自己肯定感の影響力と希望
自己肯定感とはなんぞや
なにやら自己肯定感ってなんだかピンとこない人もいそうなので、まずはウィキペディアにて検索してみましたら、以下のようです。
**********************************自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。現在、これらの言葉は多義的に用いられることが少なくなく、結果としてあらゆる肯定的な心理的要素を表現する包括的名称(umbrella term)となっているという指摘がある。
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まあ、ざっくり言いますと、
・自分の価値を認める感覚
・自尊心とか自己効力感とかと同じ意味でも使われる
ということですね。
もう少しかみ砕くと、自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられることだと思います。
じゃあ、価値ある存在として受け入れられるってどういうことか?
これってちゃんと説明できる人って少ないです。
少し例を挙げて説明していきたいと思います。
赤ちゃんの頃はみんな持っていたもの
生まれたばかりのあなた。
なにもしらず、なにもわからず、ただ快と不快を感じて素直なままに表現するあなた。
この時、赤ちゃんは自分が他人と比べて優れているかどうかなんて気にしていません。ましてや、自分の価値について考えることもないし、肯定するとか否定するとかそういう領域にいません。
つまり、赤ちゃんは今ある自分が当たり前で、感情を訴えるのが当たり前なんです。それって、自分を全肯定している状態ともいえると思います。だって、自分が信じられていなかったら、素直な感情表現なんてできなくないですか?
私達は、「間違っているかも」「バカにされるかも」「自分なんかの意見じゃ」などなど考えているから、自分の意見が言えないんですから。
赤ちゃんは、「腹へったーー!!」って感じたから泣くんです。否定される前提なんてない。当たり前のように、自分の感情を訴えて誰かに満たしてほしいから泣くんです。
これって、自分の価値や存在に疑問を持っていたらできないですよね。
このように、当たり前のように持っていた感情を今の私達は無くしてしまっているんです。だから、素直な感情を伝えられないし、人の目線ばかり気にして行動してしまう。
これって、結構やばいことだと思いませんか?
自己肯定感が低下するとどうなるか
例えばあなたは、大切な話し合いに5分遅れたとしましょう。大事な発表をあなたがすることになっています。ギリギリ発表には間に合いました。あなたが席に座ると、上司と目が合いました。
・自己肯定感が低い人→「ヤバい、怒ってる?」
遅刻したことを責められてる! あー、なんで遅刻なんかしちゃったんだろう!
・自己肯定感が高い人→「私の企画が期待されている?」
お?発表者の自分を見るってことは、それだけ楽しみにしてくれてるのかな?よし、がんばっちゃおう!
こんなふうに、同じ状況でも考える内容に違いが生じます。このように、自己肯定感の高低で、あなたの見える世界はがらりと変わります。
つまり、自己肯定感が低い人は、ある出来事に対して、最悪のケースを想像して、それを現実として考えてしまうということです。ですが、本当は相手がどう考えているかなんてわかりません。
わからないことを、マイナスに考えてしまう。これが自己肯定感が低いことの最大の弊害かと思います。新しいことにチャレンジしようと思っても、「どうせまた失敗する」とすぐ行動にブレーキをかけてしまうんです。後ろ向きな判断で行動が消極的になるとともに、自分や周囲に対するネガティブな感情が高まり、自己肯定感がどんどんと低下する悪循環に陥ってしまいます。
自分を好きになれ、なんて言われてもできない!
では、自己肯定感を得るために「自分を好きになりなさい」といわれてあなたはなれますか?
私はちょっと自信がありません。
自己肯定感って、感情なのですぐに切り替えられるって思っている人もいますが、それは間違いです。一般にいう、怒りとか悲しみとか、そういった感情とはまた種類が違います。
では、どういうものか。ちょっと例を挙げて考えてみましょう。
安全基地という存在
赤ちゃんが、自己肯定感の塊であることは説明しました。
その赤ちゃんがもう少し成長すると、だんだん外の世界に興味を持ってきます。
最初は、お母さんと手をつなぎながら。
次は、部屋の中を。
そして、家中を。
いつしか、外へと飛び出していきます。
これができるのは、親という安全基地があるからです。何かあっても、親がどうにかしてくれると思っているから、少しずつ未知の世界に飛び出していけます。
そして、いつしか自分の力に自信を持ち、親がいなくとも活動できる、チャレンジできる。自分ならば大丈夫という感情を持てる。
これが、自己肯定感なんですね。
こういった感情って、一朝一夕では作れません。
元々自己肯定感の塊だった自分でさえ、長い年月をかけて積み重ねていくものです。
ですから、私たちが知らなきゃいけないのは、自己肯定感を上げる方法に
「近道はない」
このことは念頭に置かなければならないんです。
自己肯定感が低くなる理由
では、なぜもともと自己肯定感の塊だった私達が変わってしまったのか。自己肯定感が低くなってしまったのか。
その原因は、親と学校です。
親がいない方は、養育者、と言い換えてもいいかもしれません。
もちろん、過去につらい体験をしたトラウマや他の原因もありますが、今回は多くの方に当てはまる部分だけ説明しようと思います。
まずは親。
親は子供をしつける立場にあります。
私達も親にたくさん怒られてきませんでしたか?
「どうしてそういうことするの!」
「もっとしっかりしないと、〇〇ちゃんみたいになれないよ」
「あなたはどうしてこうなのかしら」
こういった言葉って日常茶飯事ですよね?もしかすると、もっとひどい言葉を日常的に浴びせられてた人もいると思います。
あなたが学校であった素敵な話を親に話したいと思ったとします。
ですが、親は家事で忙しくて時間がなさそうです。
「ねぇ、お母さん、あのね――」
「忙しいからあとでね」
こんなやり取りなんていくらでもありませんでしたか?
日常から、自分のダメなところばかりを指摘され、自分よりも家事や仕事を優先させる親の姿をみて、自分価値があるって信じられる子供がいると思いますか?
こうして親は、子供の自己肯定感を削り続けながら生きていきます。
子どもは、自分の価値を見失いながら成長していきます。
こうして出来上がったのは、私達なんです。
学校も同じです。
学校では、私達はみんな同じ、という姿を求められます。
「ちゃんと列に並ぶんだ!」
「授業中は静かにしろ!」
「このテストができないやつは補修だ」
人と違うことをすると怒られ、同じようにいることを求められ、苦手なところがあると執拗に責められる。
でも、先生たちってこう言うんです。
「個性を大事にしろ」
「自分の強みに気付こう」
「あなたにはあなたの良さがあるのよ」
どの口がいうんでしょうか。
耳では、個性が大事といわれつつ、行動では同じことを求められる。
正直、わけがわからなくなってしまいます。
こうして先生は不信感を持たれます。信じられない人の褒め言葉なんて全くはいってきやしません。どんどんと否定の言葉ばかりが心に刺さっていく。
こうして、学校という環境も、あなたの自己肯定感を奪ってきたんです。
今のあなたは自己肯定感が低い?
簡単に、自己肯定感が低い人の特徴をまとめていこうと思います。
1.過去の失敗へのこだわりやトラウマがある
失敗した経験は、強く印象に残ります。その印象があまりに強いと、同じ失敗を繰り返したくないという意識が高まってしまい、これが自己肯定感を低くしてしまうきっかけになってしまうんです。過去の失敗は自分のせいだと考え、「自分はダメだった」「もっとこうするべきだった」といつまでも思い悩んでしまいます。
2.他人との比較や劣等感の意識が強い
自己肯定感が低い人は、自分がいくら頑張って営業成績を上げても、「Aくんのほうが金額ベースでは上だから」と劣っている点を探して、自己否定しまいます。自分のできないところばかりに目が行ってしまうんです。
3.いつも「できない」と思ってしまう
何かをはじめようとプランを立てても、すぐに「できない」と思ってしまいます。だって、自分を肯定できないんですから、自分を信じて行動することもできるわけがありません。何事に対しても消極的になり、挑戦していたことを途中で諦めてしまう傾向が強くなります。
4.周囲への依存度が強い
自分で主体的に物事を決めることができなくなります。自分に自信がないから、上司や先輩、取引先の意向を優先してしまうんです。そうすると、人に決めてもらったことを実行するため、失敗しても上司や先輩のせいにするという、他責的な傾向が強くなっていきます。依存的、他責的な態度が定着してしまうと、何かを決断しなければならない局面に向き合ったときに、自分では決められなくなってしまうんです。
これらの特徴は、必ずしも単独で表れるわけではなく、いくつかが同時に現れることもあります。
あなたには、思い当たるところはありますか?
自己肯定感が低いと感じたあなたへ
自己肯定感が低いもしあなたが感じているとしたら、それは大きなチャンスです!
なぜなら、自己肯定感が低いと気づいていない人が、破滅への道をたどっていくからです。
自己肯定感が低い人は、自分で自分を認められないから、人からの評価がことさら気になります。
すると、
・必要とされれば、どんな無茶な仕事もやってしまい、体を壊していく
・普通じゃないと感じているのに、恋人からの無茶な要求を受け入れてしまう
・命の危険があるにも関わらず、痩せることにしがみついて危険なダイエットに身を投じてしまう
こういった風に、自分の身体や心ではなく、人の評価や感情を第一優先にしてしまうんです。
その結果、待っているのは、心も体も傷ついてボロボロの自分です。それが現実になっている人が本当にたくさんいます。
ですから、今気づいたあなたは、本当にチャンスです。
今しかありません。
今から自己肯定感を積み重ね、そして自分を大好きになるんです。そうすることで、これからの人生がおおいに変わってきます。
では、どうすればいいか
自己肯定感が低いと気づいた人は、一刻も早く自己肯定感を高めるために行動をしてほしいと思います。
そうすることで、これからさきの人生を無駄にせず、幸せを取り戻せるからです。
では、なにをすればいいか。
これを教えてくれるサイトやセミナーが本当にすくないんですが、実は単純なことをやり続けることで、自己肯定感って高めることができるんです。
1.自分を褒める習慣を作る
2.自分を否定する習慣をやめる
この二つさえできれば、自己肯定感を高めることができます。習慣って書いたのは、さっき言ったように自己肯定感を変えるには長い時間が必要ですから、より効果的なのが習慣に絡めていくということなんです。
一つずつ説明していきますね。
自分を褒める習慣作り。これは、いろいろな本でもよくいわれていることですが、さまざまな方法があります。最近一般的になってきたのは、「できたことノートを作る」などでしょうか。
人は、出来ないことを見つける天才です。ですから、出来ないところばかりを指摘して、自分を責める思考が出来上がっています。
ですが、出来ていないものだけじゃ人生ってなりたっていかないんですよ。かならずできている部分がある。そこにしっかりとフォーカスを当ててあげるってことですね。
こういう風に、自分を褒める機会を作ってあげることは本当に有効ですのでぜひ試していただければと思います。
次に、自分を否定する習慣をやめる。
これは、あまりピンとこないかもしれませんが、自己肯定感の低い人って必ずと言っていいほど、自分の性格を語ってもらうとネガティブなことしか出てきません。
ですが、長所とか短所ってありますが、これって結局表現の仕方次第ってしっていますか?
まったく同じことでも、人によっては、長所であったり短所であったりするってことです。
例えば、物事を決めるときに下調べをしてから決める人がいるとします。この人のことをあなたはどう思いますか?
これを肯定的にとらえると、
・慎重で計画的に物事を決められる人
と表現できますし、否定的にとらえると、
・即断即決できず優柔不断な人
と表現できるかもしれません。
このように、全く同じことをみていても、その人のとらえ方や優先順位で長所にだって短所にだってなるんです。
ですから、私はおすすめするのは、自分の特徴を上げてもらい、短所を長所の表現に書き換えて毎日読み上げてもらうことです。
こうすることで、日常的に自分を否定していた習慣が、自分の長所を認めてあげる習慣になっていくんです。
以上のように、
1.自分を褒める習慣を作る
2.自分を否定する習慣をやめる
ということへの取り組みを、どんどん日常に取り組んでいくことが大事になってきます。
これらの方法は、人それぞれ合ったものが変わってきますので、ご自身にあったものをぜひ考えていただければと思っています。
最後に
自己肯定感は、何かをする時だけじゃなく、生きていくこと、人生を歩んでいくことの土台となる部分になってきます。
もし、あなたの自己肯定感が低いと感じたならば、それは本当にチャンスだと思います。
ぜひ、自己肯定感を高められるよう行動を起こしていっていただければと思います!
あなたの未来が、色鮮やかで輝くものであることを、心から祈っております。
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看護師、小説家、カウンセラー、コーチ。
看護学生時代から心に興味を持ち、看護師を続ける傍ら精神看護、認知行動療法、カウンセリングを学んでいく。
1200人の精神疾患患者からの学び、セルフカウンセリング、コーチング理論を用いて、人間関係、仕事、そしてプロの小説家という夢をかなえていく。
自分を好きになることが人生を作り変えること、自分を好きになった人は周囲の人間をも幸せにしていることに気付き、その方法を発信しようと考え、リニューライフサポーターとして活動を始める。
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「あなたにはできない」
小学生の頃、私は母にそう言われました。内容は、地域一の進学校に飛び級して入学、といった冗談のような内容だったと思います。
今でも鮮明に情景が浮かび上がるくらい覚えているのですが、自分を信じてくれるだろう親にそう言われたのはひどくショックでした。
それでも、期待されたい、自分がすごいと信じたかった私は前向きに頑張ってきました。
けれど、私はその進学校の受験に落ちたんです。そのときにすべてを悟ってしまいました。
――私は、やっぱりできない子なのだと。
それからの私は、自信を失い自分が大嫌いになりました。
そんなダメな自分から目を背けるために、自分を痛めつけるような恋愛や行動をしていってしまいます。
自分はすごいという仮面をかぶって人と会うたびに、帰り道、公衆トイレで吐くなんてよくあることでした。
親や学校に隠していたことを理由に脅迫されたり、家庭を巻き込んだトラブルを抱えたりと、私の心はいつしか限界を迎えていったんです。
それが、大学の頃だったかと思います。
そんな自分を変えてくれたきっかけは、友人の存在でした。
最低な自分のすべてを話し、すべてを受け入れてくれた友人達のおかげで、私は「ダメな自分でもちゃんと居場所はあったんだ」と思うことができました。
それからも、求めるばかりの私は、恋愛においても同様で相手を傷つけてばかりでした。
仕事でも、認めてほしいが先に立ち、空回りする日々でした。
何事にも飽きっぽい性格で、浅く広くを体現したような生き方に、心底嫌気が刺していたんです。
そんな中、精神看護、認知行動療法、カウンセリングやコーチング理論を学び、1200人以上の精神疾患を持つ患者さんに様々なことを学び、私は少しずつ変わっていきました。
自分を好きになってこれたんです。
すると、パートナとの関係はうまくいきまじめ結婚することができました。仕事でも評価され昇進することができました。趣味だった小説を書く、ということがいつのまにかプロの小説家として活動するに至りました。
すべては自分を好きになることで人生が生まれ変わっていったんです。
そして月日は流れ、すべての始まりだった母が癌であることがわかりました。
余命も短く、自分の子ども合わせてあげることが親孝行だと実家に帰る頻度も増えました。その時に言われたんです。「あなたにはできない」といったあの母が――
――あなたは、努力の人だから。
その言葉を聞いた瞬間、私は涙があふれて止まりませんでした。
母は、私がもがいていたことを見てくれていたんです。努力していたのを見てくれていたんです。
「あなたにはできない」といったのは、その時の私であって、遊び惚けていた自分にはできないという叱咤だったと気づいたんです。
その気づきは、きっと私が私を好きになれたから気づくことができたんだと思います。
そして、そんな私は、自分と同じように自分を好きになれる人が増えたら、もっと幸せな人が触れるのにな、と自然と思うようになりました。
自分を好きな人は、周囲に影響を与えていきます。
私もたくさんの影響を受けてきました。
ですから、次は私の番です。
そう思って私は、「自分が好き」で心を満たすリニューライフサポートさせていただきたいと思っています。
皆さんの人生を作り変え、輝く未来を生きるために。
心を「自分が好き」で満たしていきましょう!
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