旺盛
スリルとスピード感を重視し、大胆で一発勝負に強い
論理的な判断や計算が瞬時にできる
上昇志向が強く、自己中心的なタイプ
人から舐められたり、軽くあしらわれることを嫌う
第一印象はソフトで柔和なイメージ。周囲に溶けこみやすい雰囲気の人が多い
【劫財】の適職
・スリルとスピード感があり、チャレンジ精神が発揮できる仕事
・自分のペースで進められる仕事(上司から干渉されたり、指図されるのは好まない)
※大雑把なので緻密な作業には不向き
♦ 【食神】の意味と特長
食神=衣食住すべての守護神の意味
恵まれた育ち方をする人が多い
おおらかで愛嬌があり、円満な人柄
会話上手で話題がつきない誰からも好かれる
芸術的な才能がある
楽しいことが最優先で、楽しいことを周囲に広げていくことが使命
隠しごとは苦手で、オープンな性格
めんどくさいことや、努力が苦手、競争や忙しい環境は不向き
子供っぽく、依頼心が強い
【食神】の適職
・期限がなく、自分のペースで楽しめる仕事
・衣食住にまつわる仕事
・口にまつわることを仕事
※「自分が好きなことで人に喜んでもらう」ことをテーマに仕事をすると、お金が自然と巡ってくる星
♦ 【傷官】の意味と特長
ストレートに物事を表現する聡明でクリエイティブな星
繊細でデリケート、感受性が豊か
感覚がシャープ、時流を読む力に優れている
美意識が高く、美的センスも抜群
感情の起伏が激しく、不平不満を抱きやすい
毒舌だが、傷つきやすい面もある
芸術関係(作家、画家、音楽家、デザイナー)、俳優、辛口コメンテーター、評論家などに多い
【傷官】の適職
・こだわりが認められる仕事
・シャープな感覚で時流を読み、鋭い表現力を活かせる仕事
・クリエイティブなセンスが発揮できる仕事
♦ 【偏財】の意味と特長
金銭の流通(商売やビジネス)、人との交流や人気運を表す星
経済観念が発達していて、勝負勘にも恵まれた行動派
誰に対してもフレンドリーでお人好し
好奇心旺盛で、情報力にも長けている
地位や名誉より、経済力を重視
お金というかたちで自分が評価されることを望む
一つのことをじっくりと掘り下げるのは苦手
物事を選択する際の判断軸は「損か得か」
偏財=回転財(※)を意味 ※回転財…お金は世の中を回ってこそ様々なかたちで人々の生活や心を潤すというお金の活かし方
【偏財】の適職
・コミュニケーションの取りやすい仕事
・お金を生み出す優れたセンスを活かせる仕事
・マメな性分とコミュニケーション能力を活かせる仕事
♦ 【正財】の意味と特長
目標に向かって着実にコツコツと努力する星
夢を追うよりも、物事を着実にかたちにすることを好む
正直で真面目な堅実家
公明正大で裏表が無い
社会的な信用は抜群
どんなに面倒なことでも真剣に一生懸命取り組む
経済的に自立して生きることを重視する
真面目で忍耐強く、物事の優先順位をわきまえている
やや柔軟性に乏しく、変化に弱い面もある
【正財】の適職
・ルールが変化しない仕事
・安定した環境で取り組める仕事(持久戦にも強い)
・リーダーシップを取るのは苦手なので、No.2として補佐役に徹するとよい
♦ 【偏官】の意味と特長
チャレンジ精神がありエネルギッシュな星
自分が描いた未来に向かって着実に自己実現をめざす
直感力と行動力に長けている
攻撃本能が高く、親分肌で短気
任されると張り切ってパワーを発揮する
完璧に仕切るのが生きがい
自分のスタイルを押し通すが、めったに裏切らない
【偏官】の適職
・自分なりの裁量を与えられて、結果が目に見える仕事
・スケールが大きく、チームで役割分担をして進めていける仕事
・思い立ったらすぐに動き回っていい仕事
※出世にはこだわらないが、一目置かれて任せてもらえる環境で能力を発揮
♦ 【正官】の意味と特長
誠実さと気品を備えた高貴な星
礼儀正しく、几帳面で真面目
形式にこだわる
潔癖性なところがあり、ルーズな人を嫌う
見栄っ張りな面もあるが、保守的で冒険を好まない
プライドが高いため、名誉や名声がモチベーションになる
規則や決まりが守られた集団環境で能力を発揮する
【正官】の適職
・手順やルールが明確な仕事
・組織全体を意識して自分の役割を忠実に果たしてゆけるような仕事
・ルールやスケジュールにしたがって予定どおりに進めていける仕事
※突発的な状況への臨機応変な対応を求められる仕事は不向き
♦ 【偏印】の意味と特長
知的好奇心と放浪の星
ゼロからイチを創造する分野で才能を発揮する
自由を愛し、好きなことに没頭することが生きがい
ユーモアに富み、新しいものに敏感でセンスも抜群
心は常に面白いもの、興味深いものを求めて浮遊している
物事を客観的に分析する能力に長けている
頭脳を常識的なことに使うだけでは満足できないため、非日常、非生産的なことや、ユニークなことを追求していく
地位や名誉や出世、お金や家族愛といった類には関心が薄い
神秘的なことや宗教へ関心を持つ人も多い
【偏印】の適職
・単独で作業する仕事
・長期間、同じことを続けることを強いられない環境
・ユニークな発想やアイデアを活かせる仕事
・変化のある仕事
♦ 【印綬】の意味と特長
印綬=勲章を意味
名誉、知性、学問を表す
知的好奇心が旺盛で、理性的で、研究熱心な勉強家
物事を論理的に考えることが得意で、人に何かを教えるのが上手
出世やお金よりも伝統や名誉を大切にする
目上からの援助運に恵まれる
おだやかで愛情深く、落ち着きのあるキャラクターだが、のん気になりやすい傾向もある
物事を頭で考え過ぎる傾向が強い
読書家
母性の星(慈愛、包容力、忍耐力の意味もある)
【印綬】の適職
・学んだことを教える仕事
・アカデミックな仕事(学校の先生、研究者など)
・冷静な判断力と明晰な分析力を活かせる仕事
あなたの命式の月柱の蔵干通変星は、何かしら?
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自分の中心星を活かす方法
命式は、天干と地支で構成されています。
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上段の天干は「行動、第一印象、ルックス」など「表目に表れやすい事柄、外在するもの」を表します。
いっぽう、下段の地支は「隠された性格、本質、生き方」など「裏 (潜在下) に隠された事柄、内面、内に秘められた能力、エネルギー」を表します。
さいごに
中心星は、自分にあった生き方、適職を見つけるヒントになります。
私くるみの中心星は【偏官】で、軍師や戦略家の星といわれています。
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実際、鑑定依頼者様からいわれる言葉は「くるみさんの鑑定って、完全にビジネスコンサルですよね」…これです✨
このような感想をいただくたびに、中心星【偏官】を自覚が強まっています^^
中心星の意味を理解して、自分の強みを言語化して、まだ表に十分に出し切れていない才能を開花させてゆきましょう!
私くるみがお届けしている《四柱推命★フォーチュンセッション》では、対話を通して、あなたの能力を開花する方法をお伝えしています。どうぞご利用くださいね💕
今回取り上げた知識
命式が意味する内容
蔵干
十二支の意味と特長
お薦め図書
『いちばんやさしい四柱推命入門』 ( 神野さち/著 ) は、四柱推命を学び始めたばかりのころに買い求めました。10ある通変星 (中心星) の説明は、とってもわかりやすくて頭に入ってきます。さわり心地のよいソフトカバーなので、書籍版をオススメします。
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無料メルマガ《四柱推命★自分のトリセツ メール講座》では、具体的な開運方法などをわかりやすくお話ししています。
読者対象の「オンライン勉強会」も開催しています。
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お読みくださりありがとうございました。
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