ポンコツ男性看護師が感染管理認定看護師になれた理由
私は看護学生の時から学力が低く、
1学年130人程度いる中でワースト10に入るくらいテストの成績が悪く、
常に追試に追われているような学生でした。
なぜ、そんな私が認定看護師になれたのか。
今回はその理由を紹介していきます。
ポンコツメンズナース誕生
母親が看護師ということもあり、その影響を受けて看護師となりました。
しかし、私はいわゆる仕事ができない看護師で
①学生気分が抜けていないお調子者
②要領が悪く、優先順位を決めて行動できない
③面倒ごとから逃げたがる
という、上司から怒られてばかりの新人でした。
怒られてばかりの毎日に嫌気がさし、
就職して1カ月で退職しようと思い、事務へ行き
「辞めさせてください」と言ったところ
事務員より返事があり
「退職するのは構わないが、退職するなら
奨学金200万円を一括で返済できますか?」
と言われ、そんな大金あるわけもなく
退職を断念しました。
認定看護師との出会い
奨学金のこともあり、毎日怒られながらも何とか退職せずに働き続けることが出来ました。
そして部署が変わり、
感染リンクナースという役割を与えられました。
そこで初めて感染管理認定看護師と出会い、看護師の中にもスペシャリストがいるということを初めて知りました。
私は学力も低く、要領よく仕事もこなせません。だからこそ、何か人より1つでも秀でているもの、詳しい事があればいいなと、思っていました。
ただなんとなく、認定看護師って
”色々めんどくさそう”
と思っていましたが、ここで挑戦しなかったら、今後何も変わらないし、きっとどこかで看護師を辞めるだろうと思い、挑戦することにしました。
挑戦することを決めるとき、心の中で
「逃げちゃだめだ…」
と某アニメの主人公みたいに何回も自分に言い聞かせました。割と効果があったので、同じような場面に遭遇した方は是非実践してみてください。
感染管理認定看護師になれたのは…
上司の勧めもあり、感染管理の認定看護師に挑戦するときめたものの、そもそも感染に関する知識は全くと言っていいほどありませんでした。
感染管理認定看護師課程の学校に入学するまでは、先輩の感染管理認定看護師に手取り足取り、1〜10まですべてを教えてもらい
何とか入学できた後でも、周りの同級生に勉強を教えてもらいながら、何とか卒業できました。
ちなみに、入学最初の学力テスト(感染対策全般)では、平均約60点の中、私は25点と最下位でした…未だによく卒業できたと思っています。
そして卒業後も同級生と勉強合宿(という名の泊まり込み飲み会)を得て、ギリギリ認定審査を通過し、晴れて感染管理認定看護師となりました。
私が感染管理認定看護師になれたのは
やるという”覚悟”と支えてくれた”仲間”
だと思います。
学力が低くても、仕事が出来なくても、
”覚悟”さえあれば何事も乗り越えられる気がします。こんな私でもできたのですから…
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