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ましろ爻の初期衣装について思うこと

皆さんは、にじさんじ所属のましろというVTuberをご存知だろうか。このnoteでは、ましろが普段の配信で愛用している初期衣装について考察していく。


まず、ましろをよく知らない人のために少しだけ紹介を。
彼は主にホラーゲーム配信や視聴者から送られてきた怖い話を読む配信などをしており、かなりホラーと密接に関わっているVTuberだ。また、ましろが醸し出すミステリアスな雰囲気とホラーの親和性からか、歌ってみたでは多数考察コメントを見かけるのも特徴だろう。
私自身がホラー好きなこともあり、にじさんじの中、というか全VTuberの中で1番好きなVTuberだ。(魅力はホラーだけじゃない!かわいい!とにかく可愛いんだ!顔も!声も!)…心の声が漏れてしまったところで、早速本編に移っていこうと思う。



ましろ 公式Twitterより

この初期衣装の良さを語り出すと2000字は超えるくらい、この服はましろに本当にピッタリな服だと思う。
一つ一つ紹介していこう。
まず、頭についた安全ピンの赤いリボン。黄色いイヤリング。赤と白のマフラー。青いコート。白いシャツ。胸についた赤いハートマーク。青のネクタイ。黒のサスペンダーとズボン。そして黄色いタイツ。黒いヒール。真っ黒な髪と真っ赤なネイル。黄色い目。
これらがましろの特徴だろう。
では、この衣装の色に注目してみよう。
普通、VTuberの衣装は同色系の色でその人のイメージカラーを示すようなものが一般的だろう。しかし、ましろの衣装は赤、青、黄色と三原色で成り立っている。どの色もお互いには相容れないはずの色だ。そんな色がましろの服の中では驚くほど綺麗に混ざりあっている。パッと見て色彩的な違和感を感じられないのだ。


さて、この青黄赤という並びを見てなにか気がつくことはないだろうか。

そう、信号機の色だ。

では、この信号機の意味をましろの服にそのまま当て嵌めてみたらどうなるだろうか。
例えば、家に帰ってきてこれから服を着替えるぞ、という状況を想像してみよう。
まず、家に帰ったらマフラーは取るだろう。その後、コートを脱いでネクタイもさっさと取りたいはずだ。安全ピンはきっとオシャレでつけていると思うので、それもすぐに外すのではないだろうか。
そうやって考えていくと、不思議なことにましろに残された色は、黒と白と黄色とシャツに描かれた赤いハートだけになってしまった。信号機の赤と青がほとんど無くなってしまったのだ。
では、信号機で黄色は何を表しているのだろうか。

1注意をうながす黄色い交通信号。
2憂慮すべき事柄が起こりそうであること。
goo辞書より
 
さて、ここで1つ、ましろは普段どのような配信をしていたのかを思い出して欲しい。ホラーに特化した配信だ。過去にはひとりかくれんぼなどの危険な降霊術をやったこともあった。このましろの様子は、2の憂慮すべき事柄が起こりそうであること、という文言と深く関わっているのではないだろうか。また、黄色の信号は赤と青の間だ。どちらとも取れない不思議な存在であるとも読み取れる。
思い出してみると、黄色以外にも残った色があったはずだ。シャツに描かれた、赤いハートマーク。彼の心臓に最も近い位置に存在している赤色。この赤色は、ましろへの警告なのか、それともましろの存在への警告なのか、どちらにしろあまり喜ばしくは考えられない赤色だ。



最後に、ましろの黄色い部分は普段、しっかり見れないのだ。例えば、黄色い(金?)のイヤリングは、普段ましろの黒髪に隠れていてなかなか見えない。シャツにボタン代わりのようについている黄色い留め具も、ネクタイを持ち上げないと全体像は見られない。黄色いタイツもそうだ。ズボンに隠れていて太ももの方までは見えない。
そう、黄色の要素は、全て他の色に隠されているのだ。他の、正反対の色たちにカモフラージュされていると言うべきだろうか。しかし、ここで、服装を変えても絶対に変わらない部分に黄色が存在していることを忘れてはいけない。彼の目だ。隠しても隠しても、隠しきれない本質─────これが一体どのような意味を示すのかは、ここでは書かないでおこうと思う。






これからもましろは私達リスナーに、どんな世界を見せてくれるのかが楽しみだ。

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