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一粒の種から作る畑


種をまく

冷蔵庫で2週間ほど低温処理していたトマトの種です。


ちょろっと芽がでたものもありますね

お茶パックに10~20粒ほどの種を入れてさっと濡らし、チャック付きビニール袋に入れて冷蔵庫の卵ポケットに。大体5℃ぐらいの温度を保って2週間ほど置くと、発芽スイッチが入ります。

低温処理には以下のような効果があるそうです。

経験上こういうことをしなくても芽は出ます。
ただし、種は自家採種が一番芽出しいいようです。やはり保存中に生命力がだんだん衰えてくるんでしょうね。
ちなみにうちでは種は採種してからお茶パックに入れて冷蔵庫、を基本にしてますので、自然に低温処理されてるのかもしれませんが…。

さてうちでは種をまくときに、いつもミニ豆腐のパックを使ってます。

3個入りのパックに湿らせたバーミキュライトを入れて

底に穴などは空けてません。双葉~成葉一枚までの処理なので、そのほうが植え替えしやすいのです。
土耕の分と水耕の分の苗を一気に作ってしまいます。種は大体5~20粒ぐらいまとめてまいて、いいものだけを鉢上げします。

芽が出にくい種の場合はまとめてまいたほうが出やすいです。
なんというか、協力しあうんですね。で、強い芽が出るのを助けた後、弱い芽は役目を終えて枯れてしまいます。
なのでその状況を作るためにあえてまとめてまくわけです。この方法はアブラナ科やマメ科など、種が実の中に複数できる野菜に向いています。

まいた後は必ずラベルシールを貼っておきます。私のように複数品種を育苗する場合は絶対に必要です。


保温はこの時期必要です

まいた後は芽が出るまで保温してやります。
気温にもよりますが、発芽するまではビニールで覆ったほうがいいです。今日はマイナスになったので、下からさらにペット用のヒーターで加温しています。
ペット用のヒーターは食いちぎりやおしっこなどの予防にかなり丈夫に作られていますので便利です。


スイッチはタップで管理しています。
種をまいたら、だいたい1週間程度で発芽してきますので、次回は発芽後の管理です。

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