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日記 2024/07/07

「怪獣8号」のことをよくわかっていない。
ていうか、全然わかっていない。
なんか変身して怪獣になる、と子どもが話していたのを耳にしたくらいだ。
変身して異形の者になるのなら、進撃の巨人と同じじゃ…と思ったりもしたが、よく考えれば進撃の巨人のこともよく知らないのでデカい口は叩けない。
それなのに、よく立ち寄るゲームセンターに行くと、「怪獣8号」のぬいぐるみを狙っている。

その台はいわゆるリングを引っかけて取るタイプのもので、取れるか取れないかはほぼほぼ運だと思っている。
ということは、通常のクレーンゲームの技術がない私でも、運に頼るものならばいつか取れるのではないか、と思ってしまうのである。

そうやってクレーンゲームをする回数を重ねていると、偶然に偶然が重なって、ぬいぐるみが取れることがある。
これがよくない。
「もしかしたら次も取れるかも」と思ってしまうからだ。
もちろん、そんなに簡単に取れていたら皆やってるわな。
でも、これだけ取れないんだからそろそろなあ…とかなんとか、超都合の良いポジティブな面が出さなくてもよい顔を出してくる。
それまでの失敗と、これから起こるであろう結果には何の因果関係もないというのに…

そもそも私達一家が毎週のようにゲームセンターに通うのにはわけがある。
息子が太鼓の達人にハマってしまい、それをプレイするためだ。
連れて行った以上、待ち時間が発生し、店内をウロウロしてしまう。
そうしていれば「1回くらいやってみるか…」となるわけだ。
で、結局積もり積もって失った金額たるや考えたくもない。

今日も今日とて懲りずに行きつけのゲーセンへ足を運んだ。
店内をウロウロすると、「怪獣8号」がいる。
最初に見つけて結構時間が経っているはずなのだが、一向になくなる気配がない。
よく考えれば、ぬいぐるみなのに可愛らしさがないのである。
そういうキャラクターだから、仕方ないのだろうが、それ故に獲得しようと試みる人が少ないのかもしれない。
「しょうがないなあ…」とかなんとか心の中で呟きながら、100円を投じる。
するとどうだろう。
偶然が偶然を呼び、わっかが見事ひっかかりゲットできてしまったのである。


取れたぬいぐるみがこちら

さて、これをきっかけにアニメの方を見るべきなのだろうか…
多分見ないんだろうなあ。
でも性懲りもなく、「次は何にしようかな?」なんてターゲットを探してしまうのだろう。

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