沈黙のSR
出先でエンジンが突然始動しなくなった。(3型・RH01J)
記念すべき第一回投稿がこんな題材で後ろめたさがあるが、今後の参考の為に記す。
時系列
17:00 完全冷間スタート。掛かりづらかったがチョークを引いてなんとか始動。20km先の目的地へ向かう
18:00 目的に到着。30分ほど駐車後エンジンを掛けるも、一発で始動。
19:00 次の目的地へ到着。また30分ほど駐車し、キックするも全く始動しない。友人と調査(後述)を始める。
20:30 押し掛けによりなんとか始動。納車日ばりにエンストにビビりながら帰路へ。
21:30 なんとか帰宅。エンジン停止後、すぐキックしたら難なく始動した。どうやら冷間時だけの症状らしい…
調査内容
プラグ
SR400は連続で始動に失敗するとプラグが被り、更に始動しづらくなることがある。
これを疑い、プラグを乾かす為に10分程放置するも改善せず。ダメもとで予備の新品プラグへ交換したが、相変わらず始動しなかった。
(新旧プラグとも、火花が飛んでいる事はこの時点で確認済)
圧縮
圧縮抜けを疑ったが、キック時の抵抗がいつも通りだった為これはないと判断。
(セル付きのバイクだと圧縮の確認は出来ないのか…?キックスタートの数少ない利点かもしれない)
電装系
次にヒューズ類を疑い、再度カバーを開けて見るも問題なし。
一応ヘッドライトのフィラメントも確認したがこちらも問題なし。
エンジン掛かっていなくてもキーONでヘッドライトつくのでは?と所有者にあるまじき痴呆ムーブをかました結果、無駄な時間を費やしてしまった。
キャブレター
またキャブに燃料が来ていない事を疑ったが、ドレンボルトを緩めてみたところガソリンがドバドバ出てきた。
念のためフロートチャンバー内のガソリンを一度全部抜き、コックをPRIにして新しいガソリンを送り込んでからキックしたが、効果なし。
押し掛け
最終手段で押し掛けを試みたところ、2回目くらいで始動。
キックによるスタートのみ上手くいかないことが判明した。
まとめ
・押し掛けはキックスタートと比較してクランクの回転する回数が多い。
とすると単にキャブのセッティングミス等に起因する始動不良…の気がするが、冬にもチョーク引かず一発始動するようなセッティングから1mmも変えていないので結局よく分からない。
・自分の押し掛けのヘタクソさに泣けた。
慣性ついてるとはいえバイクに横から飛び乗るの怖い… 怖くない?
15年落ちのバイクだし、有事に備えて練習しておく必要性を感じた。
・気圧が低い日など、今までも掛かりづらい事は何度かあった(それでも数える程度)が、こんなに機嫌の悪い日は初めてだった。
どうして…
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