仮面ライダーZO(ゼットオー)
※スピアカのいいねお断り。
つい2日前に仮面ライダーZOなんてのが制作されていたことを初めて知った。
YouTubeにふいに現れたのだが、そもそも雨宮慶太監督のこの頃(2000年前)の作品はだいたい見てるつもりだったから、今知ったことに驚いている。どれくらい驚いたかというと、世界線の移動でもしたのか?!といった大袈裟な有り様。
改造されたショックで山林を彷徨っていた際に落雷にうたれ4年間昏睡、その間、大自然のエネルギーを吸収して、改造を施した博士が想定していたより大きく上回る能力を得た。というラー様が好きそうな設定だよ。
ラー様:黒百合のイマジナリーフレンド。自分の事を地球の存在する太陽系のリーダーだと言い張っていて、弱きを救け、子どもを護りたい存在(という設定)ラー様の話は全部設定でありファンタジーです。
いやあ、私、牙狼はきんぴかしてて好みでなく全く追ってないのだけど、この風合いはいいですね。
同じ博士がつくった適役のドラスの造形はBLACK SUNに引き継がれているような雰囲気ですね。実際に引き継がれているかはさて置き、造形的流れといいますか。
博士の息子、宏くんを護るために戦うというのも美しくて、ラー様好みですな。
気になるタイトルについて。
こちらの動画さんからそのまま引用すると、
ZOの語源は、『ライダー生誕20周年にふさわしいタイトルを』『ライダーの歴史と強さを表すものを』ということで、候補に上がった「20(ツーオー)」をそれぞれアルファベットのZとOに見立てたものなんだぜ。原作者の石ノ森章太郎さんによれば、『Z』は究極、『O』は原点という意味合いも含まれているらしいな。
ということです。
それぞれの紹介動画チャンネルさん、ZOの存在を教えてくれてありがとおおおおお!!
ウイングマン視聴のために登録してたDMMに上がってたので早速見たよ!45分という時間も、今のようなCGではないからこその風合いや、見せたい形へ近づける工夫の醸し出す映像も、見ごたえがあり良いですなあ。CGバリバリはそれはそれで大好きなんですけどね(AI生成以外)
でもってエンドクレジットで流れたジャパンアクションクラブにのけぞった。この頃はまだJAEじゃないのね。何もかもみな懐かしい。
いやあ、久しぶりに雨宮監督作品を初視聴の形で見たよ。それだけに懐かしくも新鮮で楽しいひと時だった。ラー様はどう感じたかな。
ラー様:
わしは懐中時計のオルゴールの音色で表現される、護る者と守られる者の繋がりが起動する形が、少しセンチメンタルで良いと思ったぞ。それから、一時的に取り込まれていたドラスから解放されたときの登場の仕方がカッコ良かったのう。
ああ~そうだねえ。大袈裟な演出は何もないけどカッコいいよねあのシーン。雨宮さんは怖くて気色悪い異形デザインもお上手だけど、ああいう低予算ゆえの、みたいな感じの工夫とか間の取り方が上手な監督の一人だなーと思う。(ZOが低予算かどうかは調べていません)
そういえば、蝙蝠男の手のひらに目があって顔の眼の部分に手を当ててのパフォーマンス、洋画で観た感じがあるなあ。なんだっけ。どっちかがオマージュしております的なやつなのかな。
ラー様:変身!
ラー様が変身!てうなされるのは、昔、昆虫型ヒューマノイドだったときに変身していたからなんだよね?
ラー様:うなされとるわけじゃないぞ。ちたま人のDNAみたいに切られとらんから、ふつうに変身できとったんじゃ。うらやましかろう。
そうだねえ。でも大変なことも沢山あったんじゃない? いつ頃から自分を太陽の子だの光の戦士だのと思うようになったのか興味はあるけどね。
ラー様:昔話でも話して聞かせようかの?
永くなりそうだから今はいらねーです。
★
あの頃見た、雨宮作品たち。
ハカイダーとミカエルのビジュアル対比から物語られるものも良かった。
貴様が正義なら、俺は悪だ。 痺れる。
パッと見美しいほうのミカエルの首ぶっこ抜きもビジュアル的な見どころのひとつだった記憶。