日本人と自然 能楽と日本美術(国立能楽堂 資料展示室)
さて、本日は
盲点でしたシリーズ第2弾‼️‼️
(いつの間にシリーズ化)
「美術館が閉まってるなら寺に行けばいいじゃありませんの🌹✨」
に続き、今回は
「美術館が閉まってるなら資料展示室に行けばいいじゃありませんの🌹✨」
心のマリーアントワネットに囁かれ行ってきました‼️
国立能楽堂‼️‼️‼️‼️
、、、の、資料展示室‼️‼️‼️
特別展 「日本人と自然 能楽と日本美術」
なんと!!入場無料✨✨✨✨
そういえば、国立演芸場に行った時も資料室あったなーー。
落語のついでに見たけど、あそこも無料だった。小さい部屋だったし。
あんな感じかなって思って行ったら
ちゃんと受付があった!!
図録もあった!!
展示室も国立演芸場の資料室よりは広かった!!
展示は三期に分かれていて、今回は二期。
一期だったら酒井抱一の『麦穂菜花図』が観られたんだよな~残念💦
能や狂言の装束や楽器には日本古来の自然の意匠が多く見られる🌸🦆🍃🌙
また、能楽は将軍や大名に庇護されてきた歴史があって、だからそんな上流階級の人々が所有していた絵画や工芸品の影響を受けていて。
逆に、絵画や工芸品にも能楽の意匠や曲目のテーマに取り入れてたり。
お互いに影響を与え合う関係だったと。↔️
そんなわけで今回の特別展では
国立能楽堂 五月公演 の曲目にあわせての展示をするよ👍✨ ってことらしい!なるほど!!
1番最初に目を引くのが、1番のお目当てだった
「四季草花図屏風 伊年印」✨
伊年印といえば俵屋宗達の工房の印!!
琳派ーーーー!!!
金屏風にまるで植物図鑑のように 季節の花が隙間なくぎっしりと描き込まれている。
静嘉堂文庫美術館の所蔵品✨
今、静嘉堂文庫さん休館になっちゃってるから、今回こちらで観られて嬉しいぃぃ😭
芒・藤・蝸牛・鮎・鷺、、、など
五月公演の曲目に合わせたテーマで
香盆や太鼓胴や肩衣が並ぶ。
どれも細工が細やかで美しい。
酒井抱一の絵画は見られなかったけど、
デザインした盃や梳は観られたよ!
酒井抱一 筆 × 原羊遊斎 作 っていうのは当時人気ブランドだったんだね✨
「月秋草蒔絵盃」は朱塗りの盃に金で三日月と芒と秋草が描かれていて、そのバランスの美しさに見蕩れてしまう。
これで呑むお酒はさぞかし美味しいだろうなあ🍶
いくつか展示されている抱一デザインの梳の中で
「撫子蒔絵梳」は梳の部分にまで撫子の葉が描かれているのも印象的。
なんか、人気ブランドなの納得だわ✨
さて、今回、ついに、、、
「狩野」に出会いませんでした‼️‼️‼️‼️‼️
初かも😳
狩野派に出会うと「またかーーー!!すごいな狩野派!!」ってなるけど、
いないとなると寂しいものね😌
、、と思ったら、三期展示にちゃんと
狩野益信筆 の作品が✨
(益信は探幽の養子で、でも探幽に実子が出来てから分家して 駿河台狩野家の祖となった人、らしい)
やはり狩野派はいるのだ‼️何処にでも‼️‼️‼️
(いつもの結論)
そんなわけで、三期も来よう。
狩野派いるのに無料だし🙏✨