背張り調整はセンス?
以前、勤めていた福祉用具貸与事業所では、定期的にシーティングに関する社内研修をしていました。
そこで、お互いにモデルとなって背張り調整をする機会があるのですが、これが大変でした。
😱 😱
背張り調整とは、車椅子の背もたれにあるマジックベルトを緩めたり絞めたりして、体幹を安定させることを言います。
うまくいけばなんと言うこともないのですが、失敗すると、2、3日背中や腰が痛い日が続きます。
その体で電動車椅子を車に積んだり下ろしたりしなければならないので、背張り調整の社内勉強会は組む相手を間違えると、後々、辛いのです。
フットサポートやアームサポートの調整などは、メジャーで測って、その通りにするだけなのでわかりやすいのですが、背張り調整は、計るのではなく感覚に頼る部分が大きい。
そのため、背張り調整は感覚が掴めない人には、なかなか伝わらない。アドバイスの仕方に問題があるとも言えますが、座っている方は辛〜〜い!のです。
ともかく1秒でも早く、車椅子から降りたい!😱
頭の中がその思いでいっぱいになってしまいます。
ですから、背もたれが合っていない利用者さんは辛いだろうな、と身をもって思う体験でもあります。
それでも、円背や体幹の変形のある方などには、背張り調整の効果は絶大です。全国の福祉用具専門相談員さんにマスターして欲しい技術の一つです。
車椅子相談をしています。
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