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福島旅での気づき
8泊9日の福島旅へ行ってきました。
旅のきっかけは2つ。
①相馬野馬追という祭りを観たかったから
②なんとなく福島が面白そうな予感がしていたから
そんな福島旅の内容と気づきをここに書いておきたいと思います。
1日目
夜行バスと電車を乗り継ぎ、LAC(Living Anywhere Commons)というゲストハウスの拠点がある会津磐梯へ。青春18切符を使ってみたかったので、今回は電車はオール鈍行です。
朝の8時に東京につき、そこから会津磐梯へ向かいます。電車は全てゆったりと座れて、電車内で作業もでき、行ってみたかったカフェでお昼を過ごすこともできて、良き移動日でした。
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なぜゲストハウスに泊まったか
私は今、新しい働き方LABというランサーズのコミュニティに所属していて、そこでLACに泊まって出会った人に働き方のインタビューをしようという実験をしています。
ちょうど福島に拠点があったので、前入りして泊まってみました。
LACに泊まってみての気づきはこちらに書いてみました。6月に千葉の館山の拠点にも泊まったので、その時の気づきと一緒に書いています。
簡単にまとめると、
地域に入り込める可能性が落ちているので、面白い
家を持っていない人の話が聞けて、面白い
という感じです。
ゲストハウスは面白い体験や人との出会いがあるので、楽しいです。
2日目・3日目
ゲストハウスで仕事しながら、自転車で地域の散策をしていました。結構な山の中なので、あんまり何もなく、ブルーベリー畑ぐらいしか行けませんでした。でも自然の中を自転車で走ることはとっても楽しかったです。
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3日目の夜は、ゲストハウスのメンバーでドライブに行きました。私が夜景を見たい!と言ってみたところ、連れて行ってくれました。夜はとっても涼しくて、気持ちよく、外で寝たくなりました。
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4日目
待ちに待った野馬追の日です。野馬追は7/29.30.31の日程で開催されており、メインは30日。私は29日に移動して、少し会場を見て、30日の備えようという予定でした。
磐梯から南相馬までは青春18切符を使って、行こうと思っていたのですが、なんと、ゲストハウスのメンバーも観に行ってみようかなという話になって、車で連れて行ってもらいました。
実は磐梯から南相馬までは電車で行くと4時間、車で行くと2時間という距離だったので、私は大変助かりましたし、1人で観に行くよりみんなで行った方が楽しかったので、とっても嬉しかったです。
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会場でお別れをして、私は南相馬から電車で30分ぐらいの大熊町へ向かいました。駅に農業仲間?のまおちゃんが迎えに来てくれて、この日はまおちゃんの家というか会社の社宅?に泊まらせてもらいました。
まおちゃんの家にはたくさん人がいて、みなさんとお話しできてとても楽しかったです。なかなか面白い状況の家でしたが、みんな仲良しそうで若さゆえのパワーがあっていいなって感じでした。
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5日目
朝7時の電車に乗って、会場へ向かいました。そんな早く行って何するの?って感じかもしれませんが、実は、知り合いに祭りの裏側で働いている方がいて、、その方についてまわっていいよということだったので、私は朝から指定された場所に向かいました。
無事合流でき、魔法の法被を貸していただき(これ着ていたらどこでも入れる)、裏側で馬の管理をみたり、表の祭りをみたり、させていただきました。
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最後、神社に帰るところまで、ご一緒させていただき、朝から晩まで外にいたので、私は真っ黒焦げになりました。
特等席で色々みさせていただき、とても楽しかったです。でも祭りの背景などが勉強不足で分からない部分が多あったので、来年は勉強してから行きたいと思います。
6日目
この日は午前中は作業をして、午後はオンラインイベントで知り合った、大熊町の地域おこし協力隊の山崎さんともーもーガーデンという牧場に行かせていただきました。
ちょっとここで感じたことは多すぎたので、別途note記事にします。
少しお時間かかるかもしれませんが、公開まで暫しお待ちください。
そしてこの日は大熊町を後にして、いわき市に移動しました。いわき市でも気になっていたfaroさんというゲストハウスに。
チェックインをして荷物をおき、オーナーさんにおすすめの飲み屋を聞いて、街に出ました。残念なことにgoogle上では営業中となっていてもやっていないお店が多く、焼き鳥がとっても美味しいと紹介してもらったクウカイさんへ行きました。
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お一人の方も多く、隣の人とお話しを楽しみながら、美味しい焼き鳥をいただきました。
福島が面白そうだと感じていた理由
私が大熊町からいわき市に移動していた時にあげたストーリーがこちら。
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まさか12年も前の震災の影響がここまで残っているとは。同じ日本に住んでいるのにここまで知らないことがあるんだと自分の情弱さを痛感しました。
だからと言って福島の方々は落ち込んでいるのではなく、新しいことをしようという動きや人がたくさん集まっているなと感じました。
全てがなくなってしまったこの街だからできることがあり、そしてそんな0→1を行う開拓者は、面白い人が多い。
大熊町に行って、福島が面白そうなのではなく、面白い人が集まっているんだなと確認しました。
7日目
朝から少し作業をして、お昼に昔ながらのトンカツ屋さんっていう感じのところに行き、街歩きをしました。
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どこかでコーヒーでも飲もうかな〜と歩いていたのですが、昨晩同様、やっている店があまりなく、少し悲しい気持ちになりながら宿に帰り、宿の1階のカフェでコーヒーとおやつを頼みました。
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グラスはいわき市で作られたやつなんです〜って説明してくれて、地元のもの使っているのいいな〜なんて思いながら、ほっこりなカフェ時間でした。
宿のオーナーさんは地域の関わりを色々持っている人だと聞いていたので、お話ししたくて、夜は下に降りてみました。そうしたらちょうど地域の方々との定例会のようなものをしていて、話の輪に入れてもらうことができました。
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話の中での気づき
オーナー北林さん:「今度インターンに来る子たちも面白そうでね。フォームの内容とか読ませてもらったんだけど、今パテシェの勉強している子がいてさ〜。こうゆう場作りとかに興味があってパテシェの勉強してるんだってさ。私と似ているな〜と思って。」
私:「??? 場作りとパテシェって関係あるのですか??」
オーナー北林さん:「人が集まるとやっぱり美味しいもの必要じゃん?それで私は料理の勉強したってこともあるよ。サードプレイス的な場所を作る時には料理は大事かな〜。」
ああ、私はサードプレイス的な空間を自分の拠点となる場所に作りたいのかも。
今いろんな地域を見てまわっているのも移住先を探しているのも兼ねています。移住先では何かやりたいけどその何かは見えていませんでした。でも話の中で私が移住先でやりたいことは、地域の人のサードプレイスを作ることなのかもと思いました。
そこは地域の人のらしさを生かせる場所。
地域の農家さんの野菜をみんなでいただける場所であったり、
音楽好きな人がライブをできる場所であったり、
お酒好きな人はバーテンダーになれる場所であったり…
そんな場所を作る場所を探しているんだなと私は気づきました。
8日目・9日目
昨晩の気づきを心に刻みながら、8時半の電車に乗り、船引駅に向かいました。いわき駅から船引駅の電車はJR磐越東線という電車でディーゼルで走っている電車でした。ザ・ローカル電車にザ・観光客という感じで乗り、パシャパシャと写真を撮りながら向かいました。
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ラストの2日間はふくしま12市町村移住サポーターガイドツアーという制度で川内村と田村市のガイドツアーに参加しました。
オンラインイベントで知り合った、大島さんがガイドツアーをしてくださりました。大島さんは川内村のそば粉を使ったワッフルをキッチンカーで販売しています。今はワッフル販売も行いながら、川内村でジン造りするために元薬局の倉庫をリノベーションし、製造施設、販売所、バーなどが入った施設を建設予定だそうです。
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そんな大島さんに農家さんのところや地域の方々を紹介していただき、とっても楽しい2日間でした。移動中はジンの話やこれからやりたいことの話で盛り上がり、学ばせていただくことも多くありました。
私もこんなに案内できるような魅力のある大好きな場所に、移住したいなと思いました。
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帰りは福島から家まで青春18切符で帰ってみようと思い、熱海で一泊して、オール鈍行で帰ってみました。流石に帰りで疲れていたこともあり、きつかったです。
5時間以上の鈍行列車はきついので、途中で1泊するか、新幹線でワープするという技を使うべきだと思いました。
まとめ
とても楽しく、学ぶことの多い、福島旅でした。私は移住して何がしたいのか見えたことがとても大きな気づきだったなと思います。
でもなんかまだ少し引っかかってる気がしていて、、でも確実に一歩は進んだ気がしているので、本当にいい旅になったなと思っています。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!