鈴木エイトさんの裁判傍聴に行った話し
5月20日月曜日、東京地裁103号法廷、午後2時45分に開かれた鈴木エイトさんが、統一教会のフロント団体であるUPF_JAPANから、名誉毀損の被告として訴えられている民事裁判の裁判傍聴に行ってきた話しを書きたいと思います。
事前に傍聴券が抽選になる、と発表になっていたし、実際かなりの数の人達が並んでいたので、どうか当たりますように!と祈る気持ちで並んでいました。その日はBAN苦死慰さまと13時に待ち合わせして、最前列に並びました。最前列あたりには、ネットやYouTubeなどでみかけていた統一教会2世信者さん達も至近距離に並んでいました。皆さん、ピシッとしたスーツ着用で美容院にいかれた方もいたようです。(話しがきこえてきてたw)若い信者さんとおぼしき男女に囲まれ、興奮したわたくしです。✨結局、ギリギリ抽選なしで並んでた人達全員傍聴できることになりました。 70人強が傍聴です。103号法廷は地裁1階では1番広いとされてる法廷だったので助かりました。(傍聴席90席) はずれると、スゴスゴと帰る羽目になるので、それが恐怖だった私としてはひとまずほっと胸をなでおろした次第です。
地裁の中に入る際には手荷物検査。毎回ドキドキしてしまう私ですが、今回の検査は気がぬけるほど緩くて、以前傍聴した、やや日刊カルト新聞の藤倉善郎さんの裁判の時とは全然違って、スマホの持ち込みもOK、飲み物OK、バッグそのものの持ち込みOKだったので、裁判によってルール違うんだー!と思いました。ちなみにわたくしは、たまたま屋で購入した、やや日刊カルト新聞の缶バッジを胸につけていたので、金属探知機にはしっかりひっかかりました。🤣🤣が、特にお咎めなしで、ホッとしました。(2重チェックはうけましたが)
103号法廷にはBANさまと共に全速力でダッシュで一番乗りをして、一番前の席ゲット!BANさまは法廷画を書く準備をはじめたので、私はメモ帳とペンをだして、裁判傍聴記の準備をば。
鈴木エイトさんの方の弁護団は6人。UPF側は徳永弁護士1人。裁判所席には男性書記1人。重々しい雰囲気はなく、わりと裁判官到着の時間ギリギリまで、スマホで鬼ザッピングしたり、ペットボトルの珈琲ガブ飲みしてる人なんかもいて、あ、私も飲み物もってこれば良かった、と後悔。
(注意🈲法定内は飲み物の持ち込みNGです。裁判所側から許可がおりた方に限り特別に持ち込みOKになる場合があるとのご指摘をうけました。すみません(;´Д`)💦💦💦さらに追加で間違いがありましたので。傍聴席には蓋付きのペットボトルの持ち込みは可能ですが、法定内で飲むことは禁止🈲です)
傍聴席からみて、右手被告席側に座る鈴木エイトさんは、いつものようにパリッとした上品なグレーの上下お揃いのスーツ姿。そのお隣り左側に座っておられた久保内弁護士はもはや俳優になれるレベルでイケメン弁護士フェロモンを醸し出しつつ、ノートパソコンで資料などの確認に余念がない様子。他の弁護士さん達も6人が各々弁護士の品格と知性ただよう佇まいで審理の時を落ち着いて待っているようにみえました。 その日は裁判席の横に1人司法修習生の姿もあり。見学かな?
くだって、左側のUPF側の弁護士、徳永弁護士も背がスラーっとしてなかなかのイケオジ。感じ悪くもなく、私的ににはあら、いい男🎶という印象。スーツ姿も背筋も真っ直ぐ立つ姿が綺麗。✨✨机の上も整理整頓されてるし、付箋を大量にはった資料がみえる。厚さ3センチくらい。がっつり戦うつもりなんですね、と思って私はみてました。この時は。
さて、ほどなくして開廷の時間。
裁判官3人のおでまし。全員起立礼をして、着席。
裁判官が冒頭いきなり、元気に【こんにちは!】と明るく挨拶したので、えっ?!と一瞬怯みました。
今にも【今日は名前だけでも覚えて帰ってくださいね!】と言いそうな、そんな雰囲気の方。とにかく偉そうじゃなくて、明るくて、感じの良いお笑い芸人にいそうな感じの裁判長。今回から前の裁判長から交代になったそう。左右に鎮座する女性裁判官も2人ともべっぴんさんで感じ良し。 3人とも30代前半とみました。
感染対策のマスクしてたし、好印象。 頭良さそう〜。✨
さて、いざ裁判がはじると、とにかく徳永弁護士さんが、その裁判長に書類の不備を指摘されたり、そんな準備書類はないですよ、などと指摘される場面が多くて徳永弁護士はアタフタするばかり。よりによって、名誉毀損となる証拠の書類がない!
ツィッターや週刊誌記事やエイトさんが講演会で発したというUPFジャパンを誹謗中傷した、とされる証拠書類を持ってきてない、とのこと。
えっ!?それ1番重要なやつやんけ!なんで忘れるんや!怒るでしかし!と私の中の横山やすしが心の中で総つっこみ。
その机の上の書類の束の付箋はなんなんや、と思ってしまいました。
①誹謗中傷にあたるとするエイトさんの発言資料がない
②遅延損害金の記述も書類もない
③時系列でまとまってない
④UPFJAPAN総会議事録も持ってきてない
私はなるべくフラットな気持ちで傍聴していたのですが、正直UPFさん、これは色々厳しいのでは?と同情してしまうレベルでした。まぁ、弁護士さんていろんな案件かかえてお忙しいので、なかなか準備書面も揃えるのは大変なのかもしれませんが、それにしても、忘れすぎやろが、2回目の口頭弁論でしょうよ、と思ってみていました。
そんなこんなで、今回の口頭弁論中はそんな徳永弁護士のあたふたぶりをみんなで眺めてる時間が多かったような気がします。傍聴席にいる私も、一体なにをみせられてる時間なのかな?と思ったり。
とにかく争点がわからないので、傍聴席にいる私としても、はて??と朝ドラ虎に翼の寅子の口癖が脳裏にうかぶ始末。
エイトさんがUPFJAPANを誹謗中傷した証拠がないので、私としてもジャッジしようもなく、、、。
裁判官から、時系列にそった誹謗中傷のツィッターなり週刊誌や講演会での発言を書く表を作ってあげるから、次回までにまとめるように、と徳永弁護士に助け舟あり。これじゃ進まないもんね。ナイスアシスト裁判官。
あと、UPFJAPANは、今回の誹謗中傷で損害賠償金を1100万支払え、とエイトさんに言ってきてるのですが、遅延損害金の記載もなく、いつからその遅延損害金が発生するのかの期日記載がなかったため、これまた裁判官から、確認作業を促される始末。
色々準備不足すぎて、なんかとりあえず訴えて、口頭弁論て回数制限ないから当事者にとってはかなりの負担になるのを狙って萎縮させようとしてるSLAPP裁判といわれても仕方ないよなーと思ってしまいました。真剣に誹謗中傷だ!!って訴えてくるなら、証拠は最低限きちっと準備すると思うんですよね。
UPFJAPANの主張によると、例の故安倍晋三元首相がUPFJAPANのビデオメッセージにトランプ大統領の半額の5000万円で出演をした、とエイトさんが流布したのが名誉毀損にあたる、みたいな言い分らしいんですが、普通に考えてそれのなにが誹謗中傷にあたるのか、私にはさっぱり理解できず、、、。そもそもエイトさんは、UPFJAPANから支払いがあったとは言ってないし。
百歩譲って、トランプ大統領が一億で、安倍晋三元首相が5000万だから、なんだというのでしょうか?
もう本当に理解不能。
これのどこがUPFJAPANの社会的評価や信用を著しく貶めたことになるのでしょうか?
私の頭が悪いからわかんないのかな??これを読んで下さってるみなさんはわかりますぅ?
このまま、今回争点がよくわからず、次回7月29日、徳永弁護士が書類をまとめて忘れずにもってくる、ということが約束され、今日のこの口頭弁論はこのまま終わっちゃうのかな??と思っていた矢先に、今日のメインイベント、鈴木エイトさんの意見陳述の時間がやってきました。 ✨✨
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ここから、鈴木エイト劇場がはじまります。
続く
ここからは、可能でしたらショパンのノクターン第8番をききながら読んで欲しいです。
さっそうと中央の証言台?に歩くエイトさん。 皆の眼差しがエイトさんにそそがれる。会場の空気が動く。
そのさまはまさに映画のワンシーンのようでした。
エイトさんの口頭弁論がはじまる。
【エイトさん、なにを語るのか?】固唾を呑んで見守る聴衆。(聴衆はおかしいっか?w)
わたくし、フリーのジャーナリスト鈴木エイトは、からはじまるエイトさんの意見陳述。5分くらいありましたかね。文字起こしをここにかいていいのかわからないので、今は記しませんが、すっっっごく良かったんですよ〜。
なにがって、思わず誰もがききいってしまう内容だったんです。✨✨
3人の裁判官も前のめりになって食い気味にききいってました。
そうなるよね。
傍聴の醍醐味はこれですよ。このドラマチックな展開!!待ってました!!
私はこの意見陳述をきけただけで、今日は地裁にきた元がとれたわ、と思いました。(元っていう言い方もなんだけど。w)
ただ、信者さんはこのエイトさんの意見陳述は、頭くるだろうなーとも思ってきいていました。🤣🤣
実際、背中に感じるエイトさんへむけてるだろう呪いの視線を私もかんじちゃってました。エイトさん、まさか信者さん達を煽ってる???
でも、裁判官の心証に訴える力は十分にあったのではないでしょうか?
終わるやいなや、突然、徳永弁護士さんが、裁判長に、3分!3分自分にも反論の時間を下さい!!といいだしはじめました。
盛り上がってまいりましたー!!❣やほっーい!ヽ(`▽´)/ヽ(`▽´)/ヽ(`▽´)/ヽ(`▽´)/ヽ(`▽´)/ヽ(`▽´)/ヽ(`▽´)/
傍聴民大歓喜!❣
裁判長は、許可するのか否か?こっちも手に汗握る展開。さぁ、どうする??
続く。