ドライマウスとドライアイ
ドライマウスを発症してから3か月後、目も渇くと感じるようになった。仕事中、パソコンの文字を読むのが辛くなったり、壁時計を見上げるだけでも、目が渇く感じがしたり。
ドライマウスとドライアイ持ちというと、シェーグレン症候群という病名をよく見かける。
今のところ、私は血液検査では除外されてはいるが、当てはまる症状があるので気にはなっている。
ドライアイの対症療法といえば、やはり目薬。目薬はご褒美のように気持ちがいいし、人前で気軽に差せるのもいい。ドライアイの対症療法には悲壮感はあまり伴わないと思っている。
それに比べて、ドライマウスを発症したときは悲壮感があった。マウスジェルのネバネバ感や味の悪さには失望しかなかったし、人前でマウスジェルを口に入れたら「何かあったの?」と心配されるだろう。
とはいえ、目薬をしょっちゅう差し続けるのも嫌なので、本などでリサーチして見つけた緩和方法が、ホットアイマスクだった。
最初の頃は、水を含ませ絞ったタオルをレンジにかけて、10分くらい目に当てていた。これはドライアイになるまでやらなかったのが、もったいない!というくらいに気持ちいいし、お金もかからない。
気持ちいいだけでなく、翌朝の目のコンディションの良さには非常に驚かされた。パソコンの文字を読んでいても目がショボショボしないし、上を見上げてもすぐに目が乾かない。
ただ、蒸しタオルはちょっと衛生面が心配なのと、準備が面倒臭い。その両方を解消してくれるのが、あずきのチカラのアイマスク。30秒レンジでチンするだけで準備完了で、繰り返し何度も使える。これでも十分、翌日の目のコンディションは改善される。
ちなみに、涙腺を温めて調子が良くなるのなら、唾液腺も温めたら調子が良くなるのではないか?と考えた。ドライマウスの人は耳下腺という、耳たぶあたりからほほにかけて存在する、サラサラ唾液を分泌する唾液腺の働きがあまり良くないのだそう。そして、唾液腺を温めるべく、あずきのチカラフェイス蒸しも買ってみた。しかし・・・
顔が大きすぎて、微妙に唾液腺のありそうな部分が、マスクからはみ出してしまった。そこで、もう一つ、顔周りをすっぽり包めそうなあずきのチカラ どこでもベルトを買ってみた。
逆ほっかむりのような感じで、顎の下から耳前を通り、頭の上で蝶結びにすれば、唾液腺をしっかりと温めることができる。
私はドライマウス対策で漢方薬を飲んでいて、調子のよい時間帯もあるが、薬の効き目が切れてくると、時々どうしても口が渇いてくる。前日に唾液腺をあたためていると、薬が切れているはずの時間帯に意外と口が潤っていたりして、ドライマウスはちょっと楽になると感じている。
毎晩、寝る前はあずきのチカラを使っていて、じんわりあたためてリラックスできる、自分へのご褒美タイムになっている。