ASKAさんの命式と運気を四柱推命で読む~【財星】がもたらした奇跡と【官星】がもたらした試練~
こんにちは、くるみです✨
「才能は神から授かったものであり、それを発揮することは神への奉仕である」
これは、イギリスの詩人・劇作家であるジョージ・バーナード・ショーの言葉です。
「神から授かった才能」…
CHAGE & ASKAの名曲『SAY YES』を繰り返し聴くたびに、ASKAさんの神がかった才能に圧倒されます。
そんなASKAさんは、一体どのような命式のもとに生を受けた方なのか?
調べてみると、とっても興味深い発見がありました✨
1981年にデビューした理由や、その後、あっというまに大ブレークした秘密も容易にわかりました。
そこで今回は、ASKAさんの命式と、人生最大の盛運期に起きた出来事を照らし合わせながらひもといてゆきます。
四柱推命を学んでいる方はもちろん、鑑定師として活動している方も参考にしてみてくださいね。
さっそく解説を進めてゆきましょう✨
ASKAさんの命式の特長
ASKAさんの命式と命式の五行バランスチャートがこちらです。
ASKAさんの命式は、木の五行が強い【食傷突出タイプ】です。
【食傷突出タイプ】は、次のような特長があります。
CHAGE & ASKA 大躍進の秘密を読む
ASKAさんの運命を変える五行とは?
四柱推命では、命式に無い五行や割合の少ない五行が大運や年運で巡ってきたときに、運が大きく動くと読みます。
「運が大きく動く」とは、想像を超えた奇跡が起こり、人生が一変する局面を迎えるということです。
ところで、あなたはASKAさんの命式に大きな影響をもたらす五行が何か…わかりますか?
そう、水の五行と火の五行ですね✨
つまりASKAさんの人生は、この二つの五行が大運干支や年運干支で巡ってきたときに運が大きく動く方であることが、四柱推命でわかります。
命運で【財星】が動く場合の読み方
ASKAさんの命式で火の五行とは【財星】にあたります。
【財星】がめぐる時期は世間的なものに関心が向きやすく、物事の成果に心が左右されやすい時期だと解釈します。
じつは【財星】が運命上にめぐっている時期は、ある意味、もっとも用心を要する時期でもあるのです。
良いかたちで【財星】の影響が表れれば「非常に発展的な人生のみのりの時期」となります。
一方で【財星】の良くない影響が表れれば、人間関係が広がり、付き合いや移動が増えて忙しくなり、その結果、お金を浪費したり、健康を損なうといった状況に陥りやすくなるのです。
さらに、ひとつ生き方を誤ると、借金地獄などの金銭問題を抱えてしまったり、恋愛トラブルで問題を起こすなど、その後の人生に大きな影響を及ぼしかねない…
これが、運命上に【財星】がめぐっている時期が最も注意が必要な時期と言われる理由です。
おわかりのようにASKAさんの場合、大運【財星】の影響は「非常に発展的な人生のみのりの時期」として表れました。
ASKAさんの運命に、熱い火の五行がめぐり、本来強い木の五行が火種となって一挙に大きな火柱を上げたという印象が、五行チャートからも伝わってきます。
たとえるなら、あの日本三大花火大会の一つ「長岡まつり大花火大会」を単独で開催するような、そんなイメージかしら?^^
すなわち、息をのむような花火が、とどまることなく次々と打ち上がるかのごとく、ASKAさんは1981年から約20年間にわたって輝き続けたのです。
ASKAさんの1981年からの大活躍をふりかえる
ASKAさんの1981年以降から20年間続いた盛運期に起きた出来事を振り返っていきましょう。
こちらがASKAさんの大運表です。
ASKAさんは、23歳4ヶ月で人生の流れが大きく変わる30年サイクルの節目を迎えました。
そう、接木運が1981年6月にめぐっていたのです。
大運干支【丁酉】の影響で、前半5年間は、強烈な火の五行の影響を受けてASKAさんの人生は一転します。
前段で説明したように、ASKAさんの命式には火の五行は一つもありませんから、23歳4ヶ月(1981年6月)は、アーティストとしての才能開花を加速させる運命の転換点でした。
命式通りにすべてが起こったことに驚かれるかもしれませんが、その成功ぶりはどんなものだったかを見ていきましょう。
このまま読み進めていってくださいね✨
大運【丁巳】に起きた出来事
1981年:チャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)として「ひとり咲き」でデビュー
1987年:光GENJIに楽曲提供(「STARLIGHT」「ガラスの十代」)し、日本レコード大賞作詞賞を受賞。ソロとして「MY Mr.LONELY HEART」でデビュー
1989年:光GENJIに楽曲提供(「パラダイス銀河」)し、日本レコード大賞作詞賞を受賞。ロンドンに渡り、音楽活動を行う
1990年:表記名をASKAに変更。光GENJIに楽曲提供(「荒野のメガロポリス」「Little Birthday」)
大運【戊午】に起きた出来事
1991年:CHAGE and ASKAとして「太陽と埃の中で」をリリースし、累計売上50万枚以上を記録。ソロとして「はじまりはいつも雨」をリリースし、累計売上116万枚とミリオンセラーとなる。同じくソロアルバム「SCENE II」もミリオンセラーとなる。CHAGE and ASKAとして「SAY YES」をリリースし、累計売上282万枚と大ヒットする
1992年:CHAGE and ASKAとして「SAY YES -101回目のプロポーズ-」をリリースし、累計売上282万枚と大ヒットする。オリコンチャート13週連続1位を獲得し、ダブルミリオンを記録。同曲で日本レコード大賞を受賞。ソロとして「はじまりはいつも雨 with Bank Band」をリリースし、累計売上116万枚とミリオンセラーとなる
☯1992年は【壬申】年で、ASKAさんにとって年運律音の年でもありました1993年:CHAGE and ASKAとして「YAH YAH YAH」をリリースし、累計売上240万枚と大ヒットする。同曲で日本レコード大賞を受賞。ソロとして「Something There」をリリースし、ハリウッド映画「ストリートファイター」のエンディングテーマに起用される
1994年:CHAGE and ASKAとして「no no darlin'」をリリースし、累計売上100万枚以上を記録。ソロとして「君がいるだけで」をリリースし、累計売上100万枚以上を記録³
1995年:CHAGE and ASKAとして「HEART」をリリースし、累計売上100万枚以上を記録。ソロとして「Made in ASKA」という自主レーベルを設立し、「SCENE III」をリリースする
1996年:CHAGE and ASKAとして「MTV Unplugged」に出演し、アジアのミュージシャンとしては初めての快挙を成し遂げる。ソロとして「SCENE IV」をリリースする
1997年:CHAGE and ASKAとして「MELODY」をリリースし、累計売上100万枚以上を記録。ソロとして「SCENE V」をリリースする
1998年:CHAGE and ASKAとして「夢の番人」をリリースし、累計売上100万枚以上を記録。ソロとして「SCENE VI」をリリースする
1999年:CHAGE and ASKAとして「CODE NAME.1 Brother Sun」をリリースし、累計売上100万枚以上を記録。ソロとして「SCENE VII」をリリースする
2000年:CHAGE and ASKAとして「CODE NAME.2 Sister Moon」をリリースし、累計売上100万枚以上を記録。ソロとして「SCENE VIII」をリリースする
ASKAさんの運気の変化〜【財星の時代】から【官星の時代】へ
ASKAさんの運気は、大運干支【己未】の影響で、43歳4ヶ月から大きく変化しました。
1981年〜2001年の【財星】の20年間は、ASKAさんの才能が開花した実りの時代なら、2001年からの【官星】の10年間は、ASKAさんにとって、とりわけ職業上において心に葛藤を抱えやすくなりやすい時代でした。
「空中を舞っていた運気から、地面に着地する運気」
「浮遊感のあった運気から、重力に縛られるような感覚に陥りやすい運気」
ASKAさんの【財星の時代】【官星の時代】について、こんなふうに言い表すこともできます。
日主を剋する【官星】が強くなり、【食傷】が【官星】を剋するため、自分の力が発揮できず、葛藤を抱えやすい状態に陥ってしまうのです。
ASKAさんの2001年から2011年の活動をふりかえってみると、次のようになります。
レコード会社や事務所の移籍
ソロ活動の充実
CHAGE and ASKAとしての活動再開
シンフォニック・コンサートの開催
デビュー30周年の記念作品
ソロとしてシングルを8枚、アルバムを5枚リリースしてしていますが、オリコンチャートでトップ10に入った楽曲は、「君がいるだけで」「僕にできること」「はじまりはいつも雨」「僕の歌を聴いてくれ」の4曲で、オリコン最高位は2位でした。
【財星の時代】に立石に水のごとく起きたミラクルは起きなくなっていたことも、運気どおりといえます。
2009年【己丑】の年にデュオでの無期限活動休止を宣言し、2013年【癸巳】の年に再始動を発表しましたが、ASKAさんの一過性脳虚血発作の疑いと薬物事件により白紙となりました。
ASKAさんは木の【食傷】が目立つ命式です。
【食傷】は自分の考えやこだわり、感性、独自性を表す星です。
木の【食傷】は知性と感受性に富んでおり、人の心に寄り添うことができます。
しかし、それが裏目に出てしまうと、気が休まらなかったり自分を押し殺したりすることもあります。
木の【食傷】が強い人は、周りに気を配りすぎて自分を疲れさせたり、傷つけたりしないように注意が必要なのです。
《 さいごに 》
四柱推命でASKAさんの命式を詳細に分析すると、デビューしてすぐに人気者になったことや、運命の変化に翻弄されたことも理解できます。
ASKAさんは2014年に薬物で逮捕されて衝撃を与えましたが、これも、運気の流れから見れば、避けられないことだったのかもしれません。
ASKAさんのような【食傷大過】の命式の人は、本来用いる用神は【比劫】です。
しかし、【比劫】が巡る時期は、【食傷】が【比劫】のエネルギーを吸収して【食傷】が肥大化するため、【財星】が巡る時期の方が無理なく快適に動ける人が多いのです。
ASKAさんがまさにそんな人生を生きておられました。
ASKAさんの命式を見て、棄命従財格が成立する時期(財星の時代)にいかに生きるべきかが見えたような気がします。
それは、自分に与えられた才能を天に奉げ、多くの人の心を動かす生き方をする、ということです。
天賦の才能を開花させ、人々を幸せにするというお役目を持ってこの世に生を受けたASKAさん。
そんなASKAさんの命式と命運を振り返りながら、CHAGE & ASKAの名曲『SAY YES』を存分にお楽しみください。
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