時の流れを感じた瞬間―22歳は若い?若くない?―
ドラマでよく見るようになった若手の俳優さん達。同い年くらいかなと年齢を検索すると18歳とか19歳とか。よくよく考えると年下じゃないか!
数年前、私が中学生高校生の頃は活躍する俳優さんは皆、同い年か少し年上だったのに。自分も年齢的にはもう子供じゃないんだとしみじみと実感する。
実家の冷蔵庫に電話番号が書かれた紙が貼ってある。よく見ると、幼少期に親しくしていた友人の自宅の電話番号。放課後に友人に手あたりしだい固定電話から電話をかけまくり遊ぶ約束をしていた。
SNSがない時代、都合の合う友達を健気に一軒一軒電話でアポ取りしていたのが、はるか昔のことのよう。10年前のこととは思えない。
旧友が突然SNSに赤ちゃんをアップし始めた。結婚どころか、子供までもうけているようだ。
かたや私はまだ何も成していない学生。人間としての成長過程の速さの違いに驚く。私が高大と人並みに勉強したり部活したりしてきた間、その人は社会に出て使用者と雇用契約を結び給料もらって生計を立てつつ一生涯のパートナーと出会い子孫をもうけて家庭を築いている。
3つほどエピソードを書いたが、書いてるときに思っていたことは、私はもう若くないということだ。というか、もう私は老いていく一方なんだなという悲壮感がある。何を言っているんだという人が大半かもしれないが、同じような悲壮感を持っている人はいないんだろうか……。
まあどちらにせよ、いくつになっても今生きている瞬間が最も若くいられる瞬間なのだからあまり歳とかは気にせずいろいろ挑戦していくことが大切だとは思う。