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新型コロナウイルス感染症の“いま”2022年7月

おさまるところを知らない新型コロナウイルス
厚生労働省から2022年7月時点での情報をまとめたものがでましたので、簡単にご紹介していきます。詳細なデータは以下の引用参考文献よりご覧ください。

引用参考文献
厚生労働省:2022年7月版新型コロナウイルス感染症の”いま”に関する11の知識
https://www.mhlw.go.jp/content/000927280.pdf

感染者数について

日本ではこれまでに930万人以上の人が新型コロナウイルスに感染したとされています。これは全人口の約7.4%に当たります。ただ、日本は海外と比べると比較的感染者は少ないとされています。

重症になる人、死亡する人はどのくらいか

年齢によって異なりますが、高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。重症化した人の割合は、50歳代以下で0.03%、60歳代以上で2.49%となっています。
死亡した人の割合は、50歳代以下で0.01%、60歳代以上で1.99%となっています。

重症化しやすい特徴として、高齢者や基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、喫煙)、一部の妊娠後期の方とされています。ただし、ワクチン接種することで重症化を予防することが出来ます。

他の人に感染を広げてしまう期間

感染した人が他の人へ感染を広げる可能性があるのは、症状が出る2日前から症状が出て10日間程度とされています。つまり、症状がない人でも感染を広げている可能性があるので、知らないうちに感染している、もしくは感染を広げていることがあるので、日頃からの感染対策が重要です。

感染のリスクが高い場面

3密(密閉・密集・密接)の環境が感染のリスクが高いとされているので、ゼロ密を目指して感染対策を継続する必要があります。

治療について

軽症の場合は自然に改善することが多く、必要に応じて解熱剤などを使用して対応していきます。
重症化のリスクがある人は、中和抗体や抗ウイルス薬を使用し重症化を予防します。
呼吸不全を伴う場合は、酸素投与や抗ウイルス薬、ステロイド薬を使用し、場合によっては人工呼吸器を使用することもあります。

ワクチンについて

発症を予防する効果は約70〜95%とされています。ワクチン接種に伴う副作用として、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱などがあります。ただ、これらの症状の多くは数日で改善していきます。

変異株について

一般的にウイルスは増殖・流行を繰り返す中で少しずつ変異していくものであり、新型コロナウイルスも同様に変異しています。

さいごに

よくニュースなどで「新たな変異株が…」と聞きますが、新型コロナウイルスを予防するには、株に関わらず、3密を避け、手洗い、マスクの着を徹底することなどの感染対策は変わりません。

なお厚生労働省のホームページに新型コロナウイルスに関するQ&Aがありますので気になる方は一度ご覧ください。

厚生労働省
新型コロナウイルス感染症に関するQ&A
Q&A、自治体・医療機関・福祉施設向け情報|厚生労働省 (mhlw.go.jp)


最後まで読んでいただきありがとうございます。

Youtube https://www.youtube.com/channel/UCTWj820FJ_6wo5eu1muXPLg


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