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隣の雑談を聞いて思い出した、29歳の苦い日々


ジェーンスーさんとさくちゃんの、隣の雑談 EP74.敵はやった感なり の中で、


周りで起きている事は自分が引き寄せてるんだって事に気づいた時、

自分が悪いんですか?となるか
自分次第じゃん!となるか(意訳)

で、思い出したのは29歳のかげっぷちの私。  

東京にまた出てきたのはいいけど、
うまくいかないことばかり。出会いもない。あってもうまくいかない。
29歳という、世間の価値観から問答無用で追い詰められてる感覚。

出口のない透明の厚い膜に覆われた世界に閉じ込められて生活している感覚。
誰も味方なんていない、なんて勝手に絶望してみたり、
行きたくもない人付き合いの集まりとか、
無理やり取り付けた知り合いとの約束とか入れては疲れていた私。
とっくに終わった昔の恋愛を引っ張り出して、ちょっとした出っ張りを見つけては勝手に執着して掘り起こして拗れて悲しんでいた、空回りしてたあの頃。

しんどかった、とっても。

そんな日々の中ふと、あるゲイの方の恋愛相談ブログを読んで、はたと気づいた。(きっかけは何にさあるのか分からないもんだな)

ダメなの、周りじゃなくて私じゃん。
こんなキモ思考と一緒にいたい人なんて、
ましてや大切に思ってくれる人なんているわけないじゃん。私が相手の立場なら絶対お断り。

と、あまりの衝撃に一人暮らしのベッドの上から起き上がれなかったあの日。

その日からです、私の世界が変わったのは。
正確には、自分とちゃんと向き合って変えようと動き出したのは。

何をしたかは、マジで単純でありきたりですが、ジムと脱毛に入会。

好かれやすい見た目にしよう!ではなく、
自分のことを自分で素敵だと思えるようにならないと!となったから。心から自分を推せないと、万が一出会いがあってもうまくいかない気がして。

これが、結果とてもよかった。特にジム。
仕事帰りに週3回ペース。もちろん休日も。
体を動かして余計なこと考えなくて済んだのも良かったけど、今日もジムに来れたし体にいいことできたな!って、ちょっとずつ自分を褒めてあげられるようになった。

たまに、休みに予定もなく30間近の女がなにしてんだよ的ダークモードにもなるけど、続けられた事が自分を好きになるポジティブな心を作ってくれたように思う。あの頃の私、頑張ってくれてすごいよ!ありがとう!体重は戻っちゃったけど、無駄じゃなかった。

そんなこんなを続けて一年弱、
一つの出会いがあり、その出会いが実を結び、今も一緒に暮らしている。きっと、昔の「自分自分!」な私だったら、すぐダメになってたと思う。

どこにも出口がない厚い膜だと思ってたのは、自分が吐き出した思い込みの二酸化炭素に覆われていただけで、何もかもうまくいかないのは世界のせいではなかった。

これに気づけて、自分でハンドル握ってみようと思えて、よかったな。

そんな事を、今日のPodcastを聴いて思いました。昔のザラザラっとした自分、よく頑張ったぞ。久々に衝動的にノート書いたけど、たまにはいいよね。

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