SOPHIA LIVE 2022 “SOPHIA”
SOPHIA LIVE 2022
“SOPHIA”
10月11日
日本武道館
定時を少し過ぎた頃
ふっと客電が落ち
武道館の会場にエディットピアフの愛の讃歌が響き渡る
もうその瞬間に胸がいっぱいになるし
条件反射で胸が高鳴る
スクリーンにはSOPHIAの旗が立ち風になびいている
ずっと下ろさずに大切に抱えていた旗を
またこうして地面にしっかりと突き刺し立たせることが出来た
その映像を見ただけで感極まった
画面にメンバーの名前が一人ずつ映されて
それと共にメンバーが登場する
トモは片手を挙げて
都は人差し指と親指を立たせたいつものあのポーズで
黒ちゃんは両手で客席を煽ってからの投げキッス
ジルはその場で深々とお辞儀
そんな一人一人の仕草に感慨深くなる
ステージの照明を落とした中
トモのドラムから始まり
黒ちゃん
都
ジルと
一人ずつ音が加わっていく
メンバーみんなの鳴らす音が変わってなくて
大好きなあの音で
懐かしくて愛おしい
そして最後に充くんが登場して両手を広げる
始まりの1曲目は
大切なもの
まるでSOPHIAのことを歌っているようだった
大切に抱えてたものは
何処に置いたっけ
この9年の間
なくしていたもの
今日この場所に取り戻しにきたもの
メンバーにとっても
ファンにとっても
大切なもの
リフレインされる度に心に深く刻まれていく
SOPHIAへの想いに涙が溢れる
9年間もの長い間みんなのことを待たせたけれど
俺たち5人ずっと離れてたけど
一人一人歯を食いしばって必死に生きてた
ここにいる全員そうだろ?
...ただいま!!
充くんがそう叫んだ瞬間
涙腺が崩壊した
最後のフレーズを充くんが言い換えて歌う
大切なもの
大切な場所
SOPHIAがいる場所
SOPHIAのLIVE空間
大切な大切な場所
ずっとヒマワリ始まりがいいなと想像していたけれど
この曲で始まるのがすごく良かった
SOPHIA復活の始まりにふさわしい曲だった
2曲目はアリサマ!
充くんのこのタイトルコールがずっとずっと聴きたかったよ!
特効で青い銀テープが宙を舞うのが綺麗だった
充くんが都の側まで行ってキーボード越しに二人目を合わせて笑い合う
メンバーみんなの笑顔がこぼれる光景がたまらなく嬉しい
またこんな5人が見れるなんて夢みたいだな
アリサマは私がSOPHIAと出逢った始まりの曲
この不思議な感覚は何だろう
懐かしいとかじゃなく
あたりまえのように傍に感じる
出逢ってから25年以上
休止中の9年の間もずっと傍にいた
一緒に生きてきた
SOPHIAの音楽が鳴る度に
自分の心が鳴っているようだった
自分の体が響いているようだった
自分の音楽だった
きっとそれは今この場所にいるみんながそうなんだろうな
メンバーが出逢ってSOPHIAが生まれたことが奇跡ならば
今日こうして再び巡り逢えて約束の場所の武道館で復活できたことも奇跡なんだと思う
ALIVEの魂を絞り切るような歌い方に
泣きそうな声に
胸が震えて締め付けられた
炎の演出も相まって
感情が昂って体が熱くなる
言葉にならない
最後のフレーズの前の息遣いの荒さが生々しくてリアルで
生き様を見せつけられたようだった
メンバーMC
メンバー全員あいかわらずで
変わってなくて
関西ノリで面白くて長くて笑
いやでも黒ちゃんは可愛さが増してた笑
ジルは変わらないなぁ
世界中で1番好きなギタリスト
俺はSOPHIAでギターを弾くために生まれてきたと思ってる
この言葉にはグッときた
嬉しかった
都と充くんが楽しそうに笑い合ってるのを見るとホッとする
黒ちゃんは黒ちゃんで別の道を行ったけど
1番のわだかまりはこの2人だったから
今日は充くんが都の側に行って顔を見つめ合うシーンが多くて
二人共すごく嬉しそうな良い笑顔で
それが見ていてすごく嬉しかったし
本当に良かったねって何度でも思う
黒ちゃんもあいかわらずクールでぶっきらぼうなんだけど
最後にさらっとかっこいい事を言うから惚れてしまう
お家で猫が待ってるから早く帰んなきゃ
もうすぐこのLIVE終わるからね
えー、じゃねぇよ
...楽しんで帰れよ
黒ちゃんの半分は優しさで
もう半分は可愛さで出来てるんだって笑
ピンクベースも
猫ちゃんベースも
肉球ストラップも
お家で猫が待ってますTシャツも全部可愛い!
そして可愛いを連呼する黒ちゃんが何より可愛い!笑
戻ってきてくれてありがとう
充くんにいじられて笑う黒ちゃんのその表情が見れただけで胸がいっぱいになるよ
トモは今回の復活劇を経て私の中で株が急上昇した
昔は末っ子のいじられキャラだったのにね
技術面ももちろんのこと
精神面でもすごく大人になっていて優しくて
何より誰よりもSOPHIAを1番に愛してるのが伝わってきて
それがすごく嬉しかった
ヒマワリのタイトルコールのくだりは面白かった笑
ここに咲く鈴蘭達に贈ります!
今度からヒマワリと一緒に鈴蘭も振るね笑
からの改めての充くんのタイトルコール
この言葉をずっと待ってた
9年間この景色がずっと見たかった
みんなもそうだと思います
ここに咲く
ヒマワリ達に贈ります
武道館に咲き誇る満開のヒマワリ
何度も何度も夢に見た光景だった
9年経ってもこんなにもたくさんの人がSOPHIAを待ち望んでいたんだなぁ
それって本当にすごいことだと思う
心に深く刻まれる曲達だから
生きる意味を教えてくれた
生きる力をくれたバンドだから
ファンはもちろんのこと
メンバーもみんなSOPHIAを愛する気持ちはずっと変わらない
なのに離れる選択をせざるを得なくて
待たせすぎたよね
充くんもそう言ってた
確かにそう
でもその長い時間が固くなった気持ちをほぐしてくれた
9年経ったからこそ
もう一度って思えたんだろうし
メンバー5人全員がまた同じ気持ちでステージに立てた
必要な時間だったんだ
演奏しながら向かい合って目を合わせて笑い合う
この日を迎えるために今までがあったんだよ
そして大好きなKURU KURU!
今日開演前のリハの音漏れで一番最初に聴けたのがこの曲だったのも嬉しかったなぁ
特別な曲
私の人生のテーマ曲
充くんのMC
最初は2年くらいかなと思ってた
それが4年経って5年経って
連絡も取れなくなって
もうないなと思った
悔しかった
苦しかった
悲しすぎて
...苦しかった
繰り返し言った充くんの言葉に
泣きそうな声に
聞いていて苦しくなった
今日の充くんは今まで見たことないほど感情的で
時折自分でも制御できなくなる瞬間が感じられた
この9年間
誰よりも悔しくて悲しくて
苦しかったのは充くんなのかもしれない
誰よりもSOPHIAを求めていたのは充くんだったのかもしれない
そんな事あの頃は誰も思いやる余裕さえなくて
気持ちが交差してすれ違って
またこの5人で一緒に笑い合えて
本当に良かった
あと一つ気になったことは
後半になるにつれ声が出なくなって
もちろんブランクもあるし久しぶりだからペース配分が上手くいかなかったのもあるかもだけど
2、3曲ごとに休んでもこの感じなのは心配になった
もしかしたら...
言葉にするのは躊躇われるけれど
そう遠くない未来に終わりは見えているのかもしれない
タイムリミットが迫っているのかもしれない
だからこそ最後にSOPHIAをやって人生の蹴りをつけたかったのかもしれない
今日の充くんを見ていてそう感じた
僕はここにいる
いろいろなものを失くした気がします
充くんが切なそうに言った言葉が頭をよぎる
失くしたモノなんてたいしたもんじゃない
そう言い切った過去の自分の強さに
今ここで改めて自分に言い聞かせているように聴こえた
お客さん一人一人を指しながら歌う
僕はいる
ここに
君も
お前も
みんな
ここにいる
今こうしてここにいること
いろんなものをなくして
いろんなことを乗り越えて
今日この場所にいること
それが答えだ
またこの5人でこの曲をやれるのがすごく嬉しい
みんな覚えてるかなぁ
遥かなる宝島を
この言葉からの夢
またこの5人で同じ夢を見れるんだね
見たいものは光じゃない
見せたいのは傷じゃない
俺達を今も突き動かす夢
街の充くんの振り付けも
メンバーコールも
みんなを連れて
この言葉も
もう一度聞くことが出来た
それがただただ嬉しい
キスブルがめちゃくちゃかっこよかった!
ラストサビ前
都と見つめ合ってピアノだけでテンポを落としてしっとり唄うサビも
そこからのバンドサウンドの盛り上がりも
ラストはBelieve
休止前とは違ってみんなで歌うことは出来なくても
心で歌ったしみんなの声も聴こえてきた
聴こえたよ!
って充くんが叫ぶ
今までのどのLIVEで聴いた合唱よりも感動した瞬間だった
いつまでやれるかわからないけど
やれるところまでは
これから先
一つ一つのLIVEがかけがえのない大切なものになるだろうと思う
そういう気持ちでこの一瞬一瞬を大切に出来るのはきっと幸せなことだと思う
大切なものを大切にしたい
いつかくるその日まで
その先もずっと
SOPHIAと共に生きていたいと思う
どんより曇り空な世の中でも
いつか晴れ渡る青空が見えるように
SOPHIAと一緒ならきっと見えるよ
SE.愛の讃歌
01. 大切なもの
02. Early summer rain
03. ゴキゲン鳥 〜crawler is crazy〜
04. 君と揺れていたい
05. Eternal Flame
06. Like forever
07. ALIVE
08. 蜘蛛と蝙蝠
09. 黒いブーツ ~oh my friend~
10. ビューティフル
11. ヒマワリ
12. KURU KURU
13. little cloud
14. cod-E 〜Eの暗号〜
15. 僕はここにいる
16. 夢
17. 街
18. エンドロール
19. Thank you
20. Kissing blue memories
21. Believe