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ミネアポリス美術館 日本絵画の名品(サントリー美術館)からの 旅立ちの美術 Departure in Arts(静嘉堂文庫美術館)



初めまして‼️‼️サントリー美術館😆💕

やっと来られたーーーーっっ✨


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今回は
『ミネアポリス美術館 日本絵画の名品』✨


無事に再開されてよかった🌸


そして、なんと、この展覧会は全作品撮影OKでした!!!!

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太っ腹かよ😳✨



【第1章・水墨画】からスタート‼️

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雪村周継 「花鳥図屏風」

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山田道安「竜虎図屏風」

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「龍吟ずれば雲起こり、虎嘯けば風生ず」
龍が雲と波乱を呼び、虎によって生じた風が竹がしなる様子を描いている。

ほんとだ。虎の後ろの竹がめっちゃ揺れてる。


龍だから友松かと思ったら、違ったー
友松の作品はお隣にあったよ。
龍じゃなかった。

海北友松「江天暮雪図」(瀟湘八景図のうち)

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さて、次は友松もお世話になった、こちら!!

【第2章・狩野派の時代】

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狩野派‼️‼️どーーーーーーん✨

どの美術展に行ってもいつもどこかに名前のある狩野派だけど、今日は章タイトルになっております!!
今回のミネアポリス美術館展でも、絵師家系の名前がタイトルにまでなっているのは狩野派だけ!

狩野派は、もうジャンルのひとつなんだなあ。


狩野之信「鷹図」

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之信は元信の弟と推定されている人物。


狩野探幽「瀟湘八景図屏風」

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たっぷりの余白がまさに探幽だわー(などと知ったようなことを思いながら見ていたら)

、、、、これなに?

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正方形の、、、なにかが、、、、貼られている?縁取られている??
なんだろう、これ🤔🤔🤔🤔

謎。



伝 狩野山楽「四季耕作図襖」

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元は大覚寺正寝殿襖絵の十六面のうちの八面。


狩野山雪「群仙図襖」

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1番手前のガマ仙人が遊んでいるガマガエルが可愛い🐸

もともとこの襖絵とともに天祥院客殿襖絵として表裏をなしていた作品が、同じく狩野山雪の「老梅図襖」。こちらはメトロポリタン美術館に所蔵されているとのこと。
襖絵の表と裏が別々の しかもアメリカの美術館にあるっていうのが、なんかエモい。

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狩野探幽「笛吹地蔵図」

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狩野山雪「雲門好日図」

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清原雪信「騎獅文殊図」

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狩野派随一の女性絵師。
父は、狩野探幽の高弟・久隅守景、母は探幽の姪で、自身も探幽に絵を学ぶ。
生前から高く評価されていて、井原西鶴の好色一代男にも名前が登場するのだとか。

狩野派にも女性はいたのねぇ😳


【第3章・やまと絵】

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やまと絵となれぱ、土佐派!


伝 土佐光吉「源氏物語「胡蝶」」

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「武蔵野図屏風」

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【第4章・琳派】

酒井抱一「楸に鷦鷯図」

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鈴木其一「三夕図」

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中村芳中「大原女図」

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【第5章・浮世絵】

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歌川豊広「鴨川納涼図」

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東洲斎写楽「市川鰕蔵の竹村定之進」

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葛飾北斎「諸國名橋奇覧 飛越の堺 つりはし」

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三畠上龍「舞妓覗き見図」

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え、、、怖、、、、😨

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めっちゃ怖いやん、この丁稚、、😱😱😱😱

舞妓はん、逃げてーーーーーー!!!!!!!!


【第6章・日本の文人画<南画>】

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与謝蕪村「虎渓三笑図」

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ちゃんとしてる!!!
比較的ゆるくない方の蕪村の作品だ✨


池玉瀾「西湖図」

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池大雅の妻、玉瀾の作品。


【第7章・画壇の革新者たち】

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天井からパズルみたいにキューブ状の文字が落ちてきて、横の字と同じだと消えていって、最終的にこのコーナーに展示されてる絵師になるの。
可愛いディスプレイ✨


伊藤若冲「鶏図押絵貼屏風」

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伊藤若冲「叭々鳥」

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曾我蕭白「郡鶴図屏風」

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【第8章・幕末から近代へ】


渡辺省亭「紫式部図」

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わあ!省亭の人物画も美しい✨

墨絵のような背景のなかに 鮮やかな色彩。
存在感あるなあ。


河鍋暁斎「手長足長図」

いやこれもうタイトルからしてふざけてんのかって話なんだけど。

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ほんとに長かったーーー🤣🤣🤣


佐竹永海「風神雷神図」

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鷲に掴まれたり、蟹に掴まれたり
さんざんな風神雷神様😅


海外の美術館の所蔵品だけれど、作品が絞り込まれているから、ざっくり日本画の歴史を追えた気になれるの、すごくいいね!!!

ココ最近で観て回った絵師を、時代順にあらためて観られたのも頭の整理に役立った!かも🦆


平日の朝イチだったから子供はひとりもいなかったけど

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こんな「わくわくわーくしーと」や「美術館をたのしむルール」が書いてるものもあった!
これは楽しんで好きになれそう!
どこの美術館もちびっ子も楽しめるような工夫がいっぱいでほっこりしちゃう☺️


さて。

ランチは美術館内の カフェ 加賀麩不室屋さんへ

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加賀麩とりどり膳

もう全部美味しーー!!!

ビバ!加賀麸🌸


加賀麸に英気を養ってもらい、次の場所へGO💨



次の場所は、、、、、、こちら‼️


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初めまして!!!静嘉堂文庫美術館✨✨


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来年には丸の内にお引越ししてしまう美術館の
移転前最後の展覧会
『旅立ちの美術 Departure in Arts』✨

緊急事態宣言に伴う休館期間があったため、会期を延期してくれたこの展覧会!
この日も、ほんとは休肝日、、いや休館日の日なのに、開館してくれてると知り飛んできた!!

よかったーーーー世田谷ギャラリー見ておきたかったんだー!!!間に合った!!!!


勢い込んできたものの、この正門から建物までが距離がある💦 
しかも登り坂ぁぁ💦

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でも清涼感ある川とスタイルの良い水鳥に励まされて進んでいく。


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やっと到着。

こちらは静嘉堂文庫の建物。
桜井小太郎の設計。

この隣が美術館。
美術館は近代的な建物だったよ。


さて今回の展覧会はこちら💁



この展覧会の解説ボードには、本屋さんのPOPみたいな勢いある副題的なものが書いてあるんだけど、それがめちゃくちゃ面白い🤣

国宝 建窯「曜変天目」は
『天下の名器 私に用うべからず』
解説文を読むと、岩崎小彌太はそう言ってこれを使わなかったんだそう。

重文 尾形光琳「住之江蒔絵硯箱」には
『歌絵に隠された男女のドラマ』
なんかすごい昼ドラみたいなタイトル付けられてるー!!重要文化財なのに🤣🤣🤣

国宝 手掻包永 「太刀 銘 包永」は
道具界のワニと呼ばれた政商から岩崎小彌太に贈られたものということで、ワニのついた煽りタイトルがついていたし。

「砂張一葉灼花入」は
『南国からやってきた小舟』

池大雅の命日に木米が供物として捧げた一幅
「重嶂飛泉図」には
『懐かしき大雅先生と画中で再開す』

京窯 「色絵松竹梅文笈形丁子風炉」には
『都のかおりでにおい消し』

と、なんだか小林〇薬のCMみたいなものもあり、
とにかく勢いを感じたので、丸の内に行ってもぜひ続けてほしい!!!


印象的だったのは
河鍋暁斎の「地獄極楽めぐり図」
14歳で亡くなってしまった小間物問屋の娘 田鶴のために描いた作品。
亡くなった娘を思う親御さんが少しでも救われるようにと描いたのかな。
暁斎なのにオドロオドロしさは全然なくて、色使いも鮮やかな世にも美しい地獄図だった✨


ということで、お庭へ。

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岩崎家の霊廟(納骨堂)は、英国人建築家ジョサイア・コンドルによるものだそう。

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コンドルは、三菱一号館(2009年復元、現・三菱一号館美術館)も手がけてるんだね。


さて、お庭ですが。
私のイメージしていたお庭じゃなかった、、、

そこはもう森🌳🍃


季節の花を見ながらの「庭園散策」ではなくて
虫に刺されないようにとか、足元滑らないようにっていう「森林浴」とか「安全に下山」とかそういうレベルなんですけど😅

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看板見たら、もう庭として管理されてないことが判明。納得。

これも世田谷ギャラリーならではの体験。
丸の内に移転したら味わえなかったと思うと愛しい😊


そういえば、ミュージアムショップで缶入りのキャンディ買ったの🍬

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ひとつは、伝来がぐるぐるしていて楽しい「付藻茄子」の缶。静嘉堂に辿り着くまでの天下人並びがゴイスー✨

もうひとつは、移転先の明治生命館の缶。
旅立ちの餞にひとつ買おうかなって見たら、中の飴ちゃんが塩スイカ味だったので即決でした🍉

2022年の丸の内での開館も心待ちにしていおりまーーーす✨




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