「付き合う」は英語で?【英語表現】
みなさん、「(恋人と)付き合う」を英語で言えますか?
簡単そうだけど、日本と英語圏では「交際に至るまでのプロセス」が少し異なるため、この「付き合う」を英訳するのは意外と難しいんです。うまく訳すには英語圏の交際方法から知る必要があります。
今回はこの「付き合う」に関する英語表現・知識をまとめます!
「告白」が日本ほど重要視されない英語圏
まず大前提として「告白する」という文化は英語圏ではあまり重要視されていません。
日本では「好きです。付き合ってください!」から交際がスタートするイメージですよね。告白が大きな意味を持ち、お互いに同意が得られたら晴れてカップル成立となります。
一方欧米では、共に時間を過ごすうちにお互いに惹かれ、そしていつの間にか交際に至るという形が一般的です。何度かデートを重ねた後、友達や家族に紹介する際に ”This is my girlfriend, Sarah”(こちら、僕の彼女のサラだよ。)と紹介されて、「あ、私たち正式に付き合ってるんだ!」と認識することもよくあることです。
「告白する」という行為に大きな意味はないということが日本との大きな違いです。しかし、「プロポーズ」は一世一代のイベントなので、めちゃくちゃ気合を入れて準備します。
この前提を踏まえた上で、「付き合う」に関する英語表現を紹介します。
Date はカジュアルな言い方
「付き合っている」ということを示す表現として最もよく使われるのが Date でしょう。「デートをする」という意味から、「単発のデート(お出かけ)」から「恋人同士の交際」まで、幅広く使われる表現です。
I’m going on a date with Dennis tomorrow. I’m excited!
明日デニスとデートなんだ。楽しみ!
I’m dating Mira now.
僕は今ミラと付き合っている。
初心者はまずこの Date を使いこなせるようにインプットすることをお勧めします。
See someone は丁寧な言い方
Date よりも少し丁寧な言い方で See someone という言い方もあります。
単純に「会う」という意味使われることが多いですが、そこから転じて「定期的に会う」=「付き合っている」という意味で使われます。
Are you seeing someone now?
誰かとお付き合いされてますか?
Dad, I’m seeing Peter now.
お父さん、わたし今ピーターと付き合ってるの。
この See someone を使いこなせると、「この人英語わかってるな!」と思われますよ。こちらもぜひインプットして下さい!
Go out もよく使う
Go out を「付き合う」と認識されている方も多いかと思います。筆者は高校の授業で習いました。
Go out (on a date) で「デートをする、出かける」という意味ですが、そこから派生して「付き合う、交際する」という意味になりました。
Joe and Cheri are going out.
ジョーとシェリーは付き合っている。
Go out with me.
僕と付き合ってください。
こちらは海外ドラマや映画でよく出てくる表現の一つです。こちらもまずは聞いて理解して、慣れてきたら会話で使いこなせるようになりましょう!
きちんと告白したい場合は Be my girlfriend / boyfriend!
冒頭で「英語圏には告白する文化がない」と紹介しましたが、実は中にはきちんとけじめをつける意味で告白する人も少なくありません。
その際によく使われるのが、Be my girlfriend / boyfriend という表現です。
「彼女/彼氏になってください」というド直球の言葉です。これを告白して、相手も同意してくれたら、晴れてカップル成立となります。
Hey, will you be my girlfriend?
ねぇ、僕と付き合ってくれない?
こんな超ストレートな表現、本当に使われてるの?と思うかもしれませんが、私のアメリカ人の友人はこの表現を使って告白していました。日本人的感覚だと恥ずかしいと思うかもしれませんが、英語圏ではシンプルに交際を求める決まり文句となっています。
国が違えば交際の仕方も様々で、文化の違いは本当に面白いですよね。こういう異文化を楽しみながら英語を学び続けると、毎回わくわく楽しみながら勉強することができると思います。今回紹介した表現、ぜひインプットしてみて下さい!
Thank you so much for reading!
この記事が役に立ったと思ったら、ぜひスキ・シェアお願いします!
良かったらフォローもお願いします!
【Buy me lunch. 】 (日本語訳:私に昼食をご馳走してください。笑)