三菱の至宝展(三菱一号館美術館)
岩崎家の国宝ザクザクの美術館 静嘉堂文庫美術館が、2021年6月13日に展示室を閉鎖し、美術品の保管や庭園の公開のみとなるということで!
慌てて行ってきた最後の展覧会!!
2022年には丸の内の明治生命館に移転するということで、見逃した国宝は来年まで待って新しい美術館で観よう。
、、、なんて思ってたのに‼️‼️‼️‼️‼️
どーーーーーーーーーーーーん
早速見せてくれるんかーーーーーい🤣🤣🤣
ありがとう岩崎さんっっ!!!!
ありがとう三菱財閥っっ!!!!
ということで。
はじめまして!三菱一号館美術館!!!
かっこいいよね!!三菱一号館美術館✨
東京ステーションギャラリーと同じく、煉瓦造りでクラシカル。
コンドルさんのお名前は、静嘉堂文庫の岩崎家納骨堂でも見たね。
この辺は「一丁倫敦」って言われてたのか🇬🇧✨
さて、情熱大陸でお馴染みの窪田等さんがナビしてくれる音声ガイドを借りて、いざ出陣!!
静嘉堂文庫美術館で所狭しとぎゅぎゅっと展示されてた品々が、広々と美しいライティングのもと、展示されておりましたよ。
あの謎のPOPみたいなキャプションもなく、粛々と。
なんかちょっと寂しい、、、
あのフレンドリーさは二子玉川ならではだったのね🥺
丸の内に来るとちょっとスカしちゃうのね😭
なんて謎の郷愁に(1回しか行ってないのに)囚われていたら、、
いきなり!音声ガイドから歌声が!!!!😳
音声ガイドには『ボーナストラック』として
静嘉堂文庫美術館の河野館長と
三菱一号館美術館の野口上席学芸員のトークが
要所要所に挟み込まれているんだけど。
東洋文庫とイアン・モリソンを語る時に
映画「慕情」の主人公のモデルになったということから、いきなり主題歌を歌い出す河野さん!!
やっぱりめっちゃフレンドリー✨✨
素敵な歌声でした、河野さん👏👏👏👏
なんというか、、、
こうして美術館めぐりをするようになってから
つくづく
美術館てものすごく個性があるものなんだなあってわかった。
それは企画展の発想だったり、展示の仕方だったり、作品に添える解説だったり、学芸員さんのキャラクターだったり、美術館の建物の美しさそのものだったり、、、
知らない楽しさだったなー
知れてよかった😊💕
それにしても。
相変わらず国宝の雨あられ✨
静嘉堂文庫美術館で見逃した
国宝 俵屋宗達「源氏物語関屋澪標図屏風・関屋」
観られたよーーーー
絶対渡れないよね?これ!という角度の太鼓橋や
その下を流れる青い水の流れが印象的。
琳派といえば「青」のイメージがある私。
重文 橋本雅邦「龍虎図屏風」
お馴染みの画題の龍虎だけれど、この雅邦の虎は発表当時「腰抜けの虎」と評されたそう。
え、そうかなあ🤔
そう言われると腰がひけているように見えてくるよね←
それにしても刀から茶道具から洋書から古文書から仏像から絵画から、、、ラインナップがすごい!!
岩崎家4代のそれぞれの個性もあって、
芸術品から学術書まで揃ってる✨
そんな中でも今回の1番の主役は
国宝 「曜変天目(稲葉天目)」
今回ポスターにもなってるくらいの目玉展示!!
っていうのはわかってたけどさ、
展示の仕方が凄かった!!!
順路通りに進んだら、いきなり真っ暗な通路になって、そこから辿り着く宇宙のような演出がされている一室に、曜変天目だけが展示してある。
え、なに、この特別感✨
静嘉堂文庫美術館では他の展示物に並んでサクッと飾られてたのにーーーー🤣🤣🤣
さらにこんなコーナーも!!
なにこれーーーー!!!!
楽しそう😆💕💕
さっそくフラッシュ撮影してみると、、、
おおおおおおおおおっ😳😳😳✨
宇宙というより、水族館の丸窓から見るクラゲみたいね(:]ミ(:]彡(:]ミ(:] 彡
他にも天井をガラス張りにして構造を見せてくれたり
岩崎彌太郎が店頭に掲げたと言われているお多福。
商売繁盛だけでなく、社員が和やかな態度で接客するための指針として飾っていたのだと。
三菱一号館美術館は、どなたかのお宅にお邪魔しているかのようなつくりで。
展示室ひとつひとつが普通のお部屋のような大きさで、そのお部屋を次々まわっていくような、、迷路のような順路だった。
階段も窓も廊下もドアもかっこよかったー✨
そして、併設のカフェCafé1894へ。
カフェもかっこいいいいぃぃ✨
今回のお目当ては
「曜変天目」っぽい器で提供されるコラボデザート
「てのひらの宇宙」✨
チョコブラウニーに抹茶アイスってどうなん?
と、半信半疑(疑多め)でいただいたところ・・・
合う!!!意外と合う!!!美味しーー!!
とチョロい感想になりました😆
後期も楽しみ😊✨