地球の窓『岩畳』。国指定の名勝・天然記念物です【秩父長瀞女ひとり旅#1】2022年10月
皆さんこんにちは。
今回は秩父鉄道に乗り、秩父長瀞に行ってまいりました。
名勝・天然記念物の岩畳や、「秩父三社」の一つ、宝登山神社に向かいます。
7:00 熊谷駅
秩父鉄道のホームに来ました
これから秩父鉄道に乗って長瀞に向かいます。
7:07の急行に乗り込みます。普通列車と急行では、長瀞までの所要時間は57分と42分、10分強違いがあります。
それでは乗り込んでいきましょう。
乗車すると、席が向かい合いになっていて、ちょっと座りづらい作りです。座席がくるっと回るといいのですが、固定のようでした。
さて、秩父鉄道に乗るのは、一年数か月ぶりなのですが、前回乗車した時から交通系ICカードが使えるようになっていました。2022年3月から利用できるようになったようです。
さらに、交通系ICカードが使えるようになったキャンペーンということで当面、急行料金不要で急行に乗車できます。ホームページには、当分の間とあるので、復活する可能性があるかもしれません。
車窓からの景色は、段々と秩父の大自然に近づいていきます。
長瀞駅に到着しました。
急行には結構人が乗っていたのですが、長瀞駅で降りたのは私だけです。通勤スタイルの方が多かったです。どこに通っているんでしょうね……
8:00 早朝の岩畳に向かいます。
まずは岩畳に向かいます。
長瀞駅からは歩いて3分ほどですが、途中には多くの店が並んでいます。昼間になったら大賑わいになることでしょう。
あの先が目的地です。
ご覧ください。すごい迫力です。思わず声が出てしまいました。
ライン下りは、ここからのアクセスになります。営業時間は朝9時からだそうなので、またあとで来ることにしましょう。
まずは岩畳の散策です。
こちらから登っていけるようです。それでは行ってみましょう。
岩畳は荒川に沿って幅約50m、長さ約600m続いています。
岩畳は結晶片岩という、薄くパイ生地のように剥がれやすい岩石でできていて、荒川の流れによって侵食されてできた河成段丘です。
この結晶片岩は、約8500万年~約6600万年前にプレートとともに地下20 ~30kmの深さに引きずり込まれてできたものです。
地質学的にとても珍しく、すぐ近くにある埼玉県立自然の博物館には「日本地質学発祥の地」の石碑もあります。
荒川の流れで出来た甌穴(おうけつ)をはじめ、断層や褶曲(しゅうきょく)、節理(せつり)、片理(へんり)など、特殊な地形を間近に観察できることから、「地球の窓」とも呼ばれます。
1924年には国指定の名勝・天然記念物に指定されました。
おっと、この先危険の看板がありました。
自然だからこそ、危険が伴います。
その先には、ゆっくり景観を楽しめるよう、東屋がありました。
こちらで朝食にしたいと思います。
朝食は自宅でおにぎりを作ってきました。
こんな大自然を独り占めしながら朝ご飯をいただけるなんて、超絶幸せです。
テーブルにはこんな風に、長瀞の観光スポットが地図になっていました。
見どころが満載です。
今日の荒川の流れは、とても穏やかで、ライン下りはひょっとしたら迫力に欠けるかもなあなんて考えながら、次のスポットに向かいます。