舌痛症と歯ぎしり その2
私は粘膜が荒れるタイプの口内炎にかかっており、それを舌痛症と呼んでいる。舌が口内炎を起こしているということを意識して、舌が刺激を受けないよう、例えば硬い物や熱い物を食べないなど、気を付けて生活している。
一日の中で、朝は一番調子がいいのだが、食事をするたびに舌のシビレと苦い味が強まっていく。最近、シビレの発生部分は、かみ合わせで当たる部分の歯が尖っていることに気が付いた。指で歯を触ってみると、反対側とくらべてみても鋭利になっている。
歯医者で削ってもらおうと予約したが、歯というものはある程度尖っているものだから考えすぎかもしれないと、キャンセルすべきか迷った。それでも、少しでも舌痛症が良くなるならと、勇気を出して行ってみたところ、医師いわく、
「私の目から見ても、かなり歯のエッジが効いてますね。これは舌が痛くなっちゃうかもしれません。削るというよりは滑らかにしておきました。」
とのこと。削った当日はあまり変化を感じなかったが、数日たった今、シビレと苦い味は少し楽になった。やはり、尖った歯が舌に刺さって粘膜を荒らしていたという見立ては正解だったようだ。勇気を出して歯医者に行って良かった。
まだまだ、ごく弱い痛み・シビレ、薄い苦み・塩味みたいなのを感じるているし、舌の粘膜はヨワヨワで上あごの凹凸だけでも調子悪くなり、上あごの粘膜も弱ったままなので完治とはいかない。多分、口腔カンジダ症の後遺症だから、完治しない可能性もあるが、もう少し良くなれば発症当初に歯科医師から言われた「忘れてください」というアドバイスを実践できそうな気がする。
今回の歯科医の見立てでは、歯ぎしり・食いしばりで歯が研がれてしまい、鋭利になったのかも?ということだった。帰宅してからネットで調べたら、確かに歯ぎしりで歯が鋭く尖って舌が痛くなると解説している歯科医院のサイトもあった。
歯ぎしりしていることは知っていたけど、ちょっと歯を削っただけで調子よくなったので、次は今回の歯科医院で歯ぎしり用のマウスピースを作る予約を入れてみた。