【野球】球数制限の100球って何
どうも。ククルクルルです。
今回はプロ野球(先発投手)における球数制限について書いていきたいなと思います。
ここでは僕(ククルクルル)が大して調べもせず、過去の曖昧な記憶と印象で語っているので、その程度のものだとして読んで頂ければと思います。
個人的に球数制限自体は、そういう時代だから仕方ない(と諦めている)けれど、設定の仕方が雑じゃないかと思っています。
もっと言うと、プロ野球の先発投手(中6日登板)であれば球数なんか気にせずイニング食ってくれ派です。
ちなみにプロ野球においては球数制限は(国際大会を除いて)ルール化されておらず、チームや監督の方針により定められているような感じです。
なんで100球なの?
あくまで個人的な感覚なのですが投球制限の議論に『夏場のエアコンの設定温度は28℃』とかそういうノリを感じています。
というのも、球数制限推進派の殆どは「先発投手は100球前後を投げたら降板させるべき」というようなことを言っている印象がありますが、その100球という数字の根拠はどこから来ているのかという疑問があるからです。
-なんで100球なのか、90球や110球では駄目なのか-
まず、この100という数字に純粋に疑問を抱いています。勝手な推測ですが、100ってなんかキリの良い数字だからそうしようぜ!みたいなノリで決めたんじゃないかとも思っています。
または、メジャーリーグがそうしてるからそれに倣って決めようぜ。的な。メジャーが100と言っているから100。90や110にするとその理由を考えるのと説明が面倒い。100なら「メジャーがそうしているから」で済む。こんなノリなんじゃないかなと思っています。
次は『メジャーがそうしているから100球の球数制限にした』と決めつけた上での疑問ですが、
メジャーって、基本
①中4日もしくは中5日での登板(先発の場合)
②メジャー契約の選手を使う(40人)
③実際に使うのはロースター枠に入った25人(リーグ後半から40人)
だと記憶しているのですが、日本の場合
①中6日での登板(先発の場合)
②支配下登録の選手を使う(70人)
③ベンチ入り25人一軍登録28人(2019年から29人)
と、全く異なるようにみえるのですが、前提となる条件が全く異なるところの取り決めのようなものをそのまま適用させようとしているのではないかという疑問があります。
寧ろメジャーが日本に合わせろよ
これが僕の率直な意見です。
中4日で100球投げさせるのと、中6日で100球以上投げさせるのがどちらが選手の負担が少ないか。
僕は後者だと思っています。
契約に縛られて使える選手を限定するのと、多くの選手を入れ替えて使っていくのと、どちらが選手の負担が少ないか。
僕は後者だと思っています。
日本のプロ野球では先発は中6日で100球で降板するケースが増え、先発投手は守られるようになりました。が、その分中継ぎ投手の負担が増えてきています。中継ぎ投手は元中日の岩瀬のような頑丈な例外はいますが、大抵3,4年で潰れてしまっています。
先発は守って中継ぎは潰すって本末転倒ではないのか。先発には、まだ投げられるのに100球という理由で無理やり降板させるのではなく、中6日で8イニングくらい投げてもらって、中継ぎの負担を減らす方が投手陣トータルでの負荷量は少なくなるのではないかと考えています。
まあ、科学的根拠は全くないんですけどね。。。
最後に
ということで、個人的にはプロ野球での先発投手においては球数制限は特に重視しておらず、希望としては(投げられるのであれば)中6日で7もしくは8イニング投げてもらいたいなと思っています。
しかしこれが中継ぎであったり、高校野球、大学野球など他のカテゴリになってくると事情が変わってくると思います。それはまた別の機会で。
次回書くときは、高校野球での球数制限について書きたいなと考えています。
では今回はこの辺で。
-空想具現-
ククルクルル
Twitter @kurukukukururu