変わることに「すごいこと」は必要ない
今の自分を変えたい方へ
皆さんは、今の自分に欠点があると思いますか?それともないですか?
多くのひとが自分の欠点は?と聞かれて思いつくと思います。ただ、その欠点を「このままでOK」と思っている人と「絶対に変えたい」と思う。この違いだと思うんですね。(欠点がない、と言い切れる人はすこし客観的な目線を持った方がいいかもですね)
なので、今回の話は「欠点を変えたい」と思っている人に向けてになります。ぜひ最後まで読んでいただき「変われる!」という気持ちになってもらえたら嬉しいです!
多くの人の勘違い
欠点を変えたいと思っている人の勘違いに「変わるためには頑張らないといけない」というものがあります。
頑張るって言うと少し抽象的ですが、「今の自分じゃできないかも」と思っているってことですよね。だから「頑張る」わけです。
でも、変わるって本当に頑張らないとできないことでしょうか?
例えば私は、上司との関係性に悩んでいた時がありました。
その時上司は、私の提案に対してNOと言うことが多く、気さくな話をするなんてほとんどなかったんですね。
でも私は「たった二つの言葉」だけで、上司との関係性を変えることができました。
それが「おはようございます」「今日どうですか?」この二つだけです。
この二つの言葉が言えない人はいますか?
もちろん、声が出せないとか、色々な理由で言えない人もいると思いますが、健康な人や言葉を話せる人ならこの二つの言葉が言えない人はいないと思います。
この二つの言葉を言うのは難しくありません。
誰でもできることです。
でも、私はこれを3か月間、上司の顔を見た時に言うことで、どんどん関係性が変わってきました。
必要な要件しか話さなかったのが、「きいてよ、〇〇でさー」と愚痴を言ってくれるようになりました。
私の提案に対していつもNOだったのが、「それなら、こういうやり方ならいいんじゃない?」と提案してくれるようになりました。
そのころには、私と上司は一緒に組織を変えていく仲間になっていたんですね。ずいぶん仕事がやりやすくなったのを覚えています。
さて。
この事例を見てどう思いますか?実は世の中での変化ってこういうことがあふれています。
・挨拶で変わった。
・電話を一本かけて謝るだけで大きな仕事が舞い込んだ
・毎日30分を費やした結果、事業がうまくいった
・一日一行という目標を決めて書いた結果、出版につながった
などなど。
実は、変化は「些細な行動」でも起こります。これが皆さんの持つ勘違いです。
でも、なぜできる人が少ないの?
そう。
簡単だとわかっていても、多くの人ができない、という現実もあるわけです。この種明かしは結構簡単で、
「挨拶は大事ってわかってるけど、Aさんと関わると怒られるから避けたい」から挨拶をしない。
「電話を掛けると上手くいくかもだけど、向こうの会社の人に変な風に思われるかも」だから電話を掛けない。
「30分を費やした方がいいかもしれないけど、だらだらしたくて動画を見ていると時間が過ぎてしまい」やりない。
「1行は数分で済むけど、めんどくさいし、書きあげたときに評価されないかもと考えてパソコンに向かうこと」ができない。
わけですね。
私達がやらないこと、できないことにも実は目的や意図があります。
これに気づいたときに改めて「自分は何をするのが本当に幸せになれるんだろう?」と考えて欲しいんです!
挨拶をしたほうが幸せ!と思うならすればいい。
でも、仲には「怒られるくらいだったら何も言わない方がいい」と思う人もいます。それもOKなんです。そしてそういう人は「変わりたくない人」なんですね。
あなたはどうですか?
「変わりたい」ですか? 「変わりたくない」ですか?
どちらを選ぶのも、あなた次第です。なぜなら、あなたが「あなたの人生の主人公」」だから。
では、また次回会いましょう!
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