車屋さん必見!定期点検の入庫数を年間10件だったものを8年後に300台にした方法。
タナアツです。
あなたの経営する自動車整備工場ではお客さんの定期点検の入庫台数は月に何件入庫しますか?
もしも入庫台数が年間の車検台数のうちの数パーセントほどしかきていないのならこれから紹介する方法を毎月行うことで年間の車検台数の50%から70%の入庫が可能となります。
僕の会社でも8年前までは定期点検の入庫数が月に1台か2台入庫すればよい方でした。
でもこれからご紹介する方法を忠実に毎月実施していったおかげで現在は車検入庫台数が40台に対して30台が入庫するようになりました。
私の会社が行ったことはたった2つの行動でした。
私の会社でも元社長の父からそんなことをしてもどうせお客さんは入庫してくれないよ。費用の無駄だからやめとけと言われ反対をされていました。でも、今となっては父もやってよかったと言っています。
そんなに大それたことなどしていません。
どこの自動車整備工場でもできます。
ではその2つの方法をご紹介します。
お客様へ定期点検のお知らせDMを毎月送る
1つ目は毎月必ず翌月の定期点検の時期になるお客様に定期点検のお知らせDMを送ることです。
なーんだそんなことなのと思いますよね。でもこの簡単なことを皆続けられないんです。
理由は簡単です。めんどくさいから。
特に個人経営されている会社の経営者ほどやらないのではないでしょうか?
うちで初めて定期点検DMを送ったときにお客さんから言われたのが
「定期点検って何?」
えっ?定期点検を知らない?
そんなことも知らないで車に乗っているの?と思いました。でもよく考えてみるとお客さんが悪いわけではないんです。悪いのはお客さんに車には車検のほかにも定期点検というものがあるんだよということをお知らせしてこなかった自社が悪かったんだと思いました。
それから私はとにかく定期点検にこようがこまいが2年間DMを送り続けてみようと毎月送り続けました。
2年間送り続けた理由は車検の期間が2年間で自社のお客さんにDMが必ず1っ回は行くようにするためです。1回のDMが行くだけでもお客さんの中で定期点検というワードが頭に入ります。
知っているのと知らないのとでは全く違います。
DMを送り続けた1年目は年間13件程度しかきていなかった定期点検が年間で70件を超えました。
DMをおくっただけで約5倍です。
1通のはがきを送るコストが当時52円。はがき1枚約2円。30件のお客さんにはがきをだしてもコストは1600円ほど。1件の定期点検で十分に利益が出ます。
しかも1度送った後の2回目のさいにはもっとお客さんの定期点検に対する意識は変わっているので入庫し易くなります。
先々への先行投資でもあり、現時点での売り上げ増加にもつながるので一石二鳥ですよね。
DM送付は明日からはじめたらもしかしたら次の日には定期点検の予約テルが入るかもしれません。
今までやっていなかった会社さんはぜひ試してみてください。
定期点検DM送付後のお客さんへのTEL
2つ目は定期点検DMを送った後に必ずお客さんにTELすることです。
お客さんはDMを見た後に忙しいから後で電話しようと考え連絡をしてこない可能性があります。そこでそういったお客さんをそのままにしておいたらせっかくの定期点検が1っ件入庫してこなくなります。
そこでDM送付後にこちらから1度連絡を入れるようにしてください。
DM送った後に電話までしたらなんかお客さんから嫌われないかなとか考えていませんか?
その考え方は今まであなたの会社を利用していただいていたお客さんに失礼ですよ。
私がお客さんから言われたのは
「連絡するのを忘れていたよ。電話をくれてありがとう。」
でした。
電話をするとお客さんが嫌がるかもしれないと考えているのはあなた自身です。お客さんが考えているわけではないんです。
あなたの創造の中だけで電話をすることをやめるようなことはしないようにしてください。
確実に電話を入れるだけでも入庫率はかわります。
それでも電話をするのは少しなーという方はDMに後日電話を入れさせていただきますと一言添えておけばいいんです。
それだけでお客さんは連絡が来るんだよなーと思ってくれます。
このDM後TELで前年70件だった定期点検の台数が120件にまで伸びました。
DM後のTELはコストもかかりませんしお客さんとのコミュニケーションもとれるのでぜひ試してみてください。
まとめ
定期点検はディーラーさんではない車屋さんがお客さんサポート面で実施しきれていない盲点かと思います。
定期点検で来店を増やすことで今までは2年間で車検の時だけのお客さんとのコミュニケーションが2年間で最低でも2回のコミュニケーションの機会を得ることになります。
そこで仮に定期点検が入庫しなかったとしても車の乗り換え相談につながるかもしれません。
めんどくさいことから必ず車屋さんの商売は始まります。
1日1件DMを書く時間を作ることはできるはずです。
どんなに忙しい整備工場でも1日1件のDM作成はできるはずです。
それすらもできないのならはっきり言ってほかの集客方法も難しいです。
新規のお客さんの集客は何倍も難しいのですから。
この記事を読んで明日から実践していただければ幸いです。