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マンドリンのスチール弦とピック

マンドリン弦の作成に向けて、下記をまとめています。


マンドリン:4コースに分かれていて、1コース2本使います。


・素材は全てスチール弦:炭素鋼とコーティング:ステンレス
・ミクロ組織や硬さは不明:弦がすぐ死ぬ原因はおそらく弦の変形やサビによる断面形状の変化と予測します。多分硬さ制御が弦の寿命を律速します。
・音の周波数解析はあまりやられてません。ここのデータを集めてもいい。

http://yorumonemurenu.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-7c92.htm

興味として自分が好きな音がどんな周波数成分の音であるのか?どんな弦であれば、それがなし得られるのか気になります。

・弦は巻線で表面研磨してます。ゲージ長?は下記の動画で見ることができます。

表面コーティングされているのがわかります。
横に伸長組織を示すのも確認できます。

・弦がきれるのは金属疲労です。ぜひ切れた弦の破面をみてみたい。


課題は
・ギター弦と比較すると一般に高い。マンドチェロなら1セット 7000円から11000円
・マンドラとマンドチェロの弦の種類が少ない。マンドリンの弦は18種類あります。案外多いなと思いました。
・本社が日本にあるメーカーがない。最近若い人が作られたかもしれません。
・弦が死ぬと奏者は困る。下手した時がありまして、リハーサルで弦の音が死にました。奏者の方は鈴木静一先生の曲をリハで弾いて音量バランス調整したら、そりゃ弦が死ぬことは理解されると思います。(新しい弦はビンビンした音がして、ホールでの生演奏では好みはありますが、心地よいビンビンさが大事です)
・初心者だった時、ゴリゴリ弾いてよく弦を切りました(1本きたら800円飛びます)
です。




3Dプリンタでピックつくりました。
改善点はありますが、意外にいいです。

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