画遊人・若冲-光琳・応挙・蕭白とともに-(岡田美術館)
永徳・等伯から拡がる拡がる絵師沼の世界✨
若冲も応挙も気になるし、宗達も光琳も酒井抱一も鈴木其一も気になってくる。
広い!もう全然追えない!
でもそれが楽しい!!!!!!(←まさに沼w)
今回はとりあえずNHKの新春ドラマ
『ライジング若冲 〜天才 かく覚醒せり〜』
このドラマの影響で伊藤若冲気になる熱が高まっていたので
「画遊人・若冲」を開催中の箱根の岡田美術館へ。
この岡田美術館。
スマホ・カメラ・ドリンクなどは持ち込めない。
なので、ロッカーに預けて入場するんだけど、いつもスマホを時計替わりにしてたから、失敗したなあって思った。
各階のエレベーター前に時計はあったけど、時間配分が難しくて。
これからはちゃんと腕時計してくるぜよ~!!
そして入場。
電子チケットにスタンプ押してもらって、紙チケットを渡される。
(この紙チケットは庭園や足湯カフェのために再入場する時に使うから無くさないように!)
そしたら、手荷物チェック。
空港みたいにカゴに手荷物を入れて機械に通して、自分自身も金属チェックのゲートを通って、やっと入場!
ガードが固いっ!
ナイスセキュリティ👍✨
やっと入場したところで。
今回は、学芸員さんのギャラリートークを聴きたかったので、まっすぐ5階のホールへ。
映像を使いながら、伊藤若冲のひととなりから今回の特別展で展示されている作品の解説をしてくれるもの。
まず最初に「NHKのドラマを見た方?」という質問に20人位の参加者(若干男性多め)のほとんどが挙手✋🏻
「では、このへんはいいネタですかね」と言いつつ、交友関係について。
若冲・大典・大雅・売茶翁は交友関係あったけど応挙はそのなかには入っていなかったんですよねぇ。そこがドラマはちょっと違ってましたねぇ。的なことをおっしゃっていて、ちょっと中川大志くんが不憫になったよ(←違)
作品解説は、裏彩色や白色の胡粉の使い方など、その部分を拡大して詳しく説明してくれたから、早く観たくてワクワク✨
しかし、ギャラリートーク終了後、まずは腹ごしらえと、庭園内にある昭和初期の日本家屋を改装した「開化亭」という和食レストランへ。大きなガラス戸から見える日本庭園が素敵。
豆アジ天ぷらうどん食べました。
出汁うまうま(o´艸`)
さて。腹ごしらえもしたところで。
いざ!若冲!٩( ᐛ )و
3階が特別展のフロア。
若冲30代後半の『花卉雄鶏図 』
40歳頃の『孔雀鳳凰図』
40代後半の『梅花小禽図』『雪中雄鶏図』『笠に鶏図』『月に叭叭鳥図』
81歳の年紀がある『三十六歌仙図屏風』
着色画4件と水墨画3件。
揃って展示されるのは4年ぶりだそう。
空いている館内で 作品に近づいて細部を観たり、離れて全景を観たりしながら ゆっくり鑑賞できて幸せだったけど、やっぱり単眼鏡が欲しい!!!!!!!!!
細かいところを拡げて観たい!!!!
早々に買うことにしますっっ!!!!(決意)
若冲の白色がとても好きだ。
なんでこんなに目が離せないんだろうと思いながら観ていて、、、わかった。
「透け感」だ✨
孔雀の首から胴体部分のレースのような透け感や
跳ねる雪に混ざる水分の透け感や
梅や水仙の花びらの透け感が
美しくて目が離せない。
透け感好きには若冲オススメでっす✨
この透け感はミュージアムショップの絵葉書やクリアファイルだとなかなか感じられなくて。
絵画も舞台と同じで生で観ないと受け取れないことがいっぱいあるなぁ と。
応挙『三美人図』
応挙の女性図って初めて観たかも。
着物や帯の柄の描写が緻密。その光沢の出し方で身体の立体感わかるようになってるのが凄い!
曾我蕭白の『飲中八仙図屏風』は表情の豊かさが面白くて。
若冲の『笠に鶏図』のまんまる目玉の鶏の表情も可愛かった!
長沢蘆雪の『鯰図』の するんとした感じも気持ちよくて見入ってしまったな。
関羽は画題として人気なのね。与謝蕪村も池大雅も描いてた。
3階だけで1日あっても足りない、、、!
と言いつつ、ちょっと休憩に足湯カフェに☕💭
岡田美術館にはババーーーーンと巨大な風神雷神図があるんですよ!!!
福井江太郎氏による大壁画「風・刻」
この写真、ちょうど下に人がいるから大きさわかってもらえるかも。
金地パネル総計640枚!!!!
ね。巨大。
これが美術館の壁面にババーーーーンとあって
その向かいには足湯コーナーがババーーーーンと!
100%源泉かけ流しの足湯✨
あったかくて気持ちいい~♡
大迫力の風神雷神を鑑賞しながら、箱根温泉の足湯につかって、自家製餡のおしるこをいただく。
非日常すぎて最高でした✨
この時が永遠に続いてくれとさえ思いましたね!
箱根だけにっっ!!!!!←
ま、永遠には続かないけど、4/3からは
『東西の日本画 -大観・春草・松園など-』が開催されるので、また来まーす😆💕