舌痛症が治るとは
私は以前に、口腔カンジダ症による激痛の舌痛症にかかり、感染の治癒後も舌と上あごの粘膜が荒れている。これまでに医師からは舌痛症・口腔灼熱症候群・粘膜が荒れるタイプの口内炎(カタル性口内炎)などの診断をもらっている。
舌痛症2年目に突入した2023年も、もうすぐ終わる。2023年の始まりは舌を上あごに付けた時のビリビリ感や苦い味が酷かったが、この1年で少しずつ舌粘膜の状態が改善され、最近はだいぶ調子がいい。
舌痛症の原因にもいろいろあるが、私の場合は酷い口腔カンジダ症の後遺症で、傷んだ粘膜は完全には戻らないのではないかと思っている。完全に元の状態に戻ることを期待していると、たぶん一生治らないと思う。
私の場合は、多少の舌の違和感が残りつつも、それを気に病まず、「舌の粘膜が弱い」という現実を考慮しながら生活していければ、それを「舌痛症が治った」と考えても良いのではないかと思っている。つまり、舌痛症患者を卒業して、「舌の粘膜が弱い人」として気を付けながら生活していくのだ。
2023年の始まりは、舌の違和感が強く、どうしても意識に割り込んでくるという感じだった。2023年末の今、舌のことを考える癖がついてしまい、ついつい舌の違和感に意識が行ってしまうという感じになっている。
2024年は、引き続き舌粘膜の状態を良くする努力を継続しつつ、意識の上でのリハビリや舌痛症患者からの卒業、というのが課題になってきそうだ。
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