![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66779369/rectangle_large_type_2_902a3f9f70712ccced627343ea851c4c.jpeg?width=1200)
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜-モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン- (三菱一号館美術館)
展覧会のタイトルにこんなに画家名が入っているのに、このメンバーではない画家が1番のお目当てで行ってきました!!!
つい先週の大河ドラマ「青天を衝け」で中村芝翫丈演じる岩崎弥太郎が亡くなったばっかりだったからちょっと感慨深い三菱一号館美術館。
そういえばドラマの中の弥太郎登場回で、どどーーんとこれが出てきた時には、三菱一号館美術館で見たやつ!!!って興奮してしまった😂
ちょっと怖いこのお多福。今回のドラマのド迫力な弥太郎にはぴったりだった。
ちなみに今回の印象派の展覧会にはこれは展示してなかったよ。(ですよね)
【水の風景と反映】
ジャン=バティスト・カミーユ・コローから始まって、クールベ、セザンヌ、シニャックなど川の景色が並ぶ。
水の風景は印象派の代表的なモチーフなんだね。
そして今回初めましてのレッサー・ユリィ
この人の絵を目当てに今回来ました。
レッサー・ユリィ「風景」
光とそれを映した水面のオレンジ色がとても印象的。
時間とか温度感が伝わる風景画。
好きだなあ。
ここから何作品が撮影OKゾーン。
クロード・モネ「睡蓮の池」
【自然と人のいる風景】
ギュスターヴ・クールベ「森の流れ」
ギュスターヴ・クールベ「岩のある風景」
クールベは海や波のイメージだったけど、こういう絵も描くんだなあ。
自画像が和田琢磨くんに似てるよね(個人の感想です)
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
「モルトフォンテーヌ、小さな柵へと続く道」
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
「樹々の間に差す陽光」
シャルル=フランソワ・ドービニー
「花咲くリンゴの木」
これ、今回ミュージアムカフェでコラボデザートのモチーフになってる作品🍎
緑の中にぽつんぽつんと咲く白い花が可愛い。
カミーユ・ピサロ「豊作」
ピサロは農民に共感を寄せ、彼らの働く姿を多様性をもってよく描いた というキャプションを読んで、ゴッホみたいだなと思ったり。
カミーユ・ピサロ
「朝、陽光の効果、エラニー」
カミーユ・ピサロ「エラニーの日没」
クロード・モネ
「ジヴェルニーの娘たち、陽光を浴びて」
ポール=セザンヌ「湾曲した道にある樹」
フィンセント・ファン・ゴッホ「麦畑とポピー」
ポピーの赤か映えるねー。
ゴッホはこの作品について妹への手紙で、ひなげしの赤を濃い緑の中におくと赤と緑のモティーフとなる。色にはお互いを引き立てあう色がある。という内容を書いていたそう。
ゴッホの反対色を使う技法はいろんな作品で見られるね。
フィンセント・ファン・ゴッホ
「プロヴァンスの収穫」
収穫を主題とした6枚の連作のうちの1枚。
ゴッホらしい黄色。
撮影不可だったけど
ポール・ゴーガン「犬のいる風景」があった。
これ府中市美術館の「動物の絵」展で、犬だか馬だかわからない的な解説されてたやつでは?!
、、、、、、ほんとだ。タイトルで犬って念を押さないと馬にしか見えない🐴💦
【都市の情景】
フィンセント・ファン・ゴッホ
「アニエールのヴォワイエ=ダルジャンソン公園の入り口」
ゴッホ独特の筆遣いが見られるものの、色味が暗めなのはパリに来たばかりの作品だから。
レッサー・ユリィ
「冬のベルリン」
「夜のポツダム広場」
お目当て再び✨
雨に濡れた道路に映る光が目を引く。
この人の描く光の色かなあ。
すごくいい。
じっくり観る人も多い。
評判がいいから気になるっていうのもあるかもしれないけど、実際観ると魅入ってしまうよ。これは。
【人物と静物】
人物画の展示室で、1枚の絵に目を奪われてしまう。
うわあ、好き!ってキャプション見たらレッサー・ユリィの作品だった😳
レッサー・ユリィ「赤い絨毯」
びっくり。知らなかった。
すごい好き、この絵。
赤がね、すごくいいの。
絵はがきは売り切れだった。
残念だったけど、この赤い色はマグネットの方が、私の脳内に残ってる色に近かったから良かった☺️
そして、11月30日から
特別展示 【クロード・モネ「睡蓮:水の風景連作」】
DIC川村記念美術館蔵、
和泉市久保惣記念美術館蔵、
東京富士美術館蔵 の
「睡蓮」三作品が揃い踏み✨
光と水面の織り成す三様の世界観。
小部屋の多い三菱一号館美術館ならではの贅沢な展示室の使い方で、コの字の壁を利用して三作品が並んでいる。
右を見ても左を見ても正面を見ても睡蓮の世界。
そして、、、、あれは常設なのかな?
オディロン・ルドン「グラン・ブーケ」
仄暗い部屋でまるで絵画そのものが発光しているような錯覚に。
え、待って。ルドンてあのキュクロプスのルドンだよね?
こういうのも描くんだあ、、、
今回のグッズにはなかったけど、以前のグッズがあったから買ってしまった。
マグネット💐
あ、わかりやすい表も作ってくれてた!
さて、三菱一号館美術館と言えば
カフェがまた素敵で💖
Café 1894
相変わらず素敵な店内は すっかりクリスマス🎄
さっき見てきた
ドービニーの「花咲くリンゴの木」をモチーフにしたデザート
花咲くリンゴのシブースト
「薄くスライスしたリンゴをカルバドスで煮込み、花びらに見立てお花を形作り、シブーストの上に乗せました。ほろ苦いカラメルとバルサミコソース、クリームチーズアイスと一緒に召し上がりください。
リンゴの木とお花を描いた、絵画のようなプレートです。」という一品。
チョコレートソースかと思ったらバルサミコでびっくり!
その酸味がアイスやムースに合うからびっくり!
美味しくいただいましたー🙏💕💕
「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜-モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン-」は
三菱一号館美術館で
2022年1月16日まで。
ぜひ✨