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舌痛症と食べ歩き
最近の舌痛症。上あごのザラザラ感、舌を上あごに付けた時のジーンとする灼熱感、うっすらとする苦すっぱい味、最近は唾液過多も加わって、相変わらず口の中は気持ち悪い。
グルタミンうがいを始めて1か月が経過した。最近は小さじ1/4(1g)のグルタミンを大さじ1の水で溶いて5分口に含んだあと飲み込む、というのを食前食後と寝る前の合計1日6~8回くらいやっている。こまめにうがいの回数を増やすと調子いい気がする。
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ここ最近は1週間くらい、海外の古い友人が日本に遊びに来て、いっしょに朝から晩まで東京周辺観光に付き合った。遠方から来たお友達に東京を案内するときは、東京を遊び尽くせて楽しい。
パンケーキ、屋台のおやつ、会席料理、ラーメン、甘味処、デザート、牛カツ、うなぎ、焼肉、てんぷら、おそば、寿司、フルーツ、お酒、、一緒におしゃべりして一日中ひっきりなしにとにかく食べ続けた1週間だった。
ただ、私は舌痛症だから、ダラダラ食いをすると口内環境が悪化して、舌痛症も悪くなるのではないか?と何となく心配していた。1週間、舌痛症患者がダラダラ食いを続けたら、どうなるのか?
今回の結果は、ダラダラ食いを1週間続けても、舌痛症は悪化しなかった。普段はグルタミンうがいとか、ハミガキなどのオーラルケアも、サプリメント摂取も真面目にこまめにやっている私だが、この1週間はめちゃめちゃサボっていた。かといって別にたいして悪化することもなかったし、ダラダラ食べたって舌が痛くなることはなかった。ちなみに良くなるというわけではない(笑)。1回会話中に舌を噛んで舌炎ができたけど、2、3日で治った。
人と会って食べたり話したりしていると、会話に集中して舌の違和感や痛みが気にならない時間が多くなる。舌痛症は社会生活の妨げにはならないと私は思う。
それでも舌痛症になってから、人と会うことが以前より億劫に感じてしまう。舌痛症のせいで楽しい時間を過ごせるのか不安に感じてしまう。こんな風に思うのは、舌痛症の不快感やストレスでエネルギーを消耗しているからかもしれない。家に閉じこもっているとエネルギーをセーブできる時もあるけど、外でエネルギーを発散したほうがより元気になることもあるんだなぁと感じた1週間だった。
舌痛症の治癒には数年かかるそうなので、あんまりあれこれ我慢しすぎず、好きなものを食べて好きな人に会って、病気と付き合いながら幸せに生きていければいいかなと思っている。