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舌痛症とヨクイニン

私は粘膜が荒れるタイプの口内炎にかかっており、それを舌痛症と呼んでいる。口内炎に良いことをやれば、舌痛症も良くなると理解している。コストも副作用の心配も少なく、簡単に続けられるような口内炎対策をいつも探している。

荒れた口の中の粘膜をどうやったら労われるのか、ということを調べるうち、合成界面活性剤入りのハミガキ粉は粘膜にダメージを与えるということを知った。かれこれ半年以上、合成界面活性剤が入っていないハミガキ粉を愛用している

合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)とは?
体内の酵素たんぱくを変性させる、またはその働きを弱める”酵素活性阻止作用"
・味覚障害が起こり得る
・直接触れると“肌あれ”になる

合成界面活性剤について

そこでふと、スキンケアで合成界面活性剤が入っているものを使っていることが気になってきた。例えば以下のようなもの。

  • 洗顔フォーム

  • フェイスクリーム

  • リキッドファンデーション

私はアトピー体質で敏感肌なので、スキンケアからも合成界面活性剤を抜いたほうが良いのだろうか?と気になってきたので、「肌断食」の本を読んで挑戦してみた。

宇津木式スキンケア事典 化粧品をやめると、肌はよみがえる

この本で紹介されているのは、化粧水、クリーム、下地、リキッドファンデなど一切何もつけないというやり方。どうしても乾燥するときはごくごく薄ーくワセリンを塗るという、「スキンケアをスッパリやめる」というスキンケアだ。私も1か月試してみたんだけど、アイゾーンや頬のあたりに小ジワが一気に増えてショックを受け、あっさりリタイア。

私がやめたいのは合成界面活性剤で、別に「スキンケアをスッパリやめる」ことがしたいわけではない。そこで、「合成界面活性剤断食」スキンケアをやってみることにした。肌断食の本で学んだ知識を生かしつつ、私のスキンケアはこんな感じになった。

  • 朝の洗顔:水のみ

  • 化粧水:たっぷり好きなだけ使う

  • 保湿:薄くワセリンを塗る

  • ベースメイク:パウダーファンデーションを薄く。下地も日焼け止めも塗らない

  • 夜の洗顔:ぬるま湯のみ、アイメイクは濡らした綿棒で軽くふき取り、化粧水、ワセリンで保湿

驚くべきことに、化粧はしっかり落とさなくても全く肌は荒れない。メイク落としや洗顔フォームで洗うと、皮膚が弱って荒れてつっぱるが、それは仕方ない事なんだと全く問題視して来なかった。

ただ、水洗いだけだにしてみると皮膚の元気さが損なわれない、元気な肌が出来上がる感じがする。大人ニキビもできなくなった。肌の調子がいいし、コスパもいい。ただ、ちょっと乾燥が気になる。

そこで、何か内側から肌を保湿できないかとリサーチしていたら、漢方薬ヨクイニンは肌の水分量の低下を抑える働きがあるとのデータを発見した。

ヨクイニンエキス顆粒

ヨクイニンとは、ハトムギ種子の外皮を除いた部分で、肌荒れ、イボに効くとされている。ヨクイニンはターンオーバーを活性化させたり、炎症を押さえたりする効果がある。ただのハトムギだから、副作用の心配はほとんどない。とはいえ1か月服用した今、お肌の調子はいいけど、劇的にしっとりするということはない。

ちなみに、ヨクイニンは子宮頸部の経度異形成にも効果を発揮するらしいから、効果は皮膚だけにはとどまらない。

ヨクイニンを続けていこうと思う理由には舌痛症の改善を期待していることもある。口の中の粘膜もお肌同様、ターンオーバーするらしいし、肌荒れも口腔粘膜の荒れも実は同じようなものだと思う。即効性はないかもしれないが、長期的には改善が期待できるのではないかと思う。

コストも副作用も心配が少なく、簡単に続けられるような美肌・口内炎対策の一つとして、ヨクイニンはなかなかいいのではないかと思っている。

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