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舌痛症初心者の方へ

私は以前に、口腔カンジダ症による激痛の舌痛症にかかり、感染の治癒後も舌と上あごの粘膜が荒れている。医師からは舌痛症・口腔灼熱症候群・粘膜が荒れるタイプの口内炎(カタル性口内炎)などの診断をもらった。

このnoteには、ストイックに舌痛症のことだけ1年半くらい書き続けてきた。こんなマイナーで概念もあいまいな病気にもかかわらず、思ったより訪れてくださる方が多く、驚いている。

もしかして舌痛症かな?と訪れてくださった舌痛症初心者の方へ、今回は舌痛症歴もうすぐ丸2年の私からのアドバイスを書きたいと思う。


まずは病院へ

ありきたりだが、症状の軽い・重いにかかわらず、やはり何か長引く症状で悩んでいるなら病院で診てもらうことをお勧めする。

手始めは内科

ドライマウスやむくみ、甲状腺などの関連する症状がないか、貧血やビタミン不足がないかなど、まずは内科で血液検査を受けるのが良いと思う。私の場合は、舌や口の中の痛みに関しても内科医がしっかり相談に乗ってくれたし、亜鉛やビタミン類、うがい薬など処方してくれた。

解決できなければ歯科

内科では解決できない場合は歯科に相談すると良いと思う。でも、歯科は本当にピンキリだ。私は2軒の歯科医院で舌が痛いのは気のせいだと言われ、わかってもらえなかった。舌痛症に理解のある歯科医をネットで探すことをお勧めする。歯科医に行くと大きな病気がないか聞かれるので、あらかじめ内科に行っておくと役に立つ。

口腔カンジダ症

夜寝つけないくらい激痛の場合は、神経の障害による場合や、私と同じように口腔カンジダ症による舌痛症の可能性があるかもしれない。その場合は、まずは感染症の治療が最優先だと思う。歯科医の中ではカンジダ症=口の中が白くなる、と思い込んでいるケースが多いが、白くならないカンジダ症もある。理解のあるところをリサーチすることをお勧めする。

耳鼻科で相談もできる

耳鼻科で口内炎を診ることもあるようなので、舌の痛みも耳鼻科で相談できる。ネットで他の方の闘病記を見ていると、耳鼻科で漢方薬を処方してもらったりと、親身になって診てもらえるケースもあるようだ。

抗うつ薬は効くのか

舌痛症に抗うつ薬を処方する治療もある。私は近いところで抗うつ薬の怖い面を見てしまったことがあり、抗うつ薬は飲まないと決めている。だから、何とか抗うつ薬に頼らないで舌痛症を乗り越えたいという理由もあって舌痛症関連の情報をリサーチしていた。


私は口腔カンジダ症の後遺症によるところもあるから、抗うつ薬は効かないだろうし、、、とも思っていたが、リサーチにより1周回って抗うつ薬はやっぱり舌痛症に効きそうだと考えるようになった。


理由は、唐辛子の辛み成分カプサイシンには鎮痛効果があることと、同様に抗うつ薬もカプサイシン受容体に働きかけて鎮痛効果を発揮するらしいこと。また、睡眠不足と舌痛症にも関連がありそうな情報があることと、抗うつ薬には眠くなる副作用があり睡眠不足が改善されるケースが多いことだ。


ただ、抗うつ薬には副作用があるし、薬を卒業するのにも苦労が伴うケースがある。私のように抗うつ薬を選択したくない方は、このnoteで書きためてきた舌痛症対策から良いと思ったものだけピックアップしてでアメブロでブログを書いているので、参考になるかもしれない。

もし私のように口の中の粘膜がダメージを受けている場合は、「美肌」を意識した食事、生活習慣などを目指すと良いと思う。

まとめとメンタル

始めの頃は、今後一生、治らなかったらどうしようと考えてしまい、メンタル的にきつい時期があると思う。1日単位で改善を感じることが難しい病気だが、1か月~半年、年単位で振り返ったら改善は感じられるのではないかと思う。前回のnoteにもメンタルについて少し書いた。

私に関しては約丸2年の闘病生活を経て症状は軽くなってきており、それほど気にならない程度に落ち着いている。今後は軽めの舌痛症患者という感じで、舌の粘膜を労わりながら生活していくので、ここにも仲間がいると思って少しでも安心してもらえたら、と思う。

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