絵本『いちじく にんじん』の感想と0歳児の反応
はじめにこちらの絵本の特徴を簡単にまとめました。
・数え歌、手遊び歌の絵本
・見開きいっぱいにリアルな野菜が描かれている
・個人的にはフラッシュカード的要素があると思う
では、さっそく絵本の内容や感想などを紹介していきます。
絵本『いちじく にんじん』はどんなおはなし?
出典:Amazon
1〜10までの数え歌の絵本。10種の野菜が描かれています。
以下は出版社である福音館書店のサイトで紹介されている『いちじく にんじん』の内容です。
古くから歌い継がれているわらべ唄の中に”かぞえ唄”と呼ばれるものがあります。なかで一番ポピュラーなものが「いちじくにんじんさんしょにしいたけ……」です。全国で歌われていますが、地方によって様々なヴァリエーションがあります。この絵本では、伝統的な歌をもとにして、今の子どもたちにもなじみのある、リズムのよい野菜を選んで、美しく精密な絵をつけました。親子で歌いながら楽しめる絵本です。
引用:『いちじく にんじん』|福音館書店
以下はAmazonに掲載されている絵本の一部です。
出典:Amazon
上の画像以外にも、絵本ナビの下記のページで数ページ分の試し読みがありました。スマホから試し読みする場合はアプリ(無料)のダウンロードが必要だそうです。
絵本『いちじく にんじん』の読み聞かせ動画
絵本とおなじ歌詞で歌っている動画を探しましたが、この絵本は独自で野菜を選んでいるため見つからず……。以下の動画では手遊びも教えてくれてるので好きでした。リズムの参考になれば幸いです。
絵本『いちじく にんじん』の購入リンク
図書館で借りる以外にも下記のようなサイトで購入できます。
☑ Amazon(ボードブック)¥880
☑ 楽天(ボードブック)¥880
☑ メルカリ
私のイメージするボードブックとは小ぶりサイズですが、こちらは一般的なハードカバーの絵本と同等サイズです。でも紙は厚紙。『ごぶごぶ ごぼごぼ』みたいな。こういうのも ”ボードブック” に含まれるのでしょうか?(自分で調べろ案件)
絵本『いちじく にんじん』を読んだ感想
思ったよりめちゃくちゃよくて返したくない絵本でした(返した)。機会があればまた借りたいと思っています。
冒頭で書いていますが、『いちじく にんじん』には優秀なフラッシュカード要素もあると考えています。これを語るにあたって、『赤ちゃんの知性を何倍にもするには』という本に書いてあった ”いいフラッシュカードの要素” を一部だけ簡単に紹介しようと思います。なお、記憶ベースでまとめているため完全にあっているか保証できません……!
■いいフラッシュカードとは
・イラストがリアル(写真が最もいい)
・1枚につき1つのものしか描かない
・背景がシンプル
さて、ここで上にも貼った『いちじく にんじん』のページの一部を改めて貼りましょう。
出典:Amazon
リアルな絵で、しいたけ以外は描かれておらず、背景は白ーー!
バッチリじゃん!ありがたくフラッシュカード的な使い方させていただきます!と思って借りました。
なお、フラッシュカードと同じ効果を得られるとは限りませんのでご留意ください。
残念だった点を強いてあげれば、私がめくるのが下手だった点です(絵本に残念な点はない)。歌にのせてササッとめくっていきたかったけど、ほとんど途中で失敗して詰まりました。
ちなみに購入予定はありません。なぜかというと先ほど紹介した『赤ちゃんの知性を何倍にもするには』という本では「同じフラッシュカードをずっと使うな」といった内容も書かれていたからです。借りるのがちょうどいいと判断しました。
絵本『いちじく にんじん』を読んだときの娘の反応
■0歳7ヶ月時点
リズムにのせてページをめくりながら読むとさいごまでしっかり見てくれました。ラストの「とうがん」で毎回笑ってくれて可愛かったです。とうがんが大きくて丸いから面白かったのかな?
絵本『いちじく にんじん』の基本情報
案 : 大阪YWCA千里こども図書室
イラスト: ごんもりなつこ
出版社 : 福音館書店
対象年齢:0歳~
所要時間※:約15秒
※リズムに乗せて読む際にかかる時間
ページ数:20ページ
ジャンル:食べ物、歌、遊び
絵のテイスト:リアル
大阪YWCA千里子ども図書室のその他の絵本
・ごはん たべよ
・おやすみなさい
・おでかけしようか
詳しくは福音館書店の以下のページで紹介されています。
また、以下はAmazonで販売されている大阪YWCA千里子ども図書室の作品一覧ページです。
さいごに
『いちじく にんじん』について紹介してきました。
こちらの絵本はフラッシュカード的要素で選んだと書きましたが、そういうつもりで借りる本は結構たくさんあります。フラッシュカードは高いですしね。なお、改めて申し上げますがフラッシュカードと同じ効果を得られるとは限りませんのでご留意ください。
こちらの記事が絵本選びの参考になれば幸いです。