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少し早いですが、これにて今年最後の記事にしたいと思います。

僕にとって、今年は飛躍の年と言ってもいいかもしれません。

昨年まで

10年以上くるくるワイドを実践していますが、序盤の2・3年は手法の理解・習得に骨を折り、利益はほとんど出ませんでした。
2015年くらいからは、高掴みした豪ドル円のロングの塩漬けを損切できず、なんとか試行錯誤しながらそのロングを基に小さく利益を上げることしかできなかった。

2020年はコロナショックで豪ドル円は過去最安値に近い、60円割れをも経験。
そのショックをプラスの材料にして、他のペアで実験的に改めて超くるくるワイドを実践しました。
結果、やはり高い利益率が出ることを確信しました。

このまま豪ドル円を保有しているよりも、損切をしてしまってそこから再スタートすれば長く見積もっても2・3年以内にはその損は取り返せるという試算でした。

豪ドル円はある程度回復していましたが、それでも損切をすると200万円以上の損が出ます。
当時の投資資金は含み損を入れて900万円程度でしたので、損切をすることで700万円程度に下がります。

ですが、700万円あれば2・3年で200万円くらいは取り返せると思いました。
損切りをしたのはコロナショック後の7月。

その後の損の回収はどうなったか。

自分でも驚きましたが、2020年の内に損を取り戻すことができました。
たった半年です。

豪ドル円でかなり苦しんでいましたが、200万円はたった半年で取り返せました。

もっと早くこの手法の凄さに気付いて、もっと早い段階で損切をしていれば、とも思いますが、過去には戻れません。いつもあるのは今と未来です。

結果、2020年は確定申告をしませんでした。
利益が10万円前後だったからです。

ですので、2020年年末までの投資は、序章に過ぎません。
手法を理解し、独自に磨き上げ、そして実践にまで至りました。

そして2021年

まだ最終の結果は出ていませんが、投資による今年の利益は今現在550万円ほどになりました。
年利に換算して約60%。
大きな一歩です。
*超くるくるワイド以外にインデックス投資なども行っているため、超くるくるワイド単体で見ればもっと利益率は高いです。

これにより、将来設計も変わってきました。
FIREは現実味を帯び、それによって今後どんな生活を送っていきたいか、どんなライフプランにしていこうか、どんな働き方をしようか。
また、今の生活を満足させていく方向に意識が向き、お金への不安はこれまでに比べてかなり少なくなりました。

今年が良かっただけかもしれません。
ですが、2020年の損切り以降、結果が芳しくなかったことがありません。
ずっと安定して利益が出ています。
過去には豪ドル円で塩漬けになってかなり苦しみもしましたが、今はその反省を活かし、手法も改善されています。複数ペアでの同時運用と、本体の入り方がその大きな違いです。

手法の展開

一方で、主にSNS(Twitter)を通して、投資手法のプライベートレッスンを再開したり、ブログで手法の一部を公開したりなど、新たな取り組みをしています。
ですが、こちらは思うように展開できていません。
多分、発信が少ない・弱いのと、どこかの胡散臭い情報商材と同じように見られているのかもしれません。

この手法の良さに気付くには、利益率に魅力を覚えるだけでなく、手法の原理をある程度理解する必要があるので、ビギナーがいきなり興味を持つのは難しいと思います。(そういう方に向けて、基礎の部分を無料で公開もしているのですが)

正直、リアクションが薄いのはモチベーションが下がりますし、自分はこの活動に何を求めているのだろう、と思うこともあります。
でも、これが自分の持つ強みの一つであり、誰かの助けになると信じているので、とりあえずはもう少し続けてみようと今は思っています。

費用はかからず、少しの手間がかかるだけなので、リスクも大きくないので。

最後に

くるくるワイドを初めて知ったのは、20代前半の頃。
そして、知ってすぐに手法をやり始めました。初めての投資であるFXを始めてから半年も経っていませんでした。

当時はかなりの極貧生活をしていて、一人暮らしで毎月10万円の生活費でした。お金を貯めて、何かに大きく使いたいと考えていたからです。

僕は、当時の自分に感謝しています。
リスクを負いながらもしっかりと動き出し、そして継続してくれたお陰で、今後の可能性は大きく広がっています。

今は特に時代の変化が大きく、格差はますます広がっていきます。
子どもを持たず、100均とニトリとユニクロで身の回りの物を揃え、趣味は散歩とAmazon Primeという方は、まだギリギリこれまでのステレオタイプな生き方でも大丈夫かもしれません。

だけど、人生一度きりです。
僕なら、限定された可能性の中で「足るを知る」ことに重きを置いて生きるよりも、自らの手で可能性を広げ、人生を豊かにしていきたい。
価値観は人それぞれですが、可能性が広がるという点は、誰にとっても絶対的に良いと思っています。

過去には戻れないし、今動かなかったことをいつか悔やんでも嫌じゃないですか。
だから僕は、いつも大まかな人生の全体図を作り、その上で1・2歩先を具体的に見据えて行動するようにしています。それが一番勿体なくないと感じるからです。


これを読んで下さっている方にとって、2021年はどんな年だったでしょうか?
コロナ禍もまだ終息せず、ストレスも大きいかもしれません。
ですが、どんな時でも、どこかに良い側面があります。
今という環境を無駄にせず、有意義にして欲しいと思います。(今が本当に辛ければ全力で逃げてください。)

どうか今年を満足した気持ちで終え、そして良き新年をお迎えください。
今年もお世話になりました。
来年もまたよろしくお願いいたします。

河瀬周一

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