【緊急投稿】USD/CADが大暴騰。ここからの立ち回り方
以下、X(旧Twitter)にも同じ内容で投稿していますが、Xをやっていない方や見逃した方もいらっしゃると思いますので、noteでも投稿します。
気持ちの良くない内容かもしれませんが、辛い状況であっても情報発信者としてその時の考えを率直にお伝えする責任があると思っています。
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勇気のいる投稿になりますが、僕なりの考えを正直にお伝えします。
瞬間的かもしれませんが、USD/CADが1.47を越えてます。
過去20年間での最高値更新です。
僕はレートが1.38くらいでショートを持ち始め、その時点で余裕を見て1.5まで耐えられる設定にしていました。
2016年と2020年にノイズ的に1.46台に乗ることがあったので、そこを一つの目安にしていました。
上限の目安が無くなってしまったので、もしここから更に上を見るとすると、僕の稚拙な分析力では力が及びません。
分析が得意な方は、是非他の方も見られるようにコメントしていただけると有難いです。
USD/CADは僕も運用している通貨ペアですが、同じように運用されている方の中には心配されている方もいると思うので、正直に僕の考えをお伝えします。(必ずしも正解だとは思いませんが、参考にできるところはどうぞしてください。)
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倍ポジ法的に出来ることは、大きく2つ+オマケに1つだと思います。
誤解を恐れず、また信頼を損なう可能性を受け入れて正直に言います。
それが誠意ある対応だと思うからです。
その①
完全ノーリスク化で資金をUSD/CADに流用し、耐久ラインを上げる。
ただ、先にも述べたように、これ以上の上昇の場合、僕の分析力では目安になるラインがわかりません。
色々なところで発言していますが、分析は苦手です。
自分でラインを見定める必要があります。
上手くいけば一切の損を免られるかもしれませんし、上手くいかなければ当初想定していたよりも大きな損が出るかもしれません。
今後の挽回を見越して、少なくとも資金の半分は損にならないようにした方がいいと思います。
年利100%なら1年で取り返せます。
その②
損を覚悟する。
中級編でもお伝えしていますが、リスクヘッジの観点からも複数ペアでの運用をお勧めしています。
僕の場合、USDCADがこのまま1.5に到達すると、運用資金の約20%が失われます。
ただ、倍ポジ法は歴史的な大暴落・大暴騰も折り込み済みとも言えます。
それは何かというと、有り得ないほど利率が高いということです。
例えば2年に1度、1つのペアが損切りになっても、全体では余裕で資産が増えている計算です。
例えば僕の場合、2024年実績では年利が117%でした。
今仮にUSD/CADが損切りになってしまったとしても、トータルで見れば資産はかなり増えています。
また、今の平均月利5%(本当は6%越えですが控えめに計算)で考えると、20%の資産ロスの場合、5ヶ月で今回の損は相殺できます。 *80%×1.05×1.05×1.05×1.05×1.05=102.1%
ちなみに、着地は単純計算で年利40%超になります。
オマケ
トラリピの救済noteで書いた内容を取り入れる。
オマケについて補足。 倍ポジ法をちゃんと学んでいる人は、そこまで低い位置でショートを持っていないと思います。
救済noteの方法を取るくらいなら、何もせずに下落を待つ方が賢明だと思います。
普通のトラリピをやっている方や、低い位置でショートを持ってしまった方にはいいかもしれません。
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他にも①と②の間を取ったり、他の手法を絡めることもできるかもしれません。
NISAを切り崩してもいいかもしれません。
一方で、鉄のメンタルを持っている方はここでショートするのも大アリだと思います。
1.47の暴騰が瞬間的なことだとしたら、物凄く良い位置でショートを持てることになりますし、1.5で損切りになったとしても、損の幅は今から300pips以内なので、追加のダメージはそこまで大きくなりません。
正解はわかりませんが、どんな時でも理性的に、合理的に、事前に計算して、自分で判断していくことが大切だと思っています。
もしこれが通常のトラリピだった場合、指を咥えて待つしかないと思うと、恐ろしいですね。
この投稿が、判断の一助になれば幸いです。