シュツットガルトに行ったらサンクトペテルブルクにいた話。
こんにちは。お久しぶりです。
いつの間にか2か月ほどたっていました。。
先日題名にある通りシュツットガルトバレエ団の”オネーギン”を観に行ってきたのでそのことを。
観劇が趣味になってから初めてのシュツットガルトバレエ団来日公演だったので、何としてもみにいく!と決めていましたが、如何せん休日がバラバラなので一か月前まで分からず、、でしたが休日もチケットも確保でき、当日はスキップするくらいウハウハ気分でした。
日本のバレエ団ではなかなか上演されない作品で、理由はなんといっても衣裳!
オネーギンは同名の小説を元に19世紀のサンクトペテルブルクが舞台で、バレエのジャンルに分けると”ドラマティックバレエ”に入り、白鳥の湖などのクラシックバレエでよく見るチュチュ(張りのあるスカート)ではなく女性はドレス、男性はテールコートと珍しく服装史好きから見ても堪らないのです。。
1幕から3幕ある物語の中で時代が進みますが、それと共に衣裳もエンパイヤからロマンティックへ、3幕舞踏会のセットの雰囲気も重厚感が増しますがオネーギンだけ変わらない、、その様子がなんとも悲しくて綺麗でした。
最近は踊りのクオリティーにばかり目が行ってましたが、バレエは総合芸術だなと。(当たり前ですが)
観に行った公演はキャスト変更になり、夏の世界バレエフェスティバルで虜になったダンサーだったので初の出待ちも。
隣になった初対面の方々と公演について沢山お話しできたのもいい思い出になりました。
日帰りだったのでたくさんの幸せと東京駅の31とラテをお供に旅路に着きました。