2021年にプレイしたゲームを総括する(steam)
1.Kenshi プレイ時間:約150h
窃〇・〇人・〇身売買… 何をしてもいい、世紀末を生き残れ(※ただし野良犬には勝てない)
作者が「自分のやりたいゲームを作る」というコンセプトで10年以上一人で開発を続けていたとされる、サードビュー型RPG。
主人公の生い立ち・思想などはゲーム側からほとんど提示されない。
明確なクリア目標も存在しない。
ここだけ見ると典型的洋ゲーRPGだが…
・特徴
【世紀末的世界観】
Falloutシリーズを想起させる、文明崩壊後?の退廃的な世界が舞台。
形式的な自治組織は存在するものの、倫理観はほぼ皆無と言っていい。
プレイヤーは道中、
などを、嫌という程目の当たりにすることになる。
【余りにも弱い主人公】
こんな世界に生まれ落ちた主人公はケンシロウのごとく強いフィジカルを持っている… と思いたいが現実はそう甘くはない。
開始時点での貴方は何の能力もない、
モヒカンどころか種籾じいさん以下のゴミである。
空腹に耐えかねてその辺の羊1匹にケンカを売れば、
1分と持たずに返り討ちにされるだろう。
勿論やられっぱなしということはなく、適度にトレーニングを積み、
「メイトウ」と呼ばれる強力なユニーク武器等を手に入れれば脅威ではなくなるものの、
とにかく開始時点での貴方は世紀末ヒエラルキーの最底辺に位置している。
序盤は「何を成し遂げるか?」といった崇高な目標を持つ余裕はない。
「如何にして生き延びるか?」が優先される。
【「やりたいこと」に応えてくれるゲーム的自由度】
個人的にKenshiで一番気に入っている点。
「世紀末でこんなことやりたいな」を全て許容してくれる、
圧倒的自由度がこのゲームにはある。
こんなにやりたい放題出来るゲームがかつてあっただろうか。
少なくとも大手のゲームメーカーには作れないはずだ。
インディーズゲームならではの、倫理観のネジがぶっ飛んだ
自由度を是非体感してほしい。
・総評
言うまでもなく、ゲーム内でも悪事が出来ない人、
バイオレンス表現が苦手な人、人間の善性を信じている人には
とてもオススメできない。
しかし裏を返せば、ゲーム内でくらい好きにやらせろ!という人には
これ以上のゲームは無いと断言できる。
勿論MODも星の数ほどあり、いくらでも自分好みにカスタム
することが出来る。
インディーズゲーム故にUI等がかなり個性的であり、
慣れるまではアイテムの拾得すらおぼつかないだろう。
序盤にまともな戦闘が出来ず、フラストレーションが溜まるかも知れない。しかし、それらを乗り越えた先には、貴方のあらゆる欲望を
満たしてくれるKenshiの世界が必ず待っている。
2.keep talking and nobody explodes プレイ時間:約2h
フレンドと協力して「会話のみ」で爆弾解除を指示しろ
某ストリーマーがプレイしており面白そうだったので購入。
大前提として、フレンドと会話できる環境が必須。
・ゲームの流れ
2人のプレイヤーが、以下のどちらかの役割を担うか決めてからゲームを開始する。
繰り返しになるがゲームの性質上、2人がDiscord等で会話できる必要あり。
・特徴
ここまで読んで分かる通り、かなり特殊なゲームである。
ロールAの人はともかく、Bの人は無料公開されているpdfを
見れさえすれば良いので、ゲームを購入する必要すらない。
また、Aはゲーム画面を、Bはpdfという全く別のモノを見ながら、
会話を通じ、各々に与えられた情報を正確・迅速に相手に伝える必要がある。
例えばこれは「4つのキーパッドを正しい順番で押すと解除される」というモジュールである。
もしここに書かれているのがアルファベットだったら…
こんな感じでいとも容易くクリアできるだろう。
しかしながら実際は上画像のような、文字とも記号とも言えぬものが描かれている。
貴方がロールAなら、どうやって会話のみでBに伝えるだろうか?
貴方がロールBなら、Aが言わんとしていることを正しく理解できるだろうか?
貴方は画面を見せれば一瞬で分かることを、会話のみで伝えなければいけない。
ここにこのゲームの面白さ、難しさが集約されている。
・楽しみ方
爆弾に付いているモジュールは上記のキーパッドだけでは勿論ない。
とにかく形容しがたい模様であったり、複雑な操作を要求されるモジュールが多数存在する。
またロールBに与えられるpdfも見て頂きたいが、
一筋縄では解除させないという意気込みを感じる複雑なマニュアルになっている。
個人的なオススメはプレイヤー以外にも観客を集め、
Discordの画面共有でゲーム画面を共有し(もちろんロールBの人は閲覧厳禁)、
2人が試行錯誤しながら爆弾解除する様子を高みの見物観察するという楽しみ方だ。
※プレイヤー以外はマイクミュートしましょう
↑こんなやり取りを第三者視点で観察してみよう。
爆笑すること必至である。
・総評
個人的にはGarry's MOD、Hand Simulatorに並ぶ爆笑ゲーだった。
2022年の初笑いに爆弾解除はいかがだろうか。
3.Apex Legends プレイ時間:約450h
プレイヤー1億人を突破したバトロワゲーの到達点(諸説あり)
ここ数年爆発的な流行を見せるバトロワゲーの中でも、
一際プレイヤー数が多く、高い人気を誇る「Apex Legends」。
正直今更書くこともないが、久しぶりにFPSに復帰した人間が
感じた魅力を伝えたいと思う。
・特徴
バトロワゲーの開祖には諸説あるが、
今日の人気に火を付けたのはやはりPUBG(2017~)だろう。
私も当時やっていたRainbow Six Siegeのシビアなゲーム性に疲れてしまい、
PUBGをフレンドとやり始めた記憶がある。
かなりカジュアルにプレイできる印象だったが、まだゲームジャンル自体が
未成熟だったこともあり、細かい所でストレスが溜まるゲームだった。
話を戻すと、Apexの特徴・長所は、これらPUBGが抱えていた欠点を徹底的に潰した点にある。
移動が面倒なら高速移動できるジップラインやジャンプ台を設置できる
キャラをピックすれば良いし、
そもそもギミックとしてこれらが用意されているステージもある。
Titan Fall 2をベースにしており自キャラは気持ち良い程キビキビ動くし、
銃のリコイルもR6Sに比べたら驚く程小さい。
(バックのARなんかを使っていた人なら難なくリココン出来るだろう)
例え野良PTで中国人とマッチングしても、
ピンを刺すだけで自キャラが勝手に喋ってくれる。
(例)ここへ移動しよう!アイテムを発見!敵が近い!…
※余談だが運営のEAはこのピンシステムの特許を解放している
武器や回復が封入されたパッケージはそこかしこに設置されており、
武器も拾えぬままステゴロファイトになる可能性も低い(0ではない)。
・総評
現在、ガチ勢からゲーム無縁勢まであらゆる層がプレイしているApex。
FPSという対人ゲームジャンルにありながら、
上述のようにとにかく敷居を低くし、快適なプレイフィールを
提供しようという姿勢が感じられた。
恐らくは現行のFPSタイトルで最も参入しやすいゲームである為、
FPS経験者は勿論、初心者の方も安心してプレイしてみて欲しい。
4.MELTY BLOOD: TYPE LUMINA プレイ時間:約80h
共通システムがとにかく強い、異色の2D格闘ゲーム
2002年に発売された同人格闘ゲーム「MELTY BLOOD」の最新作。
旧作は空中戦に軸を置いたコンボゲーという印象だったが、
最新作もその系譜を継ぎつつ、爽快な格闘ゲームに仕上がっている。
※筆者が翡翠しか使えないので翡翠の画像ばかりです ごめんなさい
・特徴
①共通システムがとにかく強い
本作における共通システムは恐らく意図的に強力に調整されている。
【シールド】
Dボタンを押すと発生し、投げ以外の打撃・飛び道具を取ることが出来る。
上シールド・下シールド・空中シールドの3種類が存在。
一般的な当身技と異なり、シールド成立時には何も起こらない。
成立後、特定のボタンを押すことにより「シールドカウンター
(シルカン)」が発生し、これがHITするとコンボ始動となる。
押すボタンにもよるがあまり補正が重くなく、当てれば
ワンコンボ+起き攻めとリターンも大きい。
ただし、シールドを取られた側もシルカンに対してシールドを取ることが
可能な為、ジャンケン的な読み合いが常に発生する。
上中下段の使い分けは必要なものの、読みさえ合っていれば
相手のほとんどの打撃技にリスクを負わせることが出来る凄いシステム。
ただしこのゲームは攻め手も苛烈であり、
油断していると20F近い低ダや中段、コマ投げ等が飛んでくる為、
シールドを使いこなしそれらに付き合わない事が重要となる。
【ムーンスキル・ムーンドライブ】
レバーを特定方向に入れながらB+Cボタンを押すことにより、
通常必殺技よりも発生や威力が強力なムーンスキル技を出すことが出来る。
また、レバーNでB+Cを押すことにより一瞬画面が暗転し、
キャラクターがムーンドライブ(MD)状態に突入する。
この状態で出すムーンスキル技は、なんと1F目から相殺判定が付与される。
無敵時間はないものの、相手が技を振っていればほとんどの確率で
一方的に打ち勝つことが出来るスゴ技に変化する。
【ブローバックエッジ(BE)】
厳密には共通システムではないが、かなり強力な為紹介する。
一部の通常技は、ボタンを押しっぱなしにすることで性能が変化する。
リーチが伸びたり、判定が大幅に拡大されたり、動作後半に相殺判定が付いたりとほぼ別技と言っても良い程に強化される。
②空中戦の自由度が高い
本作には通常ジャンプの他にハイジャンプ、空中ダッシュが可能。
また、上述のMD発動中はジャンプ回数と空ダ回数が+1される。
地対空技があまり強くないこともあり、とにかく空中戦が強いゲームとなっている。
③キャラ差が(そこまで)ない
以下の画像を見てほしい。
メルブラ神・某1氏が作成したキャラランクである。
近年の格ゲーには珍しくSとAに全員が位置しており、ほとんどキャラ差がない。スト5も見習え
上述した通り共通システムが強く、どのキャラでもある程度は
戦えるようなゲームデザインとなっていることが分かる。
私は原作である「月姫」をプレイしていないが、
キャラゲーとしてあからさまに人権がないキャラが(現状)いない点は
とても好感が持てる。
・総評
本作の発売前、予習と称して旧作(MBAACC)を
友人に教わりながら少しだけ遊んでいた。ネロでBE5C振ってただけ
かなり面白かったが、正直システムが余りにも複雑で
私の腕前ではまともな対戦土俵に上がるには至らず、
そうこうしている内に新作が発売された。
今作は旧作に比べれば相当システム周りが整理されており、
アークゲー等の経験がある人ならまず問題なく楽しめる作品だと感じた。
逆に格ゲー自体初めて!という人については
(ラピッドビート等の救済システムはあるが)余りにも攻めが苛烈であり、
ちょっと難しく感じるかもな、とも思った。
5.Hotline Miami プレイ時間:約7h
死にゲーが苦手な人にこそオススメしたい、超ハイテンポ〇人ゲーム
これらに該当する人は、100%このゲームにハマると断言できる。
今すぐSteamストアにアクセスし、Hotline Miamiを購入し、
にわとりのお面を被って〇シアンマフィアを皆殺しにしよう。
・特徴
【ゲーム性】
本作は一言でいうと、見下ろし型ハイスピード殺人アクションゲームである。
配置された敵キャラを全て殺すとステージクリアとなるが、
体力・残機の概念がなく、何か1発でも被弾すると即ゲームオーバー
になる、所謂「死にゲー」である。
ただし体力の概念がないのは(ボスキャラを除き)敵も同様である上、
仮に死んでしまった時でもRボタンを押すと即リトライが可能である為、
とにかくストレスなく、スピーディーに進行する点が特徴である。
被弾が許されない以上、やみくもに吶喊しても100%返り討ちにされる。
リトライを繰り返すことで敵の配置や行動パターンを覚え、
侵入経路を吟味し、落ちている武器の活用方法を考える事で
(余程アクションゲームが苦手でない限り)いつかクリアできるような、
絶妙な難易度設定となっている。
【世界観】
'89年フロリダ州を舞台とする本作のグラフィック・BGMは
一貫してサイケデリック・退廃的な印象を受けるものとなっている。
また本作の本質は言うまでもなく暴力であり、敵を殺せば(自分も)
派手に血しぶきが飛び、脳髄が散らばり、腕が捥げる。
Kenshiと同様、大手メーカーには不可能なゴア表現が満載されている。
ストーリーはとにかく暗喩に富んでおり、普通にプレイしただけでは
3割も理解できないだろう。
考察サイトが多数存在する為、クリア後に一読する事を強く推奨する。
・総評
私は元来、同じステージのプレイを何度も強要される死にゲーの類が
苦手で、ほとんどやった事がなかった。
本作も数年前のセールで購入したが、プレイせずに積んでいた所
ひょんなことからプレイすることになった。
結果として途中で投げ出さずにクリアまで走り抜けられたのは、
偏に上述したスピード感・独特な世界観があったからに他ならない。
死にゲー愛好家は勿論のこと、苦手意識がある人にもぜひプレイして欲しい
良作であったと言える。
6.Force of Nature プレイ時間:約30h
何をするにも時間が掛かる、だけど止められないマゾ箱庭ゲー
正直レビューを書くかどうか迷ったゲーム。
なぜなら余りの苦行に耐え兼ね、
クリア直前でギブアップしてしまったからだ。
本記事の中では間違いなく最も知名度が低く、最も他人に勧めづらいゲームであるが…
・特徴
ゴブリンやゴーレムといったモンスターが登場する、
若干ファンタジー要素の強い箱庭サバイバルゲームである。
プレイヤーはタイトルにもなっている「Force of Nature」という
虹色の石を集める為に冒険することになる。
マイナーゲームにしては珍しく公式で日本語化対応しており、
(一部怪しいものの)目立った誤訳は見られなかった。
未知の島に流れ着いた主人公が石や木を拾って石斧を作り、
木を切り倒して木材を手に入れ、というお決まりのパターンであるが…
この2点により猛烈なマゾゲーと化してしまっている。
上述した「Force of Nature」は多数の敵に守られている為、必然的に
相応の装備を揃えてから挑むことになるのだが、
ハッキリ言って「その段階で使用できる装備」が敵に対して弱すぎる。
プレイヤースキルでカバーしようにもアクションにほとんど幅がない為、
敵1匹だけにタゲられるように近づく
→安全地帯におびき寄せてひたすら殴る
→倒したら体力・スタミナが回復するまで待つ(以下繰り返し)
という作業ゲーを強いられることになる。
・総評
ここまで読んで、真っ当なゲーマーであれば
「なんで30hもプレイしたんだよ」
と思われるだろう。
はっきり言って私自身も不思議であるが、強いて言えば
がここまでプレイを続けられた理由だろうか。
「基本は抑えている」だけに、7days to die(全人類必修の神ゲー)の様に
アイテム取得倍率や敵mobの湧き上限などを細かく指定できたら
かなり遊べるゲームになったのではないかと思わずにはいられない。
とにかく惜しいゲームである。
余談だが続編のForce of Nature 2もリリース済(日本語未対応)の為、
機会があればプレイしようと思う。
7.subnautica プレイ時間:約40h
美しく厳しい海底世界を冒険・探索するゲーム
私は小さい頃、ジュール・ヴェルヌの「海底二万里」の絵本を
読むのが好きだった。
ノーチラス号の戦闘的なフォルムに震え、ミステリアスなネモ船長に
惹かれ、度を越して忠実な助手コンセイユに笑い、何より広く美しく恐ろしい海の挿絵が好きだった。
本作「Subnautica」は、ヴェルヌが描いたような海底世界を
自由に冒険・探索できるサバイバルゲームである。
・特徴
【概要】
ほとんどが海で構成された惑星に一人ぼっちで取り残された主人公が
調査・探索を行い、最終的にロケットを作って
脱出するというゲームである。
一般的なサバイバルゲーム同様、素材を集めて上位のツールや
便利な拠点などを作っていくことが出来る。
ここに関してはバランス良好の一言で、普通にプレイする上で
ストレスを感じるようなことはまずない。
慣れれば自分の思い通りの拠点を作ることも可能だ。
最大の特徴はやはり、物語の99%が海中で進行していく点だろう。
地球とは異なる海中生物を時には捕食し、時には襲われながら
惑星の謎を解明していくことになる。
普通のサバイバルゲームとは異なり、移動手段は専ら「泳ぎ」である為
ふわふわとした緩慢な挙動が独特の操作感をもたらしている。
また食料・水分ゲージに加えて酸素ゲージもあり、
長い時間潜水していると窒息死してしまう。
【評価点】
ゲームを開始してまず驚かされるのは、圧倒的な海中生物の数である。
海中深度・バイオームに応じて全く異なる生物が次から次へと現れる為、
ストーリーを追わずともただ生物観察するだけで世界観に没頭できる。
彼らの形状を観察し、どのような進化を経て今の姿になったのかを
想像するのも非常に楽しい。
スキャナーというツールで彼らをスキャンすれば、名称や生態、
危険度などより詳しく知ることも可能だ。
ゲームが進行するに連れて上位の潜水艇がクラフト出来るようになり、
更に下へ下へと潜っていけるようになるのだが、そこには
上に載せたようなおぞましい姿の敵性生物も現れるようになる。
「狙われたら最後、即死する」ようなことはまずないが、
自由に動けず酸素も制限される海底で自分の何倍もある
巨大なモンスターに襲われるのは、はっきり言って他のどんな
ホラーゲームよりも恐ろしく感じた。
ひたすらストーリーを進めるもよし、多様な生物の生態を解き明かす
生物学者になるもよし、海底生活に適応して拠点づくりに
没頭するもよしと、人によって色々な楽しみ方が出来るのも魅力である。
・総評
世界観・ゲーム性・没入度・独自性どれを取っても一流の
文句なしでオススメ出来る素晴らしいゲームである。
…が、海洋恐怖症の人には断じてオススメできない。
ゲーム開始地点は浅瀬で危険生物もほとんど登場しないのだが、
残念ながら0ではないからだ。
あるいは海底で鉱石を集めていたら酸素が切れ、
うめき声を上げながら画面がブラックアウト…(死)
よくあるミスだが、恐怖症の人はこの時点で投げ出してしまうと思う。
8.Sid Meier’s Civilization VI プレイ時間:約40h
世界史の授業で寝ていた事を後悔するゲーム
Apexと同様、今更説明することもない超有名ゲーム
「Sid Meier’s Civilization」の6作目。
とんでもない中毒ゲームというイメージばかりが先行しているが…
・特徴
【とにかく覚える事が多い=出来る事が多い】
Civシリーズを少しでも触ったことがある人なら分かるだろうが、
本作はまともにプレイできるようになるまでに
覚えなければいけない事が非常に多い。
Steam版を購入するとマニュアルのpdfが付いてくるが、これが
180ページを超える大ボリュームとなっている。
もちろんその全てを完璧に理解する必要こそないが、
自分の思うように文明・国家を作り上げるという魅力に
たどり着く前に折れてしまった人も多いと思う。
ただしこれは、裏を返せばそのまま「出来る事が多い」事を意味する。
本ゲームにはいくつか勝利条件があるのだが、それさえ満たせれば
過程は一切問われない。
【史実との乖離を楽しむ】
私がCivで一番面白いと感じた点。
敵も味方もひたすら他文明を出し抜く事を考えている為、
上記の様な史実から余りにもかけ離れた人類史が刻まれることが多い。
高校時代に世界史の授業を真面目に受けていた人なら、
画面上のハチャメチャな人類史にツッコミを入れながら
楽しくプレイできるだろう。
・総評
まだたったの40時間しかプレイしていないので偉そうなことは書けないが、
シリーズ最新作ということもありUI・グラフィック共に
かなり洗練されている印象を受けた。
シミュレーションゲーム初心者の人でも、
最低限の仕様を実況動画などで予習しつつとりあえず触ってみる
ことをオススメする。
まとめ
今年は例年と比較して、より多様なジャンルのゲームをプレイする機会に恵まれた。
特にシミュレーションゲームに関してはCiv以外にも
手を出してみようと思っている。
以上で紹介した8作品は万人向けではないものも含まれるが、
少なくとも私は本当に面白いと感じたタイトルばかりなので
ウィンターセールなどでぜひ手に取って欲しい。STALKER2早くリリースしろ!
以上
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