かんちゃんねるvol.2(私の火をつけたアルバイトの面接の話)

こんにちは!
かんちゃんねるvol.2スタートです!!

今回は「アルバイトの面接」という題で書いていきます。
前回、私はこれまでの人生が守られた環境の中で過ごしてきたという話をしました。

なぜ私がこれまで「守られた環境」にいたと感じるようになったのか、
私がそう思うようになったのは大学入学後に経験した「アルバイトの面接」が大きく影響を与えています。

ここからはその経験について書いていきます。

私は大学生になり何度かアルバイトの面接を受けました。
そもそも車椅子ユーザーの私が担えるアルバイトは限られています。
自分には何ができるのか、調べに調べ面接を受け続けました。

結論から言うと私はアルバイトの面接を1年間落ち続けました。


落ちるたびに家族や友人に「また不採用だったよ」と報告するのは、辛かったです。

しかし、私には不採用ということ以上に辛かったことがあります。
それは面接のたびに面接官から言われる


「周りの方と同じように働けないなら採用できません」


と言う一言でした。


正直この一言は精神的にきつかったです。

私は高校生までずっと地域の学校の通常学級で過ごしてきました。健常者の友人と同じように授業を受け、休み時間を過ごしました。自分で言うのは恐縮ですが、部活も全国大会に行くほど活躍しました。それでも体育の授業はできないことも多く、1人違うことをすることも多くありました。
周りと同じように成長してきた私は大学に入学し、さらにステップアップしようと考えていました。                       その矢先、私に掛けられた「同じようにできない」という面接官のフレーズは重すぎました。

ここで私はいかにこれまで「守られた環境」の中で過ごしてきたのか、そしてこれから社会に出たら、自分の力で道を切り開いていかなければならないということが分かりました。

もちろん自分ひとりで生きていくことができる人はいないと思います。  ですから、周りの方のサポートは必要不可欠です。

でも頼ってばかりでは成長しないので、これからは

「できることをして自分のストロングポイントを伸ばしていこう」

という目標を掲げることにしました。

もちろんアルバイトの面接で辛い経験をしたことは変わりません。しかし、辛いという感情はすぐに癒えて今では良い経験だったと前向きにとらえることができています。ポジティブな性格でよかったなと思っています。


最後に、私にとってアルバイトの面接官の「同じように働けないなら」という言葉は私を悩ませたと同時に私に火をつけてくれました。明らかに高校時代と大学に入ってからでは「挑戦心」が成長したと感じています。間もなく私は大学2年生になります。嬉しいことに私のやる気、熱量を感じてくださった方がいて、来年度からアルバイトをすることになりました。

誰かが必ず見てくれている     

今私と同じような悩みを持っている方に、この言葉が届けば嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

#熊本
#学生
#障がい者
#車椅子
#骨形成不全症
#誰かが必ず見てくれている

いいなと思ったら応援しよう!